北の桜守のレビュー・感想・評価
全87件中、61~80件目を表示
やはり小百合ワールド
この方は自分のやりたい映画しか出演しない。それ以上は望みません。どの役柄でも吉永小百合の世界。それだけ大きなブランドを持っている女優はいない。
半分以上は【寝てました】
難しすぎて全く分かりませんでした。吉永氏の演技が淡々としていて、同じ演技にしか見えません。
先週に見た坂道のアポロンは面白かったですよ(≧▽≦)
幾つになっても吉永小百合❣️
皆さん仰るように、確かに吉永小百合さんの為の映画かな…と思います。しかし、30代から最後は70代くらいまでの役を違和感なくやり遂げられるのは、さすがです。
戦中、戦後の激動の時代を生きた、昭和の母の物語。劣悪な生活環境や戦火の中を、子供の為に自分を犠牲にして生き抜いて来た母の思いは、同じ時代を生きてきた人達には感慨深いものがあるのでしょう。あちこちですすり泣きが聞こえてきました。
ちなみに、鑑賞していた年齢層は50代の自分が一番低かったかな…。昨日は中高校生が殆どの「ちはやふる 結び」を観ただけに、そのギャップは大きかった(笑)
実写の中に所々、舞台劇が組み込まれ、戦争の悲惨さを抽象化した演出がされていて、途中までは、その意図がわかりませんでしたが、ラストに来て納得。カーテンコールが起きるような素敵フィナーレへと回収されました。
日本人好みの感動物語でした。
吉永小百合さんのイメージが大きく変わった。
予告などを見て見たいなとは思っていた作品
国際線のANA飛行機にて見れたので見ました。
結論から言うと機内というのを忘れて号泣してしまいました。
吉永小百合さんの映画を見た記憶があまり無く、ベテランで演技が薄っぺらく、やる役を選ぶ人かなと思っていましたが、そのイメージを持っていたのを後悔するぐらい衝撃な演技でした。
認知症になりどんどん記憶と行動思考が変化して行く女性を完璧に演じており、厳しい環境の演技を求められてもいい演技だなと感じさせる女優を発揮しておりとても、良かったです。
映画一本で、何十年も経過して行く映画なのでどの役者さんも年齢設定が厳しく違和感を感じるので、点数を下げましたが、全体的には良い映画です。
吉永小百合さんを知らない若い人達に見てもらいたい映画でした。
吉永小百合の本格”汚れ役”。昭和VFXの気くばりが行き届いた映画
吉永小百合の120本目の出演作。かつての昭和スターには出演200本以上がザラにいるが、平成以降の映画製作ではそれを主要キャストで実現するのは至難の業。吉永小百合といえども平成以降は20本程度、100本近くが昭和作品である。それにしても現役俳優の中では別格中の別格である。
驚くべきは73歳(3月13日が誕生日)の単独主演。エンドロールに並ぶ、"製作・プロデューサー"にあたる人物が30人以上もいる!のは、いかに業界のお偉いさんたちに支えられているかが手に取るようにわかる。もちろんら共演者も日本映画の大俳優がズラリと揃う。
本作は「北の零年」(2005)、「北のカナリアたち」(2012)に続く、東映の"北のシリーズ"とされるが、ストーリーの相互関係はないので、3部作といわれてもピンとこない。いずれも"北海道を舞台にしている"ことと、あえて吉永小百合が"汚れ役"を演じるところに特徴がある。
汚れ役といっても、"絶対に恥部をさらさしてはならない"、そんな命題に守られた清純派の権化。演出や脚本で、その矛先が鈍るのか、それともそれを跳ね返すオーラなのか、やはり吉永小百合は吉永小百合である。
前2作と比べると本作はかなり踏み込んだ"汚れ役"ではある。終戦間際の1945年樺太から、困窮ゆえにヤミ米流通を手伝ったり、畑泥棒をしたり、子供を育て上げてからの無許可住宅での居座り、そして痴ほう症の役柄である。
終戦間際1945年の樺太で、暮らしていた江連(えづれ)家。突然のソ連軍の侵攻によって土地を追われてしまう。夫(阿部 寛)は出征し、妻の江蓮てつ(吉永小百合)は、2人の息子を連れて北海道の網走まで命からがらたどり着く。てつは夫が生きていると信じながらも息子を育て上げ、戦後を生き抜く。
1971年、てつの息子・修二郎(堺雅人)は日本初のコンビニを開店させる。そんなある日、修二郎のもとに役所から母親を保護してほしいと連絡が入る。
吉永お気に入りの阿部 寛が、出征した30代のダンナ役である。やはり吉永小百合が30代の妻を演じるのは痛々しい。しかし本作を観る世代には"同窓会メガネ"があるから大丈夫。"同窓会メガネ"は、何十年ぶりに集まっても、お互いが当時の感覚で打ち解けあえる空気に包まれる。他の世代からすると、キツネにつままれたような映画である。
独特なのは、戦後混乱期の回想シーンを劇中劇に置き換える演出である、映画の中でたびたび舞台劇シーンが挿入されるが、これが見事なアクセントとなっている。
映画の本編監督は滝田洋二郎(「おくりびと」ほか)だが、舞台演出は、ケラリーノ・サンドロヴィッチ。日本人である(笑)。世代によってはナゴムレコードのインディーズバンド"有頂天"の"ケラ"といったほうがわかりやすいかも。ミュージシャンでありながら劇団も主宰するクリエイターだ。
当時の時代考証に、きめ細かく気を使っている。北海道で走っていた蒸気機関車C-5696の再現や、VFXを駆使した空襲シーン、昭和の街並みの再現など、「三丁目の夕日」以降の邦画では当たり前となったCGを駆使した映像はよくできている。当時の全日空機も出てくる。修二郎の自宅にあるアナログプレーヤーがLo-D(日立)製だったりもする。
また本作は日本初のコンビニ、"セイコーマート(Seicomart)"が創作モデルのひとつになっている。セイコーマートは、現在でも北海道ではセブンイレブンより店舗数が多く、コンビニでお弁当や惣菜販売を始めたのもセイコーマートが日本初である。このあたりも楽しめる。
(2018/3/10 /TOHOシネマズ上野/シネスコ)
吉永小百合 初の的年齢の高齢者役に?
いつまでたっても母親でお婆ちゃんにならず実年齢より若い役柄だったが今回は瞑想する役柄 携帯やデジカメの無い時代のオールウェイズ的な昭和の時代は良く描かれていたのだがなぜ舞台劇と連動させたのかが
賛否のあるところが!
吉永小百合
「吉永小百合を観るためだけ」の映画だと、どなたかが仰っていましたがまさにその通りでした。
素晴らしい役者陣が脇を固めていますが、やはり彼女を観るための映画です。
私は彼女に特別な思い入れもありませんが、2018年に現存する化物のごとき大女優をいま観ることが出来た価値は十分にありました。満足です。脱帽です。
因みに小椋桂さんの音楽は昭和過ぎて作品の古臭さを更に強調し、エンドロールの余韻にマイナスだと感じました。
伝えたいメッセージは伝わるけれど…
樺太引き揚げ者の苦悩を描いた作品。ほとんど知られることがない北の大地での物語に焦点が当たっていることには意味があると思います。
でも、吉永小百合さんの良さがあまり伝わって来なかったこと。そして何より突然織り込まれる、ケラさん演出の舞台劇に、時折、映画の世界から放り出されるような違和感を感じて、作品に入り込むことが出来ませんでした。
でも、物語そのものは嫌いではありません。
北の桜守
名優吉永小百合を客寄せパンダに使った駄作だった。出演俳優には大桃の多いがストーリーと良い、息子役の、米国から来たらしい嫁と嫁の父親んホ中学生並みの英語発音には笑うしかない。吉永小百合の白塗りの厚化粧には驚いた。
昭和の映画☆
吉永小百合さんの映画、映画館で初めて見ました。
いつも「皇后様のようだ・・」と思っていましたが、
じっさい拝見してもそんな感じでした。
お話は、それなりなんですが、全体的に古い感じがします。
共演者が、吉永さんのせいか良い役者が勢揃いしているので、
見ごたえはあるのですが、何だかなぁ・・
最後の桜の下に 全員勢揃いしているシーンとか、いまどき
こんなことはないんじゃない⁉と思いました。
最後にながれる小椋佳の歌の合唱も、文部省推薦で
学校で見ているようでした。
うーん、吉永さんを好きな人にはたまらない映画かも・・
心に響く素晴らしい作品
正直ここまで心に響く素晴らしい作品とは思いもしませんでした。鑑賞直後は放心状態で余韻も凄い…周囲の人に対しても優しい気持ちになれる事にも驚きです。多大な影響力のある作品で記憶に残る名作と云っても過言では無い。
2018-55
さすが!やっぱり吉永小百合はすごい
「北の」シリーズ3本の中で一番ハッピーな余韻かな。
小笠原号沈没事件もモチーフになっている。これも忘れてはいけないですね。
演劇も組み合わせた構成も新鮮だし、強いメッセージが伝わった。
泣けます、母の愛、感じます、が。
げきちゅうげき、不要。篠原の英語、シンゴジラの石原さとみに続きギャグか、これ。ラスト、ちがうでしょ。小百合さんの熱演あるのに北国をバカにしてるのか…。泣けるけどもろもろ残念なうえ納得出来ず。
全87件中、61~80件目を表示