「エストニアを勉強しよう。」1944 独ソ・エストニア戦線 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0エストニアを勉強しよう。

2020年11月23日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

単純

1944年、第二次世界大戦中のエストニア兵達の話。
この映画を観る前にちょいエストニアの歴史を知らないと???に。

前半はドイツ側についたエストニア兵目線。
後半はソ連側についたエストニア兵目線な映画である。

昔から色々な国の支配下に置かれたエストニア。
1940年にもソ連に併合され、その当時ソ連側についたエストニア兵もいるもんだから、1944年ソ連に侵攻し支配下にしたドイツ側のエストニア兵vsソ連のエストニア兵と言う同国の人々どうしの戦争が生まれてしまうのであります。

映画として時系列はそのままに、エストニア兵で有りながらもドイツ側&ソ連側と言う二つの目線を観せてくれたのは面白味を感じさせてくれたし、歴史の情勢的にどちら側にも所属しなきゃならなかったあの双子の弟さんは心情的に辛いよな。や、殺してしまった相手の姉を愛してしまうのは辛いよな。と思ってしまう訳で。
人間ドラマも中々。

戦争としては前半は塹壕戦ばかりで多少つまらなかったが、後半になればなる程お金もかかり面白かったですよ。

「戦争がそうしてしまった」
自由を求めたエストニア人の良いお話でした。

巫女雷男
きりんさんのコメント
2022年4月7日

観ました。

きりん
きりんさんのコメント
2020年11月23日

観てませんが、エストニアのコインと切手は持ってますよ。以前はまって希少品展示会に探しに行きました。
CDは作曲家エドゥアルド・トゥビンを数枚。
映画は「クロワッサンで朝食を」のジャンヌ・モローの相手役(準主役=家政婦)がエストニアからの出稼ぎですね。
旅行ガイドまで所有という、僕もたいがいマイナーな男だと思います(笑)
映画も探してみます。

きりん
bloodtrailさんのコメント
2020年11月23日

巫女雷男さんへ
毎度です!と言うより、こんなマイナー作品に「共感」されて、びっくりしたァw

bloodtrail