FLINT フリント　無敵の男のレビュー・感想・評価

ランボーへのオマージュというか、丸パクリです。
とにかく長い。無駄なカットや意味不明なスローモーションをやめれば少しは整理出来たのでは？
主人公は脱ぐと凄い身体してるんだけど、何故か強さに説得力がない。運良く生き残ってるけど、いつ殺られていてもおかしくない危うさがあります。その点、スタローンって凄かったんですね。

ランボー（１作目）のパクリっというか、劣化版です。

これでもか・・・と言うくらい似通っていますが、無駄に時間をかけているためテンポが悪く間延びしています。
ランボーと比較すると、アクションシーンは豊富でしたが、反面「帰還兵の悲哀」は薄められてしまったように感じました。
警察側が明確に悪として定義付けられているので、特にラストシーン等は若干のカタルシスを感じることが出来ました。
何れにせよ、ランボー（1作目）を鑑賞済みの方にはとてもお勧め出来ない内容でしたので、注意が必要ですね。

デイヴィド・マレルの“一人だけの軍隊”＝スタローン主演の“ランボー“にオマージュを捧げた作品との事ですが、ヒロインとなる女性が登場したり、脱獄囚を絡めたシーンを挟んだり、ラストも変えてありましたが、ストーリーはほぼランボーでしたf(^_^;)

ランボーの名シーンを再現したり、強引にアクションシーンを捩じ込んだりしたものを無理矢理繋ぎ合わせた感じなので、ツッコミどころが多過ぎてオリジナルみたいな悲壮感は皆無でしたし、主人公のシャマノフ、格闘シーンこそなかなか良い感じでしたが全く“無敵の男”には見えませんでした(;^_^A

鑑賞に耐えられない程つまらない作品では無いですが、続編はもういいかなって感じです。

それにしても警察署長とセガールさんのコラージュには笑わせて頂きました♪