ゲット・アウトのレビュー・感想・評価
全404件中、301~320件目を表示
彼女が一番怖かった
メイドのNo No,nonononoに字幕を付けなかったのが上手いなと思いました。ホラーものなので、やっぱり全体的には怖いんですが、ストーリーが巧みなので、怖い以外の面白さがありました。親友の航空警察は何者って感じだし。彼女が初めと終わりで全然の別人みたいで、ここが一番怖かった。
GET OUTの意味
「ジャングル・フィーバー」?
アメリカでは、製作途上、特に話題になることもなく、公開して評判が高まる新進気鋭の監督作品が時々現れる。本作もそんな1本である。
ホラーテイストで人種差別をテーマにしたということで評判が高かった。
本作は、ホラーでもないし、人種差別を前面に押し出している作品でもなかった。
クリス(ダニエル・カルーヤ)が巻き込まれる不可思議な出来事を描いている。
ジョーダン・ピールはコメディアンということだが、映像感覚は秀でたものを持っている。脚本も自分で書いていて、今後コンスタントに作品を発表できれば要注目のフィルムメーカーになるであろう。日本にもコメディアンで世界的な映画監督になった北野武という例もあることだし。
もつべきものは、やっぱり友達、かな?
これは良い
「どうもなんかおかしい」って話が続いてくのね。まあサスペンスだと思って観てるから「これは、主人公の恋人が実は悪い奴だ」とあたりを付けてんだけど、その通り。
そこから「どうすんのかなあ?」と思って観てたら、やっつけてったね。そこは意外だった。そんな直接的にやっちゃうんだって。
他人の体を乗っ取るのに脳を手術するっていうアナログ感が良かったな。いまなら「脳内データをデジタル化して」とかコンピュータ使いそうなもんだけど。
それで、元の意識が一部残るからおかしな反応が起きるところがあるとか、辻褄がビシッと合ってる設定が良かった。
それにしても、主人公、写真撮って送っといて良かったよね。
上々でした。
ビンゴカードがどれもハズレなしでビンゴになってる所で「ええっ?」となってそこから無言で「落札」するまでのシーンにしびれた。ほぼ構図が見えた瞬間だった。恐るべき秘密結社の目的が'70年代らしきビデオ映像で創設者によって語られるシーンも秀逸(この創設者が今も恐ろしい方法で生きていたわけだが)。昔のCMのような映像でアメリカの片田舎ならありそうな雰囲気が漂う。しかし最も凄いと感じたのは、女性の使用人が主人公のスマホを触った理由を説明に来て、主人公の問いに混乱する様を表情だけで見事に演じて見せた所。かなりアップでスクリーンに大きく映し出されていて、不自然な笑顔、涙、悲しみ、また笑顔と次々表情が入り交じる難しいシーン。秘密が明らかになるとこの表情の意味が分かるのだが、凄すぎる。この人にアカデミー賞あげて下さい! それと、この秘密結社の餌食となった場合の怖さといったら、まさに生き地獄に落とされるわけで本当に恐ろしい。くだんの女性使用人の涙もそのせいであったと分かると胸が苦しくなるほど。
かなり精神的に揺さぶられました。キレのいいサスペンススリラーでした。
謎解き。
予備知識なしで余計な勘繰りをせず観ると最高の作品
正直
この系統の作品は見飽きた感ある。
酷い話、インビテーションよりハラハラしなかったし、ギフトより想像通りの展開だった。面白いところは面白いだけどね!!
最初、頭でドアノックしちゃうキュートさもあり、警官に食ってかかる芯の強いキーラナイトレイ要素もあるめちゃくちゃいい感じの彼女からして怪しくてですね。伏線もバリバリだし。
ただオープニングに関しては百点満点ではなかろうか!!!あの音楽に合わせた動きよ!見応えあったよね!!
正直なところDVDスルーでよかったです。
まさかの...
音でビビらせてくるので劇場向き
ファニーゲームUSAっぽい、後味はこっちのほうが断然いいが。
あながちフィクションとも思えない感じがするのは、トランプ政権下のアメリカ映画だからか。
ジャックリーチャーで学んだTSAが活躍!
犬もチョロっと
まあまあだった
現代も人種差別があり、それを告発するようなヒリヒリするサスペンス映画かと思ったらとんでもSFみたいな話だった。もっとも信頼すべき彼女が一番悪いとわかった時は驚いた。
快作スリラー
伏線=フック=トリガー
始めにどなたか、『SUNKEN PLACE』の字幕、どう書いてあったか憶えていたら教えて下さい。なかなか上手い日本語訳だった筈だったのですが、すっかり失念です(泣
業務連絡はそこそこに、今作品、なかなか人を喰ったような構図になっているところが絶妙である。ホラーのイメージで予告をし、黒人差別を匂わせて、結局、或る意味黒人賛美だからこその脳移植によるブラックジャックなブラックジョークにオチを付けた、結局ホラー映画ってことで、どんどんストーリー展開が転がってゆく。いくつか、伏線が張られるのだが、実は自分自身そんなに回収ができず、鑑賞後のネットでのネタバレサイトで気付いたくらいだ。それ位、今作品、ちょっと難しい、頭の回転の速い人向の内容なのではと思う。説明してくれれば簡単だし、すぐ理解出来る答なので、無理やりこじつけた伏線ではないのが又、頭脳ゲームを連想させる運びである。只、細部は一寸強引なシーンや演出(あの状況で、フラッシュを焚くことをするとか、色々な男を誘拐できるのかとかetc::.
)は、計算されたシークエンスなだけにぼやけてしまった感が感じられる。
とはいえ、役者陣、とりわけブラックの人達の演技はしなやかさを通り越し、それこそパンサー的な動きを感じざるを得ない。
だからこそ、恋人役の白人女性のサイコパス感をもっと演出できたらなぁと悔やまれる。
差別意識を逆手に取った巧妙なB級ホラー
実に良く出来たB級ホラーだ。B級ホラーとしての楽しみが存分に溢れており、そしてB級ホラー的な演出の細部が行き届いているので、分かっていながらまんまと騙され、分かっていながらもまんまとドキッとさせられ、分かっていながらまんまとハラハラしてしまう快感。良く出来ているからと言ってA級ホラーになるわけではない。けれども、手を抜くからB級なわけでもない。この映画にはB級ホラーとしての研ぎ澄まされたものを感じるほど。笑いどころもあるし、興奮どころもある。エンターテインメント感も満載で、極上のB級ホラーを楽しむという感じ。
この映画がユニークなのは「B級ホラーと見せかけて、実は差別の物語」なのではなく、むしろその逆で「差別問題の物語に見せかけたB級ホラー」をやってのけたところだと私は思う。物語が、観客一人一人がそれぞれ潜在的に抱えている差別意識を見事に利用して構成されたものになっているのが、B級ホラーとは言えなかなか巧妙な部分で、それはやはり多民族国家であるアメリカという土壌ならではのものだなと感じた。受け手側の無意識化にある差別意識を逆手に取り、そこをあえて刺激して作為的に物語をカムフラージュしながら、しっかりとしたB級ホラーの筋書きが仕上がっているという妙技。この映画を見ながら、ついつい人種や差別や人権のことを意識してしまうだろう。映画はそれを見越したうえで「え?差別?違うよ、この映画はB級ホラーだよ?」という顔を見せる。だから尚更、見ている側は差別を意識させられる。でも見終わった後は、B級ホラーを楽しんだ満足感が残る。うん、面白い。
ホラーを映画館で観るのはかなり久しぶりだったけれど、なんだかジェットコースターやお化け屋敷に近いような感覚の楽しみがあって悪くないなぁとこの作品でホラー映画をかなり見直した。なんとなくホラー映画は深夜に退屈を持て余して自宅のテレビで見るものだという気がしていたけれど、映画館で見るとまた少し違ったアトラクション的な楽しみのあるジャンルなのかもなと感じ、今後ちょっとホラー映画でも映画館へ足を運んでみようかなぁと思うようになった。
なぜそう考えつく⁉︎w
美しいB級ホラーの詰め合わせ
全404件中、301~320件目を表示