「守るべきものは何か」空飛ぶタイヤ さんにん@㌦㌦さんの映画レビュー(感想・評価)
守るべきものは何か
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巨大組織と中小企業の戦い。まるで国家権力を相手に個人が挑むようなもので、普通なら断念せざるをえない。
十分な証拠もなく反論できず、融資もなく資金繰りも悪化、その上返済を迫られ、さらに被害者家族からの提訴、最後の切り札のメディアにも匙を投げられ、八方塞がりの中で、耐え抜く赤松(長瀬)社長はある意味超人。
あれほど追い込まれれば跳ね返すのは普通なら無理。
でもやっぱり一人では限界。志しを共にする仲間がいないと救われないのが現実。最後に救われて良かった。
でも現実の社会では不条理でも表に出てこない事案も多いのだろうきっと。
組織は組織に属する者でも簡単に切るのにね。中小企業の経営者の苦労と企業社会の怖さを実感させられました。
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