「痛々しくも尊い物語」ぼくの名前はズッキーニ 青空ぷらすさんの映画レビュー(感想・評価)
痛々しくも尊い物語
ほぼ事前情報を入れずに観た。
ストップモーションアニメということ、デフォルメされた人形の形状からもっと、子供向けの寓話的かつファンタジーな物語なのだろうと思ってたけど、とんでもない勘違い。
“大人の勝手”の犠牲になって孤児院でに保護された子供たちを描いた、リアル物語だった。
様々な事情で親に捨てられ、もしくは引き離された子供たちが、心に傷を負いながらも健気に生きる姿を、寄り添うような目線で描いている傑作だった。
ラストのシモンに号泣。
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