「テンポよし」トンネル 闇に鎖(とざ)された男 Movieアパートさんの映画レビュー(感想・評価)
テンポよし
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韓国製サバイバル映画にハジョンウとペドゥナが!
と言うわけで見てきた
ますば映画全体を通してテンポ良く行こうという姿勢にすごく好感を持った。
映画開始後すぐに 流石韓国映画はCG技術がしっかりしてるなー と感心するトンネル崩落シーンが始まって、そこからはとにかく映画をダレさせないよう少しづついろんな要素が散りばめられているので見てて飽きない 。 あとトンネルの中でも外でもわりと重い出来事がちょくちょく起こるのに、笑いを忘れない心意気も良かった。犬ちゃん大活躍。トンネル内部のセット、特に瓦礫に囲まれた車内の埃っぽい様子とかのセットの作り込みもすごく良かった。
ただ事態を持続させる為に色んなことを起こし続けた結果若干ストーリーが歪んでしまってるところもあったように感じた。特に主人公がなぜトンネル内で生き残れるのかという点が、映画を通してずっと何らかのロジックがあったのに、最後の最後だけなんで助かったのかについて明快なロジックがなく、勢いで持っていってるところは少し残念。
でもラストの主人公のトンネルから出ての第一声はこの辺りの歪みを消し飛ばす爽快さだったので最終的にはエンターテイメントサバイバル映画として申し分ない出来だったと思う。
犬タフだな とか バッテリーってそんな持つんだ とか素朴な疑問もあったけど 自分が知らないだけでそう言うものなんだろう
技術力に裏打ちされた韓国映画の質の高さに改めて感心する一本だった
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