戦場へ、インターン

劇場公開日:

戦場へ、インターン

解説

若手映画作家の発掘と育成を目的とする文化庁委託事業「若手映画作家育成プロジェクト(New Directions in Japanese Cinema=ndjc)」の2016年度に製作された5作品のうちの1作。映画の撮影現場でインターン実習生として働いている麗子。製作部に所属する彼女は、ロケ弁の発注や車止めなど様々な仕事に携わっているが、1カットに全てをかける撮影隊の強引なやり方になじめずにいた。一方、主演を任されプレッシャーを抱える新人女優の舞は、ある悩みが原因で自信を失ってしまう。そんな中、出産寸前の妊婦が乗る車を麗子が止めてしまったことで大騒ぎとなり、撮影は中止に追い込まれてしまう。監督は「わたしはアーティスト」がSKIPシティ国際Dシネマ映画祭の短編部門グランプリ、PFFアワード2015の審査員特別賞を受賞した薮下雷太。

2017年製作/27分/G/日本
劇場公開日:2017年3月11日

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映画レビュー

4.0見えた

2023年7月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

知的

幸せ

何か壁みたいなものがいつも、誰にでも遭遇する時がある
簡単には乗り越えられない壁、どうやって越えるかは分からないし人に教わることとも違うような気がします
でもきっと、ヒントはそこらじゅうに沢山あるのでしょうね
その時の自分が気付くかどうかなのでしょうね

こんな事言ってますが、私はね、壁を避けて迂回してばかりです
なんなら別の道を探して直ぐにそっちへ行ってしまうんです
貫き通す夢も信念も何もない
言い訳を言うなら今の生活を壊さないと夢が叶わない事も知っているからその方向へ行くべきではないのでしょうか
だから色々な映画を観ていて私はいつもその中の誰かになっているんです
ほんのひと時、夢を観ているのだと思います
華やかな世界への憧れじゃない何かにいつも感動するのです

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カルヴェロ

4.0悩める今に落ちるヒント、答えはきっと巡ってくる

2021年8月25日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

私も大学生、インターンに行き始めたのでこの作品を。なんか凄く似たような発想を持っていて、快方に転がっていたのが何か嬉しくて嬉しくて…。笑

経験したことのないことが演技に落とし込めるか心配な女優。そんな彼女が悩んでいる一方、ADのインターンで来た麗子は出産する夫婦を止めてしまい、更に時間を押してしまう。そんな悩む二人にかかった小さなきっかけにより事態が動き出す。

伊藤沙莉さん主演だけ頭に入っていたのだが、まさか萩原みのりさんも出てくるとは!それだけでも結構楽しかったのだが、割と悩みというか葛藤が凄く今の自分に近しいものがある気がした。
華やかな世界にいる人の努力は見えないから眩しく見えるし、他の人より出来ていると思っていても実は何ら変わらないように思えてきたり。
出産とか、キスとか、成功とか…実は有り触れた様に見えているけど、その過程の大変さは自分しか分からないわけで。そういう積み重ねがひとつの実となって落ちるような感覚がこの作品にはあった。

誰だってどうやったら答えが導かれるかなんて分からない。でも、そこに至るまでのヒントはいくらでも落ちているのかもしれない。フッと、自分も頑張ろうと思えてくる優しい作品。

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たいよーさん。

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