火花のレビュー・感想・評価
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あまり良いとは思えなかった。
暗すぎて泣きそうになった。明るいところが何もなく(個人の感想です。) 良かったのは ①俳優陣の演技、菅田まさき、桐谷健太、木村文乃、あと高橋努も好き。 ②エンディングの歌「浅草キッド」 最後の豊胸は何?。意味わかんない。
芸人さんのすごさ。
売れっ子の芸人さんになるのって大変なのね…と改めて思いました。 テレビでも、芸歴十数年〜アルバイトしながらやっとブレイクした~なんて芸人さんを見ますが…笑いを追求するのにも理想と現実の狭間での葛藤があるんですね。。 芸人である又吉さんが書いたからこそのリアリティがすごかったと思います。 ただ、やっぱり原作本の方がより心に残りますね。 又吉さんの文章って何とも言えない哀愁がただよってるんですよね(笑) それが良いのかも。
必死にもがく人生
観てから1週間経ったが、 まだ消化しきれていない感覚です。 すっきり面白かった!という感想ではないものの、 心に残った作品です。 とても考えさせられるお話でした。(原作未読) 何が正しい、何が間違っている、 もしくは勝ち負けがはっきりある世界で、 何を目指して行くかを巡った葛藤? うーん、難しい… ただ生き方は問われているなと感じました。 求める幸せの形とは。みたいな? うーん、書いていてもなかなかまとまりません(^^; 菅田将暉くんも桐谷健太さんも凄かった。 二人での漫才、みたかったなー^ ^
元気を貰いました!
売れないお笑い芸人の笑えない下積み生活を活写。才能があるのは当たり前、血の滲むような努力も当然のこと。それでも運を味方に付けないと成功は覚束ない。そんな厳しいプロの世界で、鳴かず飛ばずの徳永(菅田将暉)は熱海のイベントで偶然出会った神谷(桐谷健太)を師匠と仰ぎ交流を深めることになる。私たちサラリーマンと全く違う世界ですが、作品を観ながら、心の中で彼らを応援している自分にふと気付きました。目指す世界・目標は違っても、一所懸命頑張っているのは皆同じ。どうやって観客を笑わせるか、人気を取るか、彼らの必死の思いは、時としてとても哲学的だったりする、生き様を賭けた真剣勝負だから。自分の道に真剣に取り組んでいる人ならきっと共感できる、そんな作品に仕上がっていたように思います。
菅田将暉、報知映画賞、主演男優賞、納得
88本目。 11月28日に第42回報知映画賞が発表され、作品賞は「あゝ、荒野」で、主演男優賞は同作品や「火花」に出演した菅田将暉が選ばれたが、「火花」は今年NO.1の演技だった。 純粋に漫才として面白かったし、桐谷健太と菅田将暉の日常での掛け合いは、見ていて飽きなかった。 久しく漫才を見てないが、テレビでも見てみようかな、と思った。
可もなく不可もなく
小説を読んでない状態で行きました。 結論としては、面白いとこもあったけど、途中の間延び感が・・・ 最後エンディングに少し期待しましたが、エンドロールまで見ても、期待通りには行かず。(←ネタバレになるので抽象的)。 あまり見たほうがいいとは薦められない。
解散ライブの漫才はぐっときました。 キラキラした憧れや理想は永遠に...
解散ライブの漫才はぐっときました。 キラキラした憧れや理想は永遠に続くものではないけど、やっぱり今を全力で生きることが1番なんだろうな、と。
一生面白い生き方を。
10年間
夢を追いかけて走り抜けた
軌跡に何が残るのか。
才能を武器に
人生をかける人は凄いと思います。
画家、歌手、作曲家、芸人、彫刻家…
その圧倒的な才能に触れたとき、
五感が震え、凄く感動したり
満たされたり、幸せに感じたりします。
原作未読なので
そのドキュメントなんだろうと
思っていたのです。
本作を見たとき、
そういう芸を会得する苦労話を
表現したものではなく、
芸人の考え方はこういうものなんだと
いうのを表現した作品なんだと
途中で気づきました。
表情で示していた徳永と同じように
神谷の感覚に共感できませんでした。
自分が苦労して夢をみる話なら、
いいのですが、
周りもまきこんでるのに、芸人って
そういうものという当たり前な空気が
成人した大人の責任をフリーパスで
放棄しているように思えてしまう。
同棲してる真樹に対するエピソードの
扱い方が特にだめ。
・本人が納得してるから
・芸人の女はそういうもの
というのを、
彼女を美化して説いているのが
違和感がありました。
人を笑顔にする力は大切で、
その場にいる観衆の耳目を
魅了するのは誰もができない凄さで
あるのは知ってます。
切磋琢磨して、
人生の多くの時間を費やして
その力を磨く凄みは伝わったけど
それを支える側に対する作品感覚が
芸人目線でなにげにさめました。
という感想なんですが
そういうコメントがあまり
ないので
お互い納得してるからいいでしょ
という感覚の人の方が多くて
世間的には違和感ないんかも。
けれども、
人間味溢れる人と、酒をのんで
将来をかたって暮らすスタイルは
憧れましたし、
コンビの最終のステージシーンでは、
桜や花火などのノスタルジアを
感じました。
ぱっと広がって終わる。
日本人のDNAですね。
10年は長い人生の中では一瞬。
ちりぎわが美しいものに、
人は惹かれる。
エンディングソングの浅草キッド
で人生の儚さを
余韻としてもらいました。
なんだろ、菅田君も桐谷君も男前過ぎて売れない芸人であろうとその容姿...
なんだろ、菅田君も桐谷君も男前過ぎて売れない芸人であろうとその容姿なら女子はほっとかないだろうなと思った。 川谷君が悪い訳ではないが菅田君とあまりに年齢が離れているので素直にコンビには見えなかったな〜。 作品は板尾風味が濃い感じ。
不覚にも泣いてしまった。
M-1を見た翌日だから、今日しかないと思って、仕事を切り上げて映画館に駆け込んだ。 小説を読み、NHKのドラマも見て、これ以上の何も期待するでもなく、締めくくりとして見に行った映画でした。 ボロボロ泣いた。 まさかだった。 原作の太さにあると思う。 夢を追いかけた。 たくさん間違いもあったけど、これしかないと思えるものだった。 だけど夢を掴むことができなかった。 挫けた。 友達さえも失った。 いいことなんて、何があっただろう。 それでも生きてゆく。 勇気とか、希望とかそういう映画ではないと思う。 敗者に寄り添う、とても優しくて力強い映画だったと思いました。
2017-90
夢は捨てたと言わないで 他に道なき二人なのに 『火花』発売当時、本屋さんで立ち読みして、1ページ目でなんか難しい漢字多いぜ……と陳列棚に戻した者としては、映画化はうれしい限りです。 菅田将暉さんは、なにやらせても上手いなぁと感心して 桐谷健太さんは、自然体の彼を見てるようで、とても心地よく なにより、菅田くんの相方を演じてる川谷さんが素晴らしい。 菅田くんも上手いんだけど、漫才やってるシーンだと川谷さんがホンモノだというのがわかる。 ラストライブの二人は輝いてて眩しい。 木村文乃が笑うとほっぺたに入る妙なシワが気になる……あれって……。 エンドロールで流れる「浅草キッド」に、心が震えました。 桐谷さんが歌ってるときは若干浦ちゃんがかするけど笑 あ、菅田くんも鬼ちゃんだった😃 人をハッピーにするために奮闘する。 芸人さんってステキな仕事だなぁ。
下手な邦画を見るより全然良い
自分の面白いと思うものを信じて突き通す芸人、桐谷健太演じる神谷 その姿に憧れを抱く菅田将暉演じる徳永の2人を中心に物語は進んでいく この映画はテレビに出ている芸人が全てではなく、その人気芸人に敗れた人たちも芸人であり、ドラマがあることを描いた映画である。 何かを得るためには、色んなもの犠牲にしなければいけないという人生の選択の難しさ。そういうものを生々しく表現しており、とても考えさせられる作品である。 個人的には好きな作品ではあるが、人によって評価が分かれると思う。
一握りだけの売れた芸人を作り上げた、数多くの消えていった芸人たち
テレビに出てくる芸人だけが芸人じゃない。その芸人と切磋琢磨して破れていった(引退した)芸人は星の数だ。 「自分が面白いと思うものだけをやる」神谷が、売れるわけがない。そんなの、ミュージシャンや画家やそのほかの芸術や芸能を志すものにも通じる。だけど、そんな神谷をカッコいいと、徳永は思う。そんなふたりを、桐谷と菅田がみごとに見事に演じきった。川谷、木村文乃、脇役もみな単なる添え物にならず、輝いていた。 ただやはりね、個人的に最後がどうも受け付けない。意表をつく発想が神谷のウリだったとしても、あれはね。それに伝記はどうなった? あれでは神谷は、ただの世間になじめないダメ人間だ。
なんともいえない
綺麗なハッピーエンドを期待する方には向いてないかもしれない。
「自分の面白いと思ったことを信じ続けられるか、そしてそれを表現する努力を続けられるか」芸人としてだけでなく、生きてくうえでの言葉に思えた。
菅田将暉の役の幅の広さ
2017年の映画業界は広瀬すずと菅田将暉を追いかけた1年だったと思う。 菅田将暉は2枚目かと言われれば違うと思うが、何をやっても外さないところに魅力がある。 原作にはノータッチで鑑賞したので純粋に楽しめた。最後の漫才、居酒屋での会話そして浅草キッドへの流れ。抜群によかった。 明日のM−1が楽しみ。
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