ぼくの名前はズッキーニのレビュー・感想・評価
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この子は幸せになれたけど〜
様々な事情で親と暮らせなくなった子供たちのお話。
可愛いけどちょっぴり癖のある人形たちの姿が
この映画が一筋縄ではいかない内容であることを
観客に教えてくれる。
それでもそんなに暗い話ばかりでもなく
ところどころ笑えるシーンもあり最後は泣かされます。
支え合い生きてゆくのに血縁だけではない関係が
これからの社会には必要なんだろうな〜と感じさせてくれます。
で、月に10本ほど映画館で映画を観る中途半端な映画好きとしては
いや〜前半、こんな子いるいると言う感じで
意地悪を仕掛けてくるシモンくんが後半いいとこ持って行きます。
ここの施設の職員たちがみんな子供たちを大切に思っていて
見ていて本当に心が救われます。
雪山への遠足シーンやディスコシーンはとても素敵。
日本の養護施設にも有るのかしら?
ラストのラスト、自分の子供を産んだ女性職員が
赤ちゃんを施設に連れてきて
それを見にきた親と離れ離れの子供たちが
女性職員に問いかける言葉の一つ一つが
胸に突き刺さります。
良い映画です。本当に〜
★もう一度観るなら?「配信かレンタルで、じっくり」
とても良かった
この題材で、子供達をカワイさのかけらも無い造形にしたのが良い。これが実写なら世知辛さだけが際立つ感じになりそう。
まだ幼い言葉しか持たず、この先無事に辿り着けるかどうかも分からない自分の未来を、そのデカい目でひたすら見つめ続ける。そんな彼らの心がジワジワと伝わってきた。
ラスト、赤ちゃんを囲んでお喋りするくだりがまた泣けた。
ほっこりした
たまたまちょっと時間があいたのでスキマ時間で観賞
リリー・フランキーの声すごく良かったな
この人形の独特な顔が気になって仕方なかったけど
わりと表情は豊かで、今こんな気持ちなのかなぁーとか想像できた
ストーリーは子供の成長系で、よくある感じだけど
こーゆー話だいたい好き
子供達ががんばるのっていいですね!
あとズッキーニってゆー名前への思い入れだとか、エピソードが弱い気がした
タイトルになってるくらいだから、もう少し意味合いがあると良かったかな
出会えて良かった映画
主人公ズッキーニを含む、それぞれ色々な理由や生い立ちで孤児院に住む子供達の話。ストップモーションアニメ。
まずこれを観ようと思ったのは、吹き替えがリリーフランキー、峯田和伸、麻生久美子のゴールデンキャスト(?)だったから…
結果的に言うと、声優、めっっちゃくちゃ良かった、最高だった。3人とも素晴らしすぎるよ。声が元々特徴的なのはあるけど、キャラクターにもマッチしてるししっくりきて、この作品の世界観と馴染んでて心地よいです。
ストーリー的には暗くて悲しい部分もありつつも、優しい大人も沢山出て来るのと、子供達それぞれのやり取りもほっこりして、助けられます。そしてやっぱり途中は涙が止まらなくなったりもして、感情は揺さぶられるけど、観た後は自分の心が暖かくなって素敵な映画に出会えて幸せな気持ちになりました。大切な人と観るにはもってこいですね。
振り回される子供達。
親を想う子供達の気持ちがストップモーションアニメで鮮やかに映し出されてます。とにかく子供も大人も表情がキュート。ストップモーションアニメも驚愕の滑らかさ。手を伸ばすシーンだけでどれだけ撮影時間がかかるかと思うと驚異。家もクルマもタコも全ての小物に目を奪われました。時間もこれくらいがちょうど良い。価値あり作品でした。
少し不満
子供同士の関係はよく描けています。
しかし、何か物足りなさを感じます。何が原因か考えてみると、主人公の気持ちが少し平板 母親との重大なエピソードが起き、主人公の気持ちを想像すると、見ているこちらの胸が苦しくなるほどなのに、主人公は意外に淡々としている。9歳の子供は、こんなに早く気持ちを切り替え、忘れることができるのだろうか?それとも人形は感情表現が乏しいからか?
あと一つ、いったいズッキーニと呼ばれる理由は何だったのか?
ツラい子どもたちに届けたい
ツラい境遇にある子どもたちに、届けたい映画でした。
みんな幸せに生きていいんだ。
とっても可愛い人形達だからこそ、描けるシビアな現実と暖かい友情や愛情。
小学校や中学校で教材として見てみれば?!
ヒンシュクかなぁ・・
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