「制作側の愛を感じない」デジモンアドベンチャー tri. 第5章「共生」 danonb10さんの映画レビュー(感想・評価)
制作側の愛を感じない
デジモンtriを観に来ている方々って、子供の頃アニメにハマったとか、実際にデジモンで遊んでいたとか、何かしら思い出だったり、作品やキャラに対する愛があって観に来ていると思うんですよね。
そして、少なくともデジモンアドベンチャーや02の時は、制作側からもそのような思いを感じるような作品だったと思います(思い出補正はあると思いますが)。
しかしこの作品からは、制作側の愛を感じません。
「とりあえず進化シーンと戦闘シーンがあればいいでしょ」、「カッコイイ感じのセリフを言わせておけばいいでしょ」、「伏線ぽいの張っておけばいいでしょ」、「デジモンを可愛く表現しておけばいいでしょ」みたいな、やっつけ感しか感じません。
場当たり的な展開と、青臭いチープなセリフ、適当な作画に、途中から観るのが辛くなりました。
6部作の大作ですよね?アニメなら1.5〜2クール分ありますよね?
もっと設定練ったり、分かりやすい表現にしたりできなかったのでしょうか?
個人的には、大事な思い出が汚された気分です。
まぁ、ここまで来たから最後まで見ますけどね。
最終章では、制作側からの愛を感じるような作品になることを切望します。
最後に、最終章のサブタイトルにも文句あり!今まではサブタイトル漢字2文字で揃えてたのに、何故最終章だけ違うの!?
長文、失礼致しました。
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