「☆☆☆★★★ 兎にも角にもシャーリーズ・セロンの身体を張ったアクシ...」アトミック・ブロンド 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★★ 兎にも角にもシャーリーズ・セロンの身体を張ったアクシ...
☆☆☆★★★
兎にも角にもシャーリーズ・セロンの身体を張ったアクションが凄い!
流石に全てのアクションシーンを自身が勤めている…とは思わない。多少はスタンドイン&CG処理はされているんだろう…と思うのだけど。編集の流れの中で、その際の繋ぎの部分がなかなか分からず。全て本人がアクションシーンをやっている様に見える。その素晴らしさ。
特に凄かったのが中盤で展開された、階段と部屋を縦横無尽にカメラが動き回る超絶長回しによる、ワンシーン・ワンカットのアクションシーン。
直後には(ハリウッド映画らしくない)リアルなカーチェイスと併せ。この場面を観るだけで、充分に入場料の元は取れるとゆうもの。
肝心のストーリーは、騙し騙されの連続でかなり入り組んでいるので、1度見ただけでは理解仕切れない恐れも…。
中盤の超絶長回しアクションシーンの直前に、『海外特派員』を想起させる場面が有り。
終盤には『ダイヤルMを回せ』
そして、シャーリーズ・セロンが黒づくめの衣装で闊歩する場面は、『ファミリー・プロット』でのカレン・ブラックを少し想起させる等、この監督はかなりヒッチコックを意識した画面作りをしているのでは?と思ったのですが。果たして真相や如何に!
オープニングとエンディングで流れるデビット・ボウイの歌が嵌っていてカッコイイっす。
(2017年10月21日 TOHOシネマズ西新井/スクリーン4)
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