ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
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GET OUTの意味
白人の彼女の実家に行くことになった黒人男性が出会う違和感を描いたホラー。
序盤は人種問題を考えさせられる雰囲気だったが、後半は想像していなかった展開に。ミスリードもなかなかうまく、なるほどー!と納得する結末だった。
それにしても使用人の黒人役の女優の演技が凄かった。終わった後に思い返すとさらにすごいことがわかる。
「ジャングル・フィーバー」?
アメリカでは、製作途上、特に話題になることもなく、公開して評判が高まる新進気鋭の監督作品が時々現れる。本作もそんな1本である。
ホラーテイストで人種差別をテーマにしたということで評判が高かった。
本作は、ホラーでもないし、人種差別を前面に押し出している作品でもなかった。
クリス(ダニエル・カルーヤ)が巻き込まれる不可思議な出来事を描いている。
ジョーダン・ピールはコメディアンということだが、映像感覚は秀でたものを持っている。脚本も自分で書いていて、今後コンスタントに作品を発表できれば要注目のフィルムメーカーになるであろう。日本にもコメディアンで世界的な映画監督になった北野武という例もあることだし。
もつべきものは、やっぱり友達、かな?
これは良い
「どうもなんかおかしい」って話が続いてくのね。まあサスペンスだと思って観てるから「これは、主人公の恋人が実は悪い奴だ」とあたりを付けてんだけど、その通り。
そこから「どうすんのかなあ?」と思って観てたら、やっつけてったね。そこは意外だった。そんな直接的にやっちゃうんだって。
他人の体を乗っ取るのに脳を手術するっていうアナログ感が良かったな。いまなら「脳内データをデジタル化して」とかコンピュータ使いそうなもんだけど。
それで、元の意識が一部残るからおかしな反応が起きるところがあるとか、辻褄がビシッと合ってる設定が良かった。
それにしても、主人公、写真撮って送っといて良かったよね。
上々でした。
ビンゴカードがどれもハズレなしでビンゴになってる所で「ええっ?」となってそこから無言で「落札」するまでのシーンにしびれた。ほぼ構図が見えた瞬間だった。恐るべき秘密結社の目的が'70年代らしきビデオ映像で創設者によって語られるシーンも秀逸(この創設者が今も恐ろしい方法で生きていたわけだが)。昔のCMのような映像でアメリカの片田舎ならありそうな雰囲気が漂う。しかし最も凄いと感じたのは、女性の使用人が主人公のスマホを触った理由を説明に来て、主人公の問いに混乱する様を表情だけで見事に演じて見せた所。かなりアップでスクリーンに大きく映し出されていて、不自然な笑顔、涙、悲しみ、また笑顔と次々表情が入り交じる難しいシーン。秘密が明らかになるとこの表情の意味が分かるのだが、凄すぎる。この人にアカデミー賞あげて下さい! それと、この秘密結社の餌食となった場合の怖さといったら、まさに生き地獄に落とされるわけで本当に恐ろしい。くだんの女性使用人の涙もそのせいであったと分かると胸が苦しくなるほど。
かなり精神的に揺さぶられました。キレのいいサスペンススリラーでした。
謎解き。
予備知識なしで余計な勘繰りをせず観ると最高の作品
正直
この系統の作品は見飽きた感ある。
酷い話、インビテーションよりハラハラしなかったし、ギフトより想像通りの展開だった。面白いところは面白いだけどね!!
最初、頭でドアノックしちゃうキュートさもあり、警官に食ってかかる芯の強いキーラナイトレイ要素もあるめちゃくちゃいい感じの彼女からして怪しくてですね。伏線もバリバリだし。
ただオープニングに関しては百点満点ではなかろうか!!!あの音楽に合わせた動きよ!見応えあったよね!!
正直なところDVDスルーでよかったです。
まさかの...
音でビビらせてくるので劇場向き
ファニーゲームUSAっぽい、後味はこっちのほうが断然いいが。
あながちフィクションとも思えない感じがするのは、トランプ政権下のアメリカ映画だからか。
ジャックリーチャーで学んだTSAが活躍!
犬もチョロっと
まあまあだった
現代も人種差別があり、それを告発するようなヒリヒリするサスペンス映画かと思ったらとんでもSFみたいな話だった。もっとも信頼すべき彼女が一番悪いとわかった時は驚いた。
快作スリラー
伏線=フック=トリガー
始めにどなたか、『SUNKEN PLACE』の字幕、どう書いてあったか憶えていたら教えて下さい。なかなか上手い日本語訳だった筈だったのですが、すっかり失念です(泣
業務連絡はそこそこに、今作品、なかなか人を喰ったような構図になっているところが絶妙である。ホラーのイメージで予告をし、黒人差別を匂わせて、結局、或る意味黒人賛美だからこその脳移植によるブラックジャックなブラックジョークにオチを付けた、結局ホラー映画ってことで、どんどんストーリー展開が転がってゆく。いくつか、伏線が張られるのだが、実は自分自身そんなに回収ができず、鑑賞後のネットでのネタバレサイトで気付いたくらいだ。それ位、今作品、ちょっと難しい、頭の回転の速い人向の内容なのではと思う。説明してくれれば簡単だし、すぐ理解出来る答なので、無理やりこじつけた伏線ではないのが又、頭脳ゲームを連想させる運びである。只、細部は一寸強引なシーンや演出(あの状況で、フラッシュを焚くことをするとか、色々な男を誘拐できるのかとかetc::.
)は、計算されたシークエンスなだけにぼやけてしまった感が感じられる。
とはいえ、役者陣、とりわけブラックの人達の演技はしなやかさを通り越し、それこそパンサー的な動きを感じざるを得ない。
だからこそ、恋人役の白人女性のサイコパス感をもっと演出できたらなぁと悔やまれる。
差別意識を逆手に取った巧妙なB級ホラー
実に良く出来たB級ホラーだ。B級ホラーとしての楽しみが存分に溢れており、そしてB級ホラー的な演出の細部が行き届いているので、分かっていながらまんまと騙され、分かっていながらもまんまとドキッとさせられ、分かっていながらまんまとハラハラしてしまう快感。良く出来ているからと言ってA級ホラーになるわけではない。けれども、手を抜くからB級なわけでもない。この映画にはB級ホラーとしての研ぎ澄まされたものを感じるほど。笑いどころもあるし、興奮どころもある。エンターテインメント感も満載で、極上のB級ホラーを楽しむという感じ。
この映画がユニークなのは「B級ホラーと見せかけて、実は差別の物語」なのではなく、むしろその逆で「差別問題の物語に見せかけたB級ホラー」をやってのけたところだと私は思う。物語が、観客一人一人がそれぞれ潜在的に抱えている差別意識を見事に利用して構成されたものになっているのが、B級ホラーとは言えなかなか巧妙な部分で、それはやはり多民族国家であるアメリカという土壌ならではのものだなと感じた。受け手側の無意識化にある差別意識を逆手に取り、そこをあえて刺激して作為的に物語をカムフラージュしながら、しっかりとしたB級ホラーの筋書きが仕上がっているという妙技。この映画を見ながら、ついつい人種や差別や人権のことを意識してしまうだろう。映画はそれを見越したうえで「え?差別?違うよ、この映画はB級ホラーだよ?」という顔を見せる。だから尚更、見ている側は差別を意識させられる。でも見終わった後は、B級ホラーを楽しんだ満足感が残る。うん、面白い。
ホラーを映画館で観るのはかなり久しぶりだったけれど、なんだかジェットコースターやお化け屋敷に近いような感覚の楽しみがあって悪くないなぁとこの作品でホラー映画をかなり見直した。なんとなくホラー映画は深夜に退屈を持て余して自宅のテレビで見るものだという気がしていたけれど、映画館で見るとまた少し違ったアトラクション的な楽しみのあるジャンルなのかもなと感じ、今後ちょっとホラー映画でも映画館へ足を運んでみようかなぁと思うようになった。
なぜそう考えつく⁉︎w
美しいB級ホラーの詰め合わせ
純粋なスリラーかと思ったら・・・
14時台からの上映を押さえようと、10時台にチケットを押さえに行ったら・・・
座席の6割位が埋まっているとなる状況。
「こんなマニアックな作品が何で?」
と思ったが、物好きが集まっていただけのような気がする・・・
まぁ、いいや。
あまり見ない黒人と白人カップル。
怪しい白人一家。
ロボットのような黒人のお手伝い。
人里から離れた豪邸。
と、キーワードは揃っているのに何だか活かせていないんだよね。
追われて逃げるなる展開も普通だったし。
狙いが発覚するまでは、あれこれ考えながら鑑賞していたけど、発覚した後の展開がブラックユーモアって感じなのかな。
ここが理解出来ると、何だかコメディ作品に見えちゃう不可思議な作品でした。
まぁ、コメディアンが監督した作品なので、こうなるのも仕方がないかも。
当方、飛躍しないネタのスリラーのつもりで鑑賞しに行ったので。
しかしながら、タイトルの意味が分からなかった。
大体、ラストでタイトルの意味を明かしてくるパターンが結構あるんだけど。
セルフも1回位しか出なかったように思えたし。
うわ〜〜(笑)
スリラーやホラーは苦手なのでまず観ないですが
それでも、そんなに怖くはなかったので
怖いのが好きな方には物足りないかもしれないけど
仕掛けが新しいので話として十分面白く観られると思います。
黒人俳優陣の演技がすごかった!!
感情が有る様な、無い様な〜〜
だから余計に不気味さが倍増する〜〜。
SF映画を観る時の様になんであの円盤は飛んでるんだ?
なんて考えずに、エンターテインメントとして
楽しむ分には面白いです。
ラストは、最近のあの国のニュースをよく知ってる方なら
リアルにホッとします。
に、しても結局それは差別なのか??賛美なのか??
冷静に考えると答えが出ないですね〜〜
★もう一度観るなら?
「悪い作品では無いけどもういい」
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