「期待していたのとは違う方向性の作品でした。」トンネル 闇に鎖(とざ)された男 刺繍屋さんの映画レビュー(感想・評価)
期待していたのとは違う方向性の作品でした。
クリックして本文を読む
シチュエーションとしては以前から時々見掛けますし、展開は王道と言って良いかと思いますが、なかなか面白かったです。
ツッコミどころは多々あるのですが、(例えば、閉じ込められた際ケーキを食べたりしていますが、甘い物を食べると必然的に水が欲しくなるので、水が少ない場合は我慢するべきでしょうし、当然お喋りも控えた方が良いでしょうし、そもそも水自体も数日35日を乗り切るには少な過ぎでしたしね。スマホのバッテリーもかなり優秀でしたねw)そう言った細かい点を除けば、この絶望的な状況をどう乗り切っていくのか先が気になる展開で、飽きずに最後まで観れました。
穴を掘る場所を間違えたり、例え絶望的な状況でも日本なら決して見捨てたりしないでしょうが、ここら辺が韓国人らしいところですよね。
良い人よりも下衆な人間が多いところも韓国らしかったです。
ただ、言わせてもらうと…
主人公もとても良い人で応援したくなってしまいますし、良いお話として纏まっていますが、自分が韓国映画に求めるものはちょっと違うんですよね。
この邦題ですし、もっと胸糞が悪くなるような、例えば元々犬を食べる習慣のある国ですし、パグを殺して食料にするとか、先に死んでしまった女性を食べようと悩むとか、助け出された後にカニバリズムが発覚して映画が終わるような…自分の偏見ですが、そう言ったお話の方が韓国らしいような気がするんですよね。
是非ともそのような方向で映画を作って欲しかったです。
コメントする