トンネル 闇に鎖(とざ)された男のレビュー・感想・評価
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利己的韓国人文化
途中まで凄く面白かったけど、中だるみして中盤から後半キツかった。
自分の身にもいつ起こるか分からないリアリティと緊迫感は面白かったけど、2時間は長い気がしたし、ダラダラしてると何でこれをしない!何でそれをするんだ!という矛盾が目に付くように思う。
韓国の利己的な文化はコントみたいで面白いけど、この社会の可笑しさが分からず生きてる人と、この可笑しさを映画にして映画がヒットする韓国って面白い国だなと思った。
管理体制のサスペンス。
映画のモチーフになった事件の一部は、
『セウォール号』の沈没事件の政府の対応をモチーフにしてると思う。
とにかく始まってすぐ、トンネルにとじ込まれる、でもその間にも、主人公の性格を描いている部分が素晴らしい。
レスキュー隊は、隊長は熱血漢だが、どこか抜けている。
団員達はトコトン間抜けで所々イラッとくる。
トンネル崩落の際に活躍する重機械は初めて観たし、レスキュー作業の工程もしっかり描いていて良かった。
救出に時間が掛かれば掛かる程、世論が無関心になり、しまいには、命よりお金が重視される。
そんな世間の動きが、嫌になる位に描かれる。
あと、マスコミが卑劣過ぎて、本当にイライラするが、ある一言が、溜飲を下げてくれる。
レスキューや、パニックより、ドキドキした映画だった。
よかった
すごい面白い映画であると聴いて、大いに期待して見たせいか、まあまあだった。トンネル崩落事故としてかなり100%に近い表現であったと思うのだけど、題材としてそれほど魅力的でなく、限界があると思った。
同じく閉じ込められた女の子に主人公は水をあげるのだが、果たしてオレが同じ立場だったら、それができるかどうか考えると苦しくなる。主人公はちょっとケチっていたのが、誠実で優しい人でもそうなんだとすごくリアルだった。もっと自分本位な登場人物だったら見れたものでなくなっていただろう。ちょっと見たい気もする。
ただの救出劇だけでなくて、韓国の政府とマスコミをよく風刺した作品で...
ただの救出劇だけでなくて、韓国の政府とマスコミをよく風刺した作品です。
もしこの事故は台湾で起これば、政府はどう対応するのか?
韓国あまり好きじゃないけど、これは後味を残す傑作ですね。
トンネルが崩落して主人公が閉じ込められる…というパニック映画。 思...
トンネルが崩落して主人公が閉じ込められる…というパニック映画。
思った以上によくできた映画だった。
閉じ込められた瞬間、息苦しく感じ、客席から出たくなったほどリアリティーがあった。
閉所恐怖症の人は絶対見ないほうがいい…かな。
とはいえ、もちろん、ずっと暗闇続きではない。
主人公の心の動き、救出しようと懸命な人たちの様子は丁寧に描写されるし、外とのやり取りやそこから浮かび上がる韓国社会への皮肉…などなかなか面白い。
ここまで立派な、ちゃんとした映像表現ができるのに、なんで日本には理不尽なことばっかり言ってっ来るのか、と余計なことも思ってしまった。
この映画をわざわざ見ようという人は、韓国社会、韓国人をいくらかでも理解しようと思う人たちだろうけど、やはり韓国の日本への感情は相変わらずねじ曲がってるよね。
ここの映画館は韓流作品の上映も多いけど、「ラスト・プリンセス」はどんな作品なのかな。東京ではもう上映終わったのかな。
ハ・ジョンウ、 ペ・ドゥナ 、オ・ダルスという日本でもお馴染みの3...
ハ・ジョンウ、 ペ・ドゥナ 、オ・ダルスという日本でもお馴染みの3人の熱演で、大変に緊迫感のあるエンタメに仕上がった韓国映画。崩落により閉じ込められたこの状況では、水そして酸素の確保がキモだろうが酸素の方はスルーなのか。でも面白い。政府、マスコミを皮肉って尚且つ笑いも随所に。 パグ犬のワンコが実にイイ味出してた。
国民に見捨てられた男
手抜き工事によって崩れたトンネルに埋められてしまった主人公の話。
2時間の中で、見飽きたり、退屈になった時間は一度もありませんでした。ハラハラとドキドキの連発で、興奮させられました。
助かりそうで助からないところがとてもよくできていて、とても楽しかった。最後の、「お前ら全員クソだ!」というシーンは印象に残ります。
この映画はを観ると、人命が何より大切なのだということを改めて感じさせられます。当たり前だけど、それができていないのだなと感じました。ただ、日本では、国民を見捨てるなんてことはまずないでしょうね。
上半期ベスト級の傑作パニック映画!
監督が
「最後まで行く」のキム・ソンフン
主演が
「お嬢さん」のハ・ジョンウと
「空気人形」のペ・ドゥナ
「弁護人」のオ・ダルス
この時点で期待度ガン上がりで観賞した結果
予想以上に面白いパニック映画で
映画が終わった瞬間に左手をサムズアップしました!
物語の構造は、基本的にパニック映画のテッパンフォーマットを
踏襲しつつ、「私欲・経済のために命を捨てる」体制側に対して
観客に確実にヤダ味をもたらしてくれる物語!
ほとんど文句なしです!!!
欲を言えば、もう一人の被害者とのカラミは
図面が間違っていたせいで掘削場所を間違えて絶望するところまで
引っ張っておいて、絶望が最高潮に入った瞬間に終わらせたほうが
主人公の追い込まれている感じが強調されてもっと良かったなと
感じました!
とはいっても、個人的には
上半期、いや今年のベスト級映画になることは間違いない
傑作でした!!!
飽きさせない展開。
完全な絶望じゃなく、救えそうで救えない。これが絶妙。
シナリオがとてもいいです。
出てくる人間がクズばっかですが、
主人公、救助隊のキムさんのようなまともな人間が
出てきてほっとします。カッコよさが際立ちます。
この映画は風刺的なものもあるようです。トンネル事故とその対応。
舞台が韓国だからあり得そうなストーリー。
そういうリアリティがある映画。
韓国映画らしいパニック映画
ハ・ジョンウは見た目あまりパッとしない役者さんですけど面白い映画に沢山出てるので好きな役者さんです。
冒頭でいきなりトンネルが崩壊してしまってそれからは車に中で埋められた状態になり、携帯とペットボトル2本の水とケーキが使える物であとは救助待ち(^^;
ここからどう展開するかがパニック映画!
1番驚いたのが妻がラジオで救助隊撤退を伝えた時(^^;
1番笑えたのが救助隊の責任者が尿を飲んだくだり^ ^
笑えるシーンはいくつかあったので飽きない展開でした^ ^
最後の「全員クソだ」ってところも韓国映画らしい。
楽しめるパニック映画でした^ ^
シナリオがいい
面白かった。トンネルの崩落で閉じ込められた男の救出劇に、2時間以上という長尺持つのかという懸念は杞憂だった。シナリオの勝利だな。悲惨な状況にも乾いたユーモアがあって笑える。しかし、一点。Galaxyのバッテリー、どんだけ長持ち!w
何もできない政府が人災を招く
手抜き工事による恐るべき人災の話
トンネルの崩落事故によって、閉じ込められてしまった男性をハ・ジョンウが、彼の妻をぺ・ドゥナが、救助隊の隊長をオ・ダルスが演じる
そういえば、セウォル号事故の後、人災による事故が続いて、韓国では政治不信になっていたことを思い出す。
この映画でも、何も有益なことをしようとしない政府を皮肉たっぷりに描いている
先日観た「バーニング・オーシャン」にも通じるところがあって、なぜ、人災は起こるのかを考えさせられる作品になっている
面白い!
ストーリーは素晴らしい。笑いのところもいいタイミングで、緊張感の中うまいバランスだ。
気になるかどうかで評価が分かれるだろうなあと思うのが、映画の中のリアリティが甘いところ。
2週間わずかな水だけとは思えない健康さ。膨よかさ。
あと二日も気づかない〇〇とか、
それ、もっと前にできるやろとか、
犬。。。
この辺りの、ツッコミどころに蓋できれば、楽しめます。
よくぞ2時間強。
このシチュエーションで話を綴れたなー、と。
人命をイベントネタにしちゃったり、何でもかんでも政治ネタにしちゃう長官とか、いかにも韓国的な心情満載。
オープニングであっという間にトンネル崩しちゃってこの先どうするのかと思ったら予想外なネタを突っ込んでくるし。はしばしに気の抜けた話を挟むのもグッド。緊張感一辺倒だとかなり疲れそう。
さすがな、なかなか先の読めない韓国らしい作品でした。
隊長のオ・ダルスがいつものごとくいい味だしてるし。
お前らみんなクソだな、セリフ、この一言で全て完結。
テンポよし
韓国製サバイバル映画にハジョンウとペドゥナが!
と言うわけで見てきた
ますば映画全体を通してテンポ良く行こうという姿勢にすごく好感を持った。
映画開始後すぐに 流石韓国映画はCG技術がしっかりしてるなー と感心するトンネル崩落シーンが始まって、そこからはとにかく映画をダレさせないよう少しづついろんな要素が散りばめられているので見てて飽きない 。 あとトンネルの中でも外でもわりと重い出来事がちょくちょく起こるのに、笑いを忘れない心意気も良かった。犬ちゃん大活躍。トンネル内部のセット、特に瓦礫に囲まれた車内の埃っぽい様子とかのセットの作り込みもすごく良かった。
ただ事態を持続させる為に色んなことを起こし続けた結果若干ストーリーが歪んでしまってるところもあったように感じた。特に主人公がなぜトンネル内で生き残れるのかという点が、映画を通してずっと何らかのロジックがあったのに、最後の最後だけなんで助かったのかについて明快なロジックがなく、勢いで持っていってるところは少し残念。
でもラストの主人公のトンネルから出ての第一声はこの辺りの歪みを消し飛ばす爽快さだったので最終的にはエンターテイメントサバイバル映画として申し分ない出来だったと思う。
犬タフだな とか バッテリーってそんな持つんだ とか素朴な疑問もあったけど 自分が知らないだけでそう言うものなんだろう
技術力に裏打ちされた韓国映画の質の高さに改めて感心する一本だった
ハ ジョンウ の魅力
ほぼ全編埃まみれのハ ジョンウがパグちゃんを相棒に暗闇の中転げ回る。ファンにとって至福の時間が過ごせます。多少のスリルとラブストーリーもありますが、それ程ひねり等はなし。トンネル崩落シーンと災害現場の外観は一見の価値ありです。
どこまで本気!?
トンネル崩落事故に巻き込まれた男の話。
お国柄もあるし、マスコミや政治家に風刺をきかせているのはわかるけど、被災者を含む全ての登場人物の言動に危機感や緊迫感がなく、そんなアホなの連続で白けてしまい折角のストーリーが台無し気味。
最後の台詞と親指とに少し救われたけど、こういうのはもっと真剣にみせた後の方が効果あるだろうに。
もったいなさ過ぎた。
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