DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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昭和初期
原作は昭和初期の設定です。映画もその時代背景の車や服装、生活様式で統一されていました。
その雰囲気がなんともノスタルジックで良かったです。
だからこそ、百均あるんだ?お札は福沢さん以外で・・・ディズニーランドまだ出来てないし
。
そこまで拘って欲しかった。
癒される映画 鎌倉ものがたり
黄泉の国の描写が少なくて、残念。
平安時代から縁とか、もっと細かく描いて欲しかった。
出演者もそうそうたるかたがた、VFXも白組だし、主題歌も宇多田ヒカルだし、ヒット要素が十二分にある。
ないのは、時間か、脚本が弱いからか?
でも、癒されに行ったので、満足してます。
手札はよかったのに出す順番を間違えた7並べのような映画
キャスト、世界観、主題歌、音楽、映像、そして鎌倉の圧倒的な土地ブランド、それらの素材は良かったのにその配分と調理の順番を間違えてしまった。
まず黄泉の国パートが意外と短い。まぁ黄泉の国物語じゃなくて鎌倉物語だから、鎌倉の景色がメインで一向に構わないんだけど。
宣伝では大人の都合じゃあきらびやかなところばかりを切り取ってるから、なおさらcmとのギャップが生まれてしまうのは仕方ない。
ただ、だとすると、黄泉の国パートに入ってから新しく出てくることが多すぎる。急に行った違う世界で、急に出てきた情報を、短い時間で回収する。これがあまりにも多く、詰め込み感を否めなかったです。
あと、タイミングが悪い。「平安の昔から結ばれ続けた」なんてロマンチックな話は、4段階くらい伏線張って、クライマックスでようやく出すのが王道でしょう。それをちょっと今出てきたばかりの敵役の、小話流れでポロリしちゃうとか…。
別に王道じゃなきゃダメなんて言ってるわけじゃないですが、映画ってのはベタか意外性かの争いではなくて、観客の感情の揺れ動かしをいかに最大化するかというのが争点のコンテンツだから「ベタ筋書×王道演出」を見たかった…。そういう点では、伏線の引っ張りが弱すぎる。(あるっちゃありましたけど…弱い)
あとラストシーン。
自分の生い立ちの下りを黄泉の国に行ってからもひきずっていたのはまぁいいとして、黄泉の国から帰ってきたあとの後日談にまたその話題?アナグラム?パンフレットの裏話でやればいいんじゃないのか?それこそ「平安の昔から〜」をここで答え合わせするのが良かったんじゃないかなぁ!?(キレ気味)
以上です。
手札は良いですが、7並べは出す順番を考えないと簡単に負けます。
堺雅人・高畑充希の押しも押されもせぬ人気実力派キャスト、日本映画であまりお目にかかれないハイレベルなVFX技術を駆使した映像美、そして宇多田ヒカルの唄う主題歌、ここまでの手札はなかなか回ってきません。あとテーマも良かった!夫婦の愛ってまたベタなんですが、登場人物の愛らしさもあって終始にやけてました。けど…
それを正しい順番で出しさえすれば…って感じでした。おしい!
癒される☆
原作を読んでいないので、読んでいる方とは評価が分かれると思います。
ただ、私としてはとても面白く見ることが出来ました。
役者さんも、わき役まで行き届いていましたし、他の方が言ってらっしゃるように、CGが良く出来ていて、とても楽しめました。
年代も子供からお年寄りまで楽しめて、基本 ハッピーエンドなので
何となく、ほっこりとした気持ちで帰ることが出来ました。
望めば、もっともっととなりますが、暮れの時期に一人で見るには
良い映画だったと思います。
幸せな夫婦だな。
アキコ(高畑充希ちゃん)の一つひとつの動きや言葉に「幸せな夫婦だなー」と、じんわり感じてしまいました。
鎌倉という街も、海街ダイアリーとは別の鎌倉らしさを醸し出していて、良かったです。海沿いの道路→江ノ電→古い家という描写の順番が、都会から鎌倉に入っていく感じがして良かったです。
いろんな伏線の回収も上手かったですね。いや、最後まで回収されていないのは、キンは何者で何故住所を知っていたのか、、、ですが、まぁ知らなくても良いことですね。
最初にキン(中村玉緒さん)が出てきた瞬間に、驚いて映画館で声を上げてしまいましたけど、ホラーな映画ではありません。心をリラックスさせる映画です。
原作を読んでみたくなりましたが、全33巻か。。。
ほろっとするラブストーリー
貧乏神の伏線回収が巧みだったし、何よりほろっとするストーリーが良かった。それに皆さん演技達者ばかりで観ていて安心感のある仕上がりだ。
ただ、ラストであれだけ運命を強調するなら序盤から出会いについて伏線を張って欲しかったし、両親ももう少し描いて欲しかったなぁ。
笑って泣けました
原作は読んでませんが「三丁目〜」のスタッフ&キャスト満載で安心して観られました。真田丸の殺陣、知らないイケメンカメラマンの卵を無防備に拾ってしまうヒロインが今度は年上の旦那さまに仕えたり、アクションありほっこり涙あり、笑いありと、夫婦、家族で観ても楽しめる映画だと思います。主役を食うくらいの玉緒さん、「家族はつらいよ」でも黄泉の国ではお幸せに!の橋爪さん、吉行さんご夫婦。堤さん、薬師丸さんのとぼけたキャラも秀逸じゃないでしょうか!安藤サクラさんの少しチャラ目の死神もいい味出してましたね。CGもさすがに壮大でタンコロの乗客の中に千尋やカオナシがいないか探してしまいました。細かいところは抜きにして、まだ観ていない方々、是非家族で観て、夫婦家族の大切さを感じて楽しんでください。
話が詰め込みすぎ。
「DESTINY 鎌倉ものがたり」鑑賞。
*概要*
同作の原作者・西岸良平のベストセラーコミック「鎌倉ものがたり」を実写映画化。
*主演*
堺雅人
高畑充希
*感想*
原作は未読。当初、観る予定ではなかったんですが、やっぱり鑑賞。
山崎貴監督の作品は好きで、今作でも映像が素晴らしかった。監督の他作品は良かったんですが、今作は残念ながらダメでした。面白くないです。退屈だし、つまらなかったな…
ハッキリ言って、話が詰め込みすぎ。ファンタジーなのか、ラブコメなのか、サスペンスなのか、コントなのか、SFなのかよくわからない。確かに夫婦愛の描写はありますが、感動しない。
鎌倉=魔物や妖怪が棲んでるっていうけど、世界観に入り込みずらいし、魔物がやってる屋台のシーンはちょっと劣化したスターウォーズを思い出しましたw
あと、妻・亜紀子のぶりっ子キャラがちょっとウザかったな…w
物語終盤、主人公・正和が妻の亜紀子を助け出すシーンは、ん~なんか微妙。映像はそこそこいいけど、なんかジブリっぽいし、あまり盛り上がらない。(^^;
総じて、駄作です!
山崎貴監督どうしちゃったの?(^^;
アニメを見てるようで・・・
期待しすぎた分ガッカリ感が強かったです。
全体的にツッコミどころ満載で途中からはお笑い映画を見に来たんだ!って自分にいい聞かせながら見てました。
俳優さん達は主人公2人以外は味のある雰囲気を醸し出していてさすがだなーって思います。ただ堺さんはいつもと全く同じ演技だし、高畑さんの演技がくどくて喋り方も合ってない。この2人が別の方ならもっと感情移入できたかな。
黄泉の国のCGはとってもよかったです。
ジブリの実写版のような
正直ちょっと長い。
前半、結構グダグダして飽きる。堤真一のエピソードはもっと短くして、引き締めたほうがよかった。
ファンタジーな妖怪たちも目新しさはない。見切りつける客もいた。
後半の黄泉の国に行くクダリからやっと盛り上がって集中できた。
堺雅人の殺陣もキマって(真田丸で腕を上げたという感じ)かっこよかった。
黄泉の国の遠景CGは楽しかったが、町並みやラスボスと主人公との戦いはまるで「千と千尋」。
敵に追いかけられるシーンはジブリのアニメの動きによく似ていて、実写版を観ているようだった。
今回、中村玉緒はとても効果的で昭和レトロな雰囲気にマッチしていた。
安藤サクラ演じる死神も、いつもの役柄と違って中性的な感じが今風で、新しい魅力を感じた。
アキコ役は甘ったるい感じ。元々ルックスが可愛い人だから過剰に感じてしまう
『西遊記』のような黄泉の国にビックリ
いつの時代かよくわからない鎌倉。
そこは、幽霊やもののけなどが普通に暮らす町。
若い新妻・亜紀子(高畑充希)と結婚した初老の小説家・一色正和(堺雅人)は、しばしば鎌倉警察の不可思議事件の調査協力をしている。
そんなある日、亜紀子がもののけによって、身体を奪われ、魂だけの存在になってしまう。
しばらくは正和の生命力を得て生きながらえていたものの、本格的に死神によって黄泉の国に連れ去られてしまう。
正和は亜紀子を取り戻そうと黄泉の国に赴く・・・
というハナシなのだが、とにかく本筋に入るまでが長い長い長い長い。
正和が黄泉の国へ行くのは終盤30分ぐらい。
それまでは、状況説明を兼ねたちょっとエピソードが綴られていくが、正和付の編集者がこの世の名残り惜しさにもののけに変身しちゃうエピソードなどは不要じゃありますまいか。
また、現世がいつの時代かよくわからず、昭和の雰囲気だけはあるのだけれど、そここことなく、現代的なものも登場して興を殺がれてしまう。
特に、冒頭の江の島を背景にオールドスタイルの自動車が走っていくシーンで、道路がえんじ色のツートンカラーに塗られていているのでガックリきてしまった。
CGは、もっと雰囲気をつくってほしいよなぁ、と。
黄泉の国の造形もなんだか、むかしテレビで放映していた『西遊記』みたいで、ちょっと困惑しちゃいました。
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