劇場公開日 2017年5月27日

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「【日本と台湾の親和性が結実したラブストーリー。日本人の茂木に惹かれたリンちゃんを演じたジエン・マンシューさんの可愛らしさは、筆舌に尽くしがたい。大震災の際の台湾の民の支援を思い出した作品でもある。】」ママは日本へ嫁に行っちゃダメと言うけれど。 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【日本と台湾の親和性が結実したラブストーリー。日本人の茂木に惹かれたリンちゃんを演じたジエン・マンシューさんの可愛らしさは、筆舌に尽くしがたい。大震災の際の台湾の民の支援を思い出した作品でもある。】

2023年2月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

知的

幸せ

ー 東日本大震災の際に多大なる援助をして頂いた台湾の民の温かさが心に沁みる作品。
  更に言えば、多くの台湾映画が、私の心に響く理由が、何となく分かった作品である。-

■台湾に住む元気いっぱいの女の子・リン(ジエン・マンシュー)は、日本のドラマやアニメが大好きで、通っている大学でも日本語を専攻する程であった。
 日本を襲った大震災で世界が揺れている頃、リンのFacebookに日本人青年・モギ(中野裕太)からメッセージが届く。

◆感想

・もうね、リンちゃんを演じたジエン・マンシューさんの可愛らしさにノックアウトされた作品である。
ー こんなに、芯がありながも可愛い女優さんを知らなかった事に、猛反省。
  ちょっと、ズル過ぎる可愛らしさと、国境を越えた愛を貫く姿に、オジサン涙腺崩壊である。-

・SNSで知り合ったモギを演じる中野裕太さんの抑制した演技が良い。
ー リンちゃんに誘われた友達の家で、寝てしまったリンちゃんを優しく見て、毛布を掛けてあげる姿。彼は大和魂を持った男であろう。
  故に、リンちゃんはお母さんの反対を押し切って、モギの奥さんになろうと思ったんだよね!ー

<今作は実話であるそうであるが、なによりも日本と台湾の親和性を感じた映画でありました。
 コミカルながらも、SNSを通じた恋を、現実の婚姻に結び付けたリンちゃんとモギさんの姿がとても良かった作品である。
 そして、皆が知っている東北大震災の際に、真っ先に多数の援助物資を送ってくれた台湾の多くの名もなき民の方々の温かき心を思い出した作品でもある。多謝。>

NOBU