ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。のレビュー・感想・評価

リンちゃん役のジエン・マンシューさんがめちゃめちゃチャーミング！
でもモギさんがなぁ.. 役者の見た目も演技もイマイチだったし、役の中でも、何考えているかわからないし、感情の起伏もないし、なんでリンちゃんが彼に魅力を感じたのかぜんぜん共感できませんでした。
もしかしたらモギさん部分だけエンターテイメントを忘れてモデルに似せすぎちゃったのかしら。
でもでも、十分楽しめたし、台湾にも行きたくなりました。
ありがとう台湾！

前半はドキュメンタリー要素を強く感じたが、後半は笑いもあり楽しく観れた。
主演のジエンさんのキュートなお芝居は圧巻。
相手役の中野さんのお芝居は全く物足りなく、みていて最初から最後まで同じトーンでがっかり。つまらない芝居でした。

恋愛のウキウキ感、あるある感を満喫しました。
後半は見ていて恥ずかしくなるくらいのバカップルぶりでしたが、自分にも覚えがあります(笑)

「モギサンと結婚する！」と決めたらママの大反対も何のその、迷いのない一途なリンちゃんが可愛い。
表情や仕草や服装も含めて全部がチャーミング。

それに対して、元カレの存在に腰が引け気味のモギサンは、かなり歯がゆかった。
ただモギサン父役の蛭子能収さんが所々ぬぼーっと登場するので（そこが素晴らしく良い）、「この親にしてこの子ありかぁ…」という妙な説得力があり、おかしかった。

リンちゃん母娘がパワフルすぎて、実話ベースのまま脚色が殆どないとするなら、台湾女性の国民性はちょっとコワイかも(笑)
モギサン、今ごろリンちゃんの尻に敷かれてないか、お二人の近況がチェックしたくなりました。