生きとし生けるもののレビュー・感想・評価
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ドキュメンタリーだけど…
北海道と東京以外での公開がない中、地方ホールでの上映に監督トーク付き。
全編北海道ロケ。
カモフラージュなしで、ひとつの命として向き合う撮影方法は他者には無理じゃないかなぁ。
最初と最後にしか入らないナレーション。
あとは邪魔にならないBGMと自然の音。
監督が描く僅かなフィクションに想像力と観察力が刺激されました。
監督賞受賞作ですが北海道以外での公開が少ないので上映のウワサを聞いたらお見逃しなく!
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全てが生きとし生けるもの
見て、聞いて、感じて、想像して。。。
この映画に登場する生けるものたちは北海道に生きているけど、景色は違っても日常生活のすぐそばにいる生けるものたちと同じだと思います。
全ての生きとし生けるものに物語があります。
北海道と思えない北海道
見覚えのある地元北海道の風景なのだが、北海道に見えないような印象。これと言ったストーリーはなく(キタキツネの親子に多少見られる程度)、北海道の生き物たちを単発的に撮った作品。
キツネに喰われながらも、時折尻尾を振る魚がなかなかグロイ。
なかなか見られないナキウサギの映像は貴重。イヌのように首を掻くシーンがユーモラスだった。
カラスはどこでも見られる鳥だが、あえて?入れてあるのは好感が持てた。実際、普段見ている生き物でもクローズアップすると印象が違う。
音声は現場の音を収録しており、臨場感がある。一部に入る音楽は蛇足だったかも。また、サケ等の水中撮影時、水面部に発生する気泡部分の撮影が散見され、映画としてはやや、うるさい。
笑えるシーンとしては、子ぎつねが寝落ちするところ。普段はエキノコックスの関係もあって、道産子としては遠巻きに眺めるだけの動物だが。
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