「歴史修正主義者とどう向き合うか」否定と肯定 atsushiさんの映画レビュー(感想・評価)
歴史修正主義者とどう向き合うか
未来世界のイスラエルや米国の歴史否定論者たちは、「ガザにおける虐殺など存在しなかった。ハマスのでっちあげだ。」というのだろうか。
朝鮮併合や日中戦争下での非人道的行為が学校教育のなかで次々と「消され」っていくなか、他山の石と捨てておけない今の日本の現実がある。
今と未来に生きるために、歴史に向き合う姿勢がつねに問われている。歴史家や科学者の言葉に全面的に依存するのではなく、一人ひとりが自らの「正義」に従って生きるために。
人間でいることの恥を感じるとともに、怒りに震える作品。
コメントする