「結局全員アンハッピー」嘘八百 落ち穂さんの映画レビュー(感想・評価)
結局全員アンハッピー
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正月初笑いという宣伝を信じて観に行ったが、全然違った。
無邪気に笑えるという話とは程遠いが、ダメな奴らが一念発起して復讐する!までなら、まぁ良かった。その後に、妙なオチをつけたのが、とにかくダメ。
2人を結婚させる気のない親にもウンザリしたし、飛行機で大金を持ち出せないことすらわからないバカな子どもたちにもウンザリした。結局、その金の出所を調べられ、犯罪が露呈するのだろう。バカな子どもたちのせいで、親たちの復讐も成就できずという暗澹たる未来しか想像させないエンド。
どのあたりで笑ったら良かったのか。
実際、劇場でも笑い転げているような客は誰もいなかった。
芸人たちの演技も鼻につくし、無名の役者を使った方がまだ作品が引き締まったのでは。
今年最初の映画に選んでしまい、後悔した。
1.5点は中井貴一と佐々木竜之介の演技分。
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