アイアン・スカイ 第三帝国の逆襲のレビュー・感想・評価
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Make earth great again
オープニングの台詞で笑ってしまいました。その後はあまり笑えず、映画も真剣に作ってたような気がします。ディーゼルエンジンで円盤を飛ばし、地球の内部に向かえ!頑張れ地球!
そんなB級感満載の中でも、面白かったのは恐竜シーンでもなく、ジョブズ教シーンでもなく「最後の晩餐」シーン。おお!サッチャーもヒトラーもこんなところにいたんかい!カリギュラもスターリンもチンギスハンもみんなトカゲ人間だったわけね!12人全員を確かめたかったけど、ウルホ・ケッコネン、ローマ法王、イディ・アミン、ザッカーバーグ、ウサマ・ビンラディン、プーチンとか凄いメンツ。キム・ジョンウンもいたのかな?最後の晩餐といえば真ん中にはキリストだけど、この構図でいえばヒトラーなんだよなぁ・・・怖いわっ!
相変わらずおバカな展開だったけど、サッチャーまでぼこぼこにしてくれたのは爽快だった。宇宙船がオンボロなのもナイスです。
科学的検証などお構いなしのSF活劇
正直7年前の前作
そこはKeynoteじゃないのか
前作から約30年後の2027年、核戦争煮よって地球人はほぼ絶滅し、生き残った僅かな人類が月の裏側にあるナチス帝国に逃げてきたことから巻き起こって行く話。
正直前作はあまり好みではなく仮にレビュー書いていたら星1.5ぐらいかなという感じで、今作はみるつもりなかったのだけど…。
ナチスとかヴリルとかジョブズとかをメインに置きながら様々なそっくりさんを登場させつつパロディーや風刺ネタ満載のハチャメチャストーリーを展開させていく流れ。
前作は話の腰を折るほど毒ネタ台詞が会話に織り込まれていたことを考えると、相変わらず何でもアリなコメディだけど、下ネタと人種差別ネタはかなりマイルドになってテンポも良くなった印象で、破壊力が落ちた感は否めないけれど笑えるし下らないながらストーリーも楽しめた。
ちゃんと観れるクソ映画だった
ブラックジョーク盛りだくさんだけど…
続編はこうであってもらいたい。
【稀に見る奇想天外なSFの珍品にビックリ。熱烈なファンによるクラウドファンディングにより制作された第2作と分かり2度ビックリ。】
失敗じゃない
あらゆる資源を食い尽くす人間の未来
前作で、月の裏側にある秘密基地から地球にナチスがやってきた!
そして、それをきっかけに核戦争が勃発!
その直後から、この続編はスタートする。
核戦争の地球から、命からがら逃げられた人々は、月の裏側のナチス基地へ避難する。
そこで30年の月日が流れる
そんな月で暮らす彼らの元へ、いるはずのない地球からの難民が訪ねてきて…。
まぁ、とにかく、前作同様に今作も、はちゃめちゃでクレイジーで笑いっぱなし!
前回は戦争の色が濃いSF 映画になっていたけれど、今回はインディジョーンズあり、ジュラシックパークありの冒険モノ
これ以上、月で暮らすことが厳しくなった人々は、新たなる資源を求めて、再び地球へと向かう
その裏側から、人間たちの傲慢さが見えてくる
そもそも、核戦争によって地球を住めない土地にしたのは人間なのに「資源があるかも」と言われれば、再び地球へ向かうのだ
それはかつて、先進国がアフリカやインド、東南アジアの国々の資源を食い尽くしてきたように、人間は月の資源を食い尽くし、次は地球の奥深くに隠された資源を奪いに行くのだ
そして、人々は再び殺し合い、死ななくても良い命を簡単に失ってしまう
そんな人類が最後にたどり着くのは、強い人間を頂点とする宗教なのだ
(ここで意外な人間が神として登場する(笑))
なぜ、地球と人類はそんなことになってしまったのか
その罪人たちが、ここでは登場する
(ヒトラーはそのうちの一人)
そんな罪人たちを見て、人類を導くはずのリーダーたちによって、人々は悪へと導かれてきたことがよくわかる
ということは、このまま進めば、地球の未来ばどうなってしまうのか…
本当にサノスのような、あらゆる権力を持ったリーダーが登場しても、おかしくないのだ
この映画は、おちゃらけて、クレイジーで笑わせる映画だけど、
よく観ていると、
資源の枯渇や、人間同士の殺し合い、信仰宗教の台頭など
地球と人類の未来について、考えてしまう作品なのだ
おバカ映画、B級映画好き!
という人にオススメ!
が、見るならば、ぜひ、前作を予習の上で、観ることをオススメします
ヤヴァイ映画でこんなに笑えるなんて!
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