「ホロコーストを考える」否定と肯定 syさんの映画レビュー(感想・評価)
ホロコーストを考える
今までこんなにきちんとホロコーストを見たことはなかった。
倫理的な事件としてわかっていたけど、自分が生きている時にこんな裁判は起きていたなんて知らなかった。
自分の良心を信じて今まで生きて来た主人公が弁護団に自分の良心を引き渡して信じて裁判に挑む。
最後まで結待ちを知らなかったせいか最後の最後の裁判官の一言も主人公と同様に何を言ってるのかよくわからなかった。
いやぁ泣けました。
真実が当たり前の真実がこんなにも心を打つなんて。
確かに相手の目を見ずに反論を言い続けるのは相手にとっても辛いかも。
相手にされてない感があるもんね。
映画館で観てよかった!
否定と肯定は裁判に内容だけを言っているのではなく、自分の意見を裁判で沈黙させた(否定したわけではないけど)、引き換えに自分と弁護団を、信じた、行方を託した自分の事でもあるのかも。
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