劇場公開日 2017年4月29日

「サモグロビン」食べられる男 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5サモグロビン

2017年4月30日
フィーチャーフォンから投稿

泣ける

笑える

悲しい

陰気で内気で心配性で、友達もいなく人付き合いも苦手な主人公がP星人の被食者に選ばれて食べられるまでの1週間の話。

悟りをひらいたかの様な主人公が美味しく食べられる為の下ごしらえをしつつ、職場の後輩とのやり取りを通じて感情を露にして行く様子が哀しく刺さる。

設定は突拍子もなく明らかにコメディながら、真面目で哀しく感情を揺さぶるストーリーにちょいちょい挟まれるシュールなシーンに「ふざけるなよw」と思わず笑ってしまった。

最後の最後、本当に最後が自分の好みと違ってそれはいらないという感じで…凄く面白かっただけにあまりにも残念でちょっと減点。だけど、どう締めるかは確かに難しいのかな。

Bacchus