DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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展開が……
金曜ロードショーで初めて観ました。主演の堺雅人さんが好きなのでずっと気になっていた作品でしたが、正直三年前わざわざ映画館に観に行かなくてよかったと思いました。
キャストはいい(わたしの中では安藤サクラさんが特によかったです)、宇多田ヒカルさんの主題歌もめちゃくちゃいい。
でも展開が本当に雑、そして本題に入るのが遅すぎる。
「妻が黄泉の国に連れ去られてしまった!」がメインのはずなのに前半は亜希子さんずっといます笑。こっちからしたらえ?まだいなくならないの?って感じでした。
別れのシーンは確かに感動モノでしたが、そのあと先生が黄泉の国に行くことを決意するシーンで黄泉の国がどれだけ未知で危険か散々脅されるくせに、戦闘シーンも最後鎌倉に帰ってくる方法も超あっさり!そりゃあ貧乏神は絶対どこかで出てくると思ったけども………
まとめてみると、このお話の世界観を説明するのに必死で大事なシーンがすごく味のないものになってしまったような気がしました。やっぱり二時間の映画にすべてを詰め込むのは難しいんですね。
ここは鎌倉だぜ?ミニオンだって普通に暮らしてるんだ
小さな一つ目の妖怪・独眼坊がミニオンに見えてしょうがなかった。目が悪くなったのなら西岸眼科に行かなければ。と、細かなところに気を取られて、マカイマツタケがシイタケのようにも見えてしまいました。ついでに告白すると、音楽が『ハウルの動く城』に聞こえ、黄泉の国が『千と千尋の神隠し』にも見えてしまいました。
鎌倉に暮らすミステリー作家の一色正和(堺雅人)のもとに嫁いだ年若い妻・亜紀子(高畑充希)はその生活に驚くばかり。魔物や幽霊、妖怪や仏様、死神(安藤サクラ)までもが現れ、人と人ならざるものたちが仲良く暮らしているのだった。本業の小説執筆に加え、鎌倉署の心霊捜査にも協力する正和。鉄道模型収集の趣味があったことにも驚く亜紀子だったが、彼が事件解決をしたことに夫への信頼感は高まるばかり。
「三丁目の夕日」の西岸良平のもう一つの代表作「鎌倉ものがたり」のエピソードを散りばめて1つのストーリーに仕上げた監督・脚本の山崎貴。原作は未見のままでしたが、三丁目シリーズと同じく見事に仕上げてあるように感じます。ただ、亜紀子の霊体が身体から離れて黄泉の国へ行ってしまうという大事件が起きるのはストーリーの後半。それまでのエピソードの中には余計だと感じるものがあるかもしれませんが、伏線としてほぼ収束しています。
『三丁目の夕日』では大いに笑って泣いて楽しませていただきましたが、『永遠のゼロ』、『海賊とよばれた男』と違った路線に入ってしまい、山崎監督は笑わせ方を忘れてしまったのではないかと危惧しています。堤真一が演ずるキャラに全く笑えなかったし、笑いのほとんどが高畑充希の驚きのギョロ目に助けられていたかのようでした。個人的には河童頭の大倉孝二が何かやらかしてくれると思ってたのに、キツネの血が混じってる要潤にかっさらわれてしまいました。
久しぶりに試写会当選(というか応募したのも8年ぶり)して先取りしましたが、ファンタジー作品としてお子様からお年寄りまで十分に楽しめる作品となっていますので、年末・お正月と家族で観に行かれるのが良いかと思います。親子の不思議な縁、1000年の時空を超えた愛と絆、身近な人との縁を再認識させてくれる作品です。
【2017年11月映画館試写会にて】
さぁ、冷めている内に食べましょう
堺雅人主演の映画を見ていこうということで、今回選んだのは山崎貴監督の「DESTINY 鎌倉ものがたり」です。ストーリーも出演者も、もちろん原作も全然知りません。
かなり面白い!!
見応えあるストーリー、割と豪華な俳優陣、思わず声を上げてしまう映像美とCG。
なのに、「評価が高いと言っているレビューが多い」と言っているレビューが多くて残念。私がまだ子供なんですかね?テンションめっちゃ上がりましたよ
幽霊や妖怪、魔物と言ったものが日常的に姿を現す鎌倉。そこに住むミステリー作家の一色正和(堺雅人)に嫁いできた亜紀子(高畑充希)は、幽霊や妖怪が同じ地に住んでいることに最初は驚くが、徐々に慣れてくる。
言わずともしれた山崎貴監督作品のCG技術。
絵本の中から飛び出したかのようなエグすぎる映像美。たまらなく興奮して「うぉ〜、すげぇ」とつい声を出してしまいましたよ。夢があるな〜
脚本もまた、夢がある。
人間は肉体と魂二つに分かれていると。
死後はそのまま天国に行く訳ではなく、死神が迎えに来て電車に乗って天国へと向かう。子供に見て欲しい、と言っても大人向けではあるかな?子供にとってはちょっと難しいかも
役者も文句無し。
堺雅人は安定だし、高畑充希もいつも通りドタバタ。堤真一の声は癖になるし、薬師丸ひろ子は女将役がピッタリ。その他にもチョイ役だけど輝いている人ばかり。
伏線回収もお見事。
書物、発言、人物、あらゆるものが伏線となり徐々に回収して、事件解決へと着々と近付いてくる。
すんごい綺麗な脚本で驚きが隠せない。観客にこういう事か!と納得させる展開で、後半になるにつれてさらに面白くなる。最高かよ
音楽も天才的!
劇中に流れる音楽はピッタリだしゾクゾクっとくる。
宇多田ヒカルの主題歌も素晴らしかった。
欠点というか惜しいな!と思った所は、前半の事件をもっと綺麗に片付けて欲しかったかなって所かな。
後は昔、要するに子供時代を付け加えてくれたら物語に深みが出たと思う。ちょっとあっさりし過ぎてるかな
とっても幸せな気持ちになれて、テンションが上がる素晴らしい映画でした。見てよかった!というか、映画館で見たかった...!!
堺雅人が竹刀を持っているのはわざとですかね?ww
子供と何か映画を見たいとお悩みの親御さんはぜひこの作品をお選びください。
原作の面影はカケラも無いけど、内容も無いけど、んまーあ豪華俳優陣。...
原作の面影はカケラも無いけど、内容も無いけど、んまーあ豪華俳優陣。それだけで押し通した感じ?
高畑充希ちゃん見てるだけで満足かな。あの気持ち悪いぶりっ子っぷりをギリっギリ気持ち悪くない…いややっぱり気持ち悪い…?くらいに演じたのがエライ。堺雅人は完全に気持ち悪かったけどいつものことだし。
あと宮崎駿オマージュってことでいいのかな?あとアレは三枚のお札かな?
あと、あの親子のことはスルーなのかな…良いけどさ…
貧乏神も大切にせよ。
死は突然訪れる。
妖気が溜まった不思議な街、鎌倉が舞台のファンタジー小説を、日本のVFX使い山崎貴監督が映像化した作品。
鎌倉映画というと、海街diaryを思い出します。
今回の作品も鎌倉の独特な雰囲気をうまく利用した作品でした。
魔物や後半の黄泉の国はVFXを感じさせない綺麗な映像でした。
とにかく映像技術が凄かったです。
亜紀子の魂が抜け、黄泉の国へ行くのは本当にラスト近くだったので、物語の盛り上がりは意外と後ろでした。
ストーリーは単純で分かりやすかったです。
確かにチープさも見え、苦手な人も多いかもしれませんが、重い死というテーマをコミカルでポップに描いていたのが印象的でした。
伏線回収もあり、まさかのあの人が大活躍でした。
魔物たちもチャーミングで、天頭鬼も人間的で何処か憎めない。
安藤サクラさん演じる死神がなかなか良かったです。
また、黄泉の国の捉え方が気に入りました。
黄泉の国は、次の生まれ変わりへの準備をする場所。
人それぞれの見方によって、黄泉の国は違う景色になる。
江ノ電も可愛かったです。
黄泉の国のCGと音楽
ずっと気になっていた映画で借りて見ました。まずキャラクターが豊かで堤真一さんの中半のカエルは可愛かったです。あと安藤サクラさんの死神の軽さがまた物語に良いアクセントであり良かったです。田中民さんの疫病神の衣装も良かったしアイテムがラストに活躍します。小物についても伏せんになっていたりで良いです。黄泉の国は綺麗すぎる程のCGで迫力もあって音楽は最高。なんか大好きな人と観たい映画だと改めて思えたかな。
家族で楽しめるファンタジー
VFXがないはずのない山崎貴が手がける和風ファンタジー。家族で観るのが一番ぴったりかな。
堺雅人は本作では高畑充希と夫婦役でニヤケ顔全開。
内容は整っているが勧める人は選ぶね。
Destiny って、そういうことだったんだ!
鎌倉に住むミステリー作家
一色先生のもとに嫁いだ亜紀子は、
魔物や幽霊、妖怪などを
目にするようになる。
奇想天外なことが起こるが
とても楽しい新婚生活。
ある日、亜希子は、悪い魔物に、
魂を抜かれてしまい、
黄泉の国へ旅立つことに。
一色先生は、命をかけて、
亜希子を迎えに、黄泉の国へと行く。
黄泉の国へ行く電車が江ノ電なんて!
とても乙だわ!
それに、黄泉の国の美しさといったら!
見惚れてしまいました!
ユーモアたっぷりで、
楽しいものがたりでした!
【面白かったが、グリーンバックの限界が見えてしまった作品】
山崎貴監督と言えば、VFX。
”大きな駐車場があれば、何でも再現できますよ”と言った男である。
彼はその若い頃からの努力で(伊丹十三監督を師事)一時代を築いたのは、周知の事実であり、発表された作品もどれも大変面白く且つ、大ヒット作も数知れず。
だが、今作では異界の怪物と主人公たちの対峙するシーンでのギクシャク感がどうしても気になった。
メイキングをTVで放映していたが、主演の堺雅人と高畑充希がグリーンバックの前で、見えない怪物を相手に演技をする様を見て、彼らが気の毒になった事を良く覚えている。
だが、山崎監督の凄いのは、今作から体制を立て直し現在でも公開が期待される作品をハイペースで作り続けている所である。
転んでもただでは起きない(あ、今作もヒットしましたよ)山崎監督の今後の手腕を楽しみにしている。
<2017年12月23日 劇場にて鑑賞>
うーーん
役者が揃っているのにできが悪い。
ファンタジーにしたいのか、夫婦愛にしたいのか、中途半端だね。的を絞った方がよかったと思われる。
伏線のはりすぎでくどさも感じる。子供にはわかりやすいかも。
何だかかったるい映画だった。
後半に予算とリソース使いすぎたか
仲睦まじい新婚夫婦を軸に『千と千尋...』を実写化してみました的な感じ。
後半の黄泉の国は、既視感はあるもののなかなかゴージャスでビジュアルもよく、邦画としては頑張ったなと言っていいと思う。
しかし如何せん前半がキツイ。アニメより難しいとは思うが、「んなアホな」と思わせないようにしてくれないとこういう作品の鑑賞は苦行となる。シュールな雰囲気が醸し出せてないためハロウィンにしか見えなかったのが致命的。
後半せっかく盛り返しちょっとホロりとさせるも、ラストシーンも余韻がないんだな、なぜか。
2018年群を抜いたワースト1
伏線を張らなすぎ、これしかない。
まぁ、そーするよね?それだよね?の連続。
映画館に行ってこれしか入れなくて見たけど
最悪だった。山崎監督が最新作でドラクエ出したけど
面白くなかったら、もうこの人の作品は見たいと思わない。
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