トンネル 闇に鎖(とざ)された男のレビュー・感想・評価
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利己的韓国人文化
管理体制のサスペンス。
映画のモチーフになった事件の一部は、
『セウォール号』の沈没事件の政府の対応をモチーフにしてると思う。
とにかく始まってすぐ、トンネルにとじ込まれる、でもその間にも、主人公の性格を描いている部分が素晴らしい。
レスキュー隊は、隊長は熱血漢だが、どこか抜けている。
団員達はトコトン間抜けで所々イラッとくる。
トンネル崩落の際に活躍する重機械は初めて観たし、レスキュー作業の工程もしっかり描いていて良かった。
救出に時間が掛かれば掛かる程、世論が無関心になり、しまいには、命よりお金が重視される。
そんな世間の動きが、嫌になる位に描かれる。
あと、マスコミが卑劣過ぎて、本当にイライラするが、ある一言が、溜飲を下げてくれる。
レスキューや、パニックより、ドキドキした映画だった。
よかった
すごい面白い映画であると聴いて、大いに期待して見たせいか、まあまあだった。トンネル崩落事故としてかなり100%に近い表現であったと思うのだけど、題材としてそれほど魅力的でなく、限界があると思った。
同じく閉じ込められた女の子に主人公は水をあげるのだが、果たしてオレが同じ立場だったら、それができるかどうか考えると苦しくなる。主人公はちょっとケチっていたのが、誠実で優しい人でもそうなんだとすごくリアルだった。もっと自分本位な登場人物だったら見れたものでなくなっていただろう。ちょっと見たい気もする。
トンネルが崩落して主人公が閉じ込められる…というパニック映画。 思...
トンネルが崩落して主人公が閉じ込められる…というパニック映画。
思った以上によくできた映画だった。
閉じ込められた瞬間、息苦しく感じ、客席から出たくなったほどリアリティーがあった。
閉所恐怖症の人は絶対見ないほうがいい…かな。
とはいえ、もちろん、ずっと暗闇続きではない。
主人公の心の動き、救出しようと懸命な人たちの様子は丁寧に描写されるし、外とのやり取りやそこから浮かび上がる韓国社会への皮肉…などなかなか面白い。
ここまで立派な、ちゃんとした映像表現ができるのに、なんで日本には理不尽なことばっかり言ってっ来るのか、と余計なことも思ってしまった。
この映画をわざわざ見ようという人は、韓国社会、韓国人をいくらかでも理解しようと思う人たちだろうけど、やはり韓国の日本への感情は相変わらずねじ曲がってるよね。
ここの映画館は韓流作品の上映も多いけど、「ラスト・プリンセス」はどんな作品なのかな。東京ではもう上映終わったのかな。
ハ・ジョンウ、 ペ・ドゥナ 、オ・ダルスという日本でもお馴染みの3...
国民に見捨てられた男
上半期ベスト級の傑作パニック映画!
監督が
「最後まで行く」のキム・ソンフン
主演が
「お嬢さん」のハ・ジョンウと
「空気人形」のペ・ドゥナ
「弁護人」のオ・ダルス
この時点で期待度ガン上がりで観賞した結果
予想以上に面白いパニック映画で
映画が終わった瞬間に左手をサムズアップしました!
物語の構造は、基本的にパニック映画のテッパンフォーマットを
踏襲しつつ、「私欲・経済のために命を捨てる」体制側に対して
観客に確実にヤダ味をもたらしてくれる物語!
ほとんど文句なしです!!!
欲を言えば、もう一人の被害者とのカラミは
図面が間違っていたせいで掘削場所を間違えて絶望するところまで
引っ張っておいて、絶望が最高潮に入った瞬間に終わらせたほうが
主人公の追い込まれている感じが強調されてもっと良かったなと
感じました!
とはいっても、個人的には
上半期、いや今年のベスト級映画になることは間違いない
傑作でした!!!
飽きさせない展開。
韓国映画らしいパニック映画
シナリオがいい
何もできない政府が人災を招く
面白い!
よくぞ2時間強。
テンポよし
韓国製サバイバル映画にハジョンウとペドゥナが!
と言うわけで見てきた
ますば映画全体を通してテンポ良く行こうという姿勢にすごく好感を持った。
映画開始後すぐに 流石韓国映画はCG技術がしっかりしてるなー と感心するトンネル崩落シーンが始まって、そこからはとにかく映画をダレさせないよう少しづついろんな要素が散りばめられているので見てて飽きない 。 あとトンネルの中でも外でもわりと重い出来事がちょくちょく起こるのに、笑いを忘れない心意気も良かった。犬ちゃん大活躍。トンネル内部のセット、特に瓦礫に囲まれた車内の埃っぽい様子とかのセットの作り込みもすごく良かった。
ただ事態を持続させる為に色んなことを起こし続けた結果若干ストーリーが歪んでしまってるところもあったように感じた。特に主人公がなぜトンネル内で生き残れるのかという点が、映画を通してずっと何らかのロジックがあったのに、最後の最後だけなんで助かったのかについて明快なロジックがなく、勢いで持っていってるところは少し残念。
でもラストの主人公のトンネルから出ての第一声はこの辺りの歪みを消し飛ばす爽快さだったので最終的にはエンターテイメントサバイバル映画として申し分ない出来だったと思う。
犬タフだな とか バッテリーってそんな持つんだ とか素朴な疑問もあったけど 自分が知らないだけでそう言うものなんだろう
技術力に裏打ちされた韓国映画の質の高さに改めて感心する一本だった
ハ ジョンウ の魅力
ほぼ全編埃まみれのハ ジョンウがパグちゃんを相棒に暗闇の中転げ回る。ファンにとって至福の時間が過ごせます。多少のスリルとラブストーリーもありますが、それ程ひねり等はなし。トンネル崩落シーンと災害現場の外観は一見の価値ありです。
どこまで本気!?
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