戦場へ、インターンのレビュー・感想・評価
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見えた
何か壁みたいなものがいつも、誰にでも遭遇する時がある
簡単には乗り越えられない壁、どうやって越えるかは分からないし人に教わることとも違うような気がします
でもきっと、ヒントはそこらじゅうに沢山あるのでしょうね
その時の自分が気付くかどうかなのでしょうね
こんな事言ってますが、私はね、壁を避けて迂回してばかりです
なんなら別の道を探して直ぐにそっちへ行ってしまうんです
貫き通す夢も信念も何もない
言い訳を言うなら今の生活を壊さないと夢が叶わない事も知っているからその方向へ行くべきではないのでしょうか
だから色々な映画を観ていて私はいつもその中の誰かになっているんです
ほんのひと時、夢を観ているのだと思います
華やかな世界への憧れじゃない何かにいつも感動するのです
悩める今に落ちるヒント、答えはきっと巡ってくる
私も大学生、インターンに行き始めたのでこの作品を。なんか凄く似たような発想を持っていて、快方に転がっていたのが何か嬉しくて嬉しくて…。笑
経験したことのないことが演技に落とし込めるか心配な女優。そんな彼女が悩んでいる一方、ADのインターンで来た麗子は出産する夫婦を止めてしまい、更に時間を押してしまう。そんな悩む二人にかかった小さなきっかけにより事態が動き出す。
伊藤沙莉さん主演だけ頭に入っていたのだが、まさか萩原みのりさんも出てくるとは!それだけでも結構楽しかったのだが、割と悩みというか葛藤が凄く今の自分に近しいものがある気がした。
華やかな世界にいる人の努力は見えないから眩しく見えるし、他の人より出来ていると思っていても実は何ら変わらないように思えてきたり。
出産とか、キスとか、成功とか…実は有り触れた様に見えているけど、その過程の大変さは自分しか分からないわけで。そういう積み重ねがひとつの実となって落ちるような感覚がこの作品にはあった。
誰だってどうやったら答えが導かれるかなんて分からない。でも、そこに至るまでのヒントはいくらでも落ちているのかもしれない。フッと、自分も頑張ろうと思えてくる優しい作品。
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