「偽物は本物を超えられのか…」嘘八百 はるさんの映画レビュー(感想・評価)
偽物は本物を超えられのか…
どんな芸術家だって始まりは模倣だった。
贋作には其れなりの価値がある。それは人が造るからだ。職人と芸術家な差異は紙一重。技術は必要だが技術は技術。魂が無ければ意味がない。AIに造らせればいいだけだ。技術の結集が触れるひとの心を捉えられるならばの話だけれど。
中井ともう一人の役者、名前はわすれた。
とても良かった。金と悔しさだけではいいものは作れないと言わんばかりに博多へ旅立つ彼らが羨ましくなってしまった。
映画はストーリーと役者ばかり観ていたってつまらないものなのだ。何が面白いんだい?なんて言う馬鹿なことは聞かないで欲しい。誰もが親切で、簡単に答えてくれるなどと思わないで欲しい。かりにそんな人がいるとすれば、簡単に騙されてしまうのだ。
この映画のように…。
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