DESTINY 鎌倉ものがたりのレビュー・感想・評価
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鎌倉の魅力と山崎監督の素晴らしさ
鎌倉のレトロな町並に、時代は現代なのにそれに合わすかのような服装や車。それに加えて黄泉の国の立体感、迫力。山崎監督の監督としての能力の高さや、VFX技術の素晴らしさが窺える作品だ。黄泉の国の世界観が素晴らしかった。
この作品は、見事に配役が合っており、脇役でも豪華な顔ぶれで素晴らしかった。黄泉の国のように想像が色々でき、何回でも様々な角度から観られる作品だなと感じた。想像して創造するといった、普段の何気ないことが作家として何気なくでき、黄泉の国の冒険を面白くしているのだと思った。山崎監督、素晴らしい作品でした。タイトル通り、『DESTINY』=「運命」のように、鎌倉での生活感が滲み溢れる作品であった。そして、不思議でレトロな雰囲気である"鎌倉"を、妖怪、魔物、幽霊など、歴史ある町を、様々な文化が入り交じり、過ごしているといった鎌倉らしさが表れていた。
終盤の貧乏神のくれた茶碗で黄泉の国を駆け抜ける場面、とても爽快でした!気持ち良い!
個人的には死神さんのキャラが好きでした。死神さんと本田さん(堤真一)のキャラとても良い感じで物語に入っていた。死神さん面白いです!
ホッとするファンタジー
幽霊や妖怪が跋扈する鎌倉。現実の鎌倉に非常によく似ているが、別の鎌倉で、しかし登場人物たちが住んでいるのは実際の鎌倉という、かなり強引な設定だ。役者の力量が問われると言っていい。
その点、堺雅人と高畑充希は安心して見ていられる。特に高畑充希はアニメのキャラクターが人間になったような感じで、喜怒哀楽の典型的な表情がとても上手だ。
堤真一と安藤サクラがおとぼけキャラで脇道に逸れたり物語を進めたりするのが非常に愉快である。
大人も子供も一緒に楽しめる、悪意のないほのぼのするファンタジーだ。たまにはこういう映画もいい。都会生活でギスギスした気持ちをリセットしてくれる。
贅沢なCGで後半の世界観は◎
予告編を見て勝手に「千と千尋の神隠し」の世界観を実写版として期待していました。
夫婦愛を語る要素や古都鎌倉の風情、ミステリー要素、黄泉の世界のファンタジー感などなど、少々盛り込みすぎのせいか最後まで焦点が定まらず、観賞後の満足感には至りませんでした。
映画のクライマックスとも言える黄泉へ踏み入れるシーンはCGが使われ世界観が表現されていましたが、前半が間延びしていたからか、やや唐突な印象が残りました。
あと、宇多田ヒカルの主題歌が作品を総括し、更に上回ってしまっている印象も。
決して悪くはなかったのですが、見る前の期待値を上げすぎていたのかも?個人的には残念でした。
惜しい
さすが山崎貴監督。相変わらず映像は素晴らしい。黄泉の国の風景なんてもうため息が出るばかり。異形のキャラたちも良くできています。
ストーリーも面白味があり、鎌倉という街には何かが潜んでいそうな思いにさせられます。堺雅人も映画の雰囲気に良く合っています。しかし主要人物個々の描き込みが薄いため、共感という部分が弱い。その辺がちょっと残念。
役者が素晴らしかったです。
お話の内容はCGがすごいな~という印象が強くて、正直あまり残っていません(^^;
けれども主演の堺さんをはじめとした俳優陣の演技が素晴らしかったので、ファンタジーな世界にもかかわらず説得力がありました。堺さんのファンなら、彼のコミカルな魅力が満載ですので一見の価値ありだと思います🎵
死神や貧乏神に親近感
西岸良平のほのぼのとしたテイストは残しつつ、山崎貴流のVFXを駆使したファンタスティックな世界観を作り上げました。観客は亜紀子と共に鎌倉の不思議な世界に最初は少し驚きながら、すぐに魔物や幽霊、死神などに親近感を持ち、これが普通のことであるように受け入れているでしょう。
この映画に特徴的なのは、非常に劇的な作りになっていることです。鎌倉での暮らしぶりや、様々なエピソードを通じて、人間界と魔界、黄泉の国との関りや仕組みが少しづつ積み重ねられ、最後のクライマックスにすべてつながっていきます。こんな「黄泉の国」があったら面白いですね。ここでの魔物との闘いを通して、正和と亜紀子の「DESTINY]が明らかになって二人のつながりの深さ、長さを実感するのです。
テーマは「1000年続く愛」です。それを堺雅人と高畑充希が体現しました。
幸せな気持ちになれました
パートナーと一緒にみたいと思う
ほっこりした作品で
観賞後 相手を思いやることができるようになれる
素敵な夫婦愛の映画でした
とても幻想的でお子さんも楽しめると思います
難しい解釈も
頭をひねることもなく
素直な気持ちで
最後まで観賞できたことや
観賞後にもやもやすることもなく
着信音を映画の主題歌にしちゃうほど
どっぷりはまりました(笑)
明日またいきまーす
不思議の街、鎌倉
前半の日常に河童が庭先を横切るような不思議が溶け込む鎌倉の描写が面白い。
自分も藤沢から鎌倉に近道をして行こうとして八景島に出ちゃったことがある。
ちょっと化かされた気分になったことを思いだしました。
は!冒頭の新婚旅行帰りの二人が車で走る道順がおかしいのも、そんな不思議な鎌倉を表現してるのかな?
ユニバでアトラクション化してほしい
まず、CGがとてもよかった。
あの、江の電に乗れたらどんなに最高だろうかと何度思ったことか。
そしてそのCGに負けないくらいの役者さんの演技とストーリー。
堺雅人さんや高畑さんは安定の演技のうまさ。その他の少ししかでない人にも演技派の俳優さんが起用されていて、細部までこだわっていた気がする。(特に死神がよかった。)
ストーリーもとても感動できるもので、途中これでもかというぐらい泣いた。今年で一番泣いたと思う。
また、鎌倉のロケーションが妖怪が出るという不思議な世界観に納得をさせていて、とてもよかった。もしかしたら僕が知らないだけで鎌倉には妖怪がいるのかとさえ思った(笑)
ただ、天頭鬼との戦闘シーンが意外とあっさりしていて、おまけのお話といったかんが少し感じられた。
後は、こここうすればいいんじゃないという細かい矛盾が気になった。
VFXもCGにも潰されないストーリーの強さ
山崎貴監督の作品は、大体観ているけど、わたしは「永遠の0」「海賊と呼ばれた男」よりも、「Always三丁目の夕日」「寄生獣」などの漫画原作のほうが好きだな。で、これはどうだったかというと…
やはりめっちゃくちゃ良かった、面白かった、感動した…しのごの言わずに観た方がいい、感動夫婦愛&家族愛映画だった。
原作はちょこちょこ読み、また、予告編見てて、家族みんなで楽しめるファンタジー映画だろうと甘く思ってたけど、こんなにも胸が熱くなって涙が延々と滝のように流れる作品だとは…笑えるぐらい良作!!!◎
お母さんと観に行ってなければ声を上げてわんわん泣けたのに、家族の前では絶対泣かない精神を貫いている私としては声を押し殺して無表情で涙を拭う姿を見せる事は無く口も終始閉じたまま顔だけびしょ濡れで気持ち悪い状態だった…。
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勿論この映画が名作になった理由のひとつとしては西岸良平先生の原作ありき。
そしてファンタジーとCGが強めなのは山崎監督特有だからというのはありつつ、映像やCG、ファンタジー要素に対して、ストーリーの良さが打ち勝ってたから…。
映像がもっとチープなものになっていたとしても、このストーリーとキャストが揃えば完全に勝ち組だね。山崎貴監督はVFXとかCGだけが売りというわけでなく、脚本も書いてるからそこがまた…カッコ良いよね…orz。そもそも私は、山崎監督は顔がオダギリジョーに似てて超かっこいいなと思い、そこから感情移入して好きになっていったから、監督としてとかCGディレクターとしてとか二の次にしても人がもう好きなんだけど笑、顔+この多方面に渡るクリエイティブ能力でしょう?天は何物でも与えるんだよね…カッコ良い…!
そして本題に戻りこの映画のこと。
堺雅人が一色先生役で高畑充希が亜希子役。見た目と人間性と雰囲気、演技力!
漫画が実写化される作品数あれど、たまに「この人この役やる為に生まれてきたな」という人がたまにいるけど、そのくらいピッタリだった。
堺雅人は出演作の中だと、「新撰組!」「南極料理人」「その夜の侍」が好きだけど、これも追加ですね。
高畑充希は安定の演技の上手さよ…
この役は今の芸能界で高畑充希以外探しても思い当たるというか勝てる人いない。カホコの時もそうだったけど、この人だからこの役が誰も不快感を感じず成立したよね…。兎にも角にも可愛らしい、愛おしい。本当罪な女だと思う。共演者、特に相手役を演った男性陣皆んな好きになっちゃうんじゃないかな?だって高畑充希は自分の好きになる相手役の人を全力で好きなのが画面通してむちゃくちゃ伝わってくるからさ…。(分かる人には分かるネタで言えば、高畑充希と共演した男性は皆んな、「ガラスの仮面」でいうヒースクリフ真島状態に陥るね)
堺雅人も高畑充希も、この映画観たら異性の皆さん、この人と結婚してえなおい!てきっと思うとおもいます笑。
この2人の夫婦愛のお話も良いし、他の登場人物たちのエピソードも良いんだよこれが…堤真一、ムロツヨシ、三浦友和と鶴田真由、そして吉行和子と橋爪功ね。
吉行和子と橋爪功て…何これ、何でこの2人夫婦役にしたん笑。山田洋次ファンを泣かせにきたんかい笑、めちゃくちゃ素敵過ぎるよ監督ー!!「家族はつらいよ」好きなんで、この2人が夫婦とかかなり熱かった。来年は家族はつらいよ3もあるしね。いいぞいいぞ。
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「Always三丁目の夕日」みたいに、「DESTINY鎌倉ものがたり」もシリーズ化して欲しいな。ファンタジー、コメディ、ホラーなどなど…どんな要素やテイストにしても楽しめる内容とキャストなので監督是非よろしくです。
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結婚したい人、結婚する人、結婚してる人たちにオススメしたい作品。
「グッド・ストライプス」「逃げ恥」「DESTINY鎌倉ものがたり」この3作品は是非ともですね。熱すぎて自家火傷するぐらい心が熱くなります。
高畑充希のふんわりとした雰囲気が光っています
映画『DESTINY 鎌倉ものがたり』を見てきました。ごく普通に、ほろっと泣ける映画になっています。
主演の高畑充希、堺雅人の二人だけでなく、脇を固める役者さんたちもそれぞれの持ち味を発揮しています。特に高畑充希のふんわりとした雰囲気が光っていますね。
ただ、難をいうと、前半が少し退屈で、寝てしまいました。最後の天道鬼をやっつけるところは少し安直かと…。
カラフルな冒険ファンタジー
予告編を観た時には「千と千尋の神隠し」の様だと思いましたが、実際に本編を観るとなかなかユニークな映画でした。
確かに「千と千尋の神隠し」にインスパイアされていると感じる部分も多いですが、山崎監督の得意とするCGによって実写化された映像は目を見張るものがあります。鎌倉を舞台にして人間模様を描いたしみじみとした原作を、映画では日本の寓話の世界と死生観を混ぜながら、可愛いキャラクターとカラフルな演出で子供も楽しめる冒険ファンタジーの色を強めています。原作ファンの方には不満が出るところでしょうが、敢えてタイトルに「DESTINY」と付ける事で、また違った世界を描こうとしたのではないでしょうか?
主演二人のメリハリのある好演も、ポップな作風に適度なリアティーを与え、大人も感動出来る娯楽作になっているとおもいます。
「軽すぎる」「人間の描き方が甘い」等と批判されがちの山崎映画ですが、山崎監督にはこれからも日本屈指のVR作家としての技術で、見たことのない映像と楽しい娯楽作品作りに徹して欲しい。
今年観た邦画で一番楽しめた映画です。
今年、43本見た中で1位の映画です。
私の2017年1位の映画です。
(スターウォーズは来週見ます。)
この映画を見る価値なしといっている人の感性を疑います。
夫婦愛の台詞で、今年1番泣きました。
役者がいいから台詞が胸にささります。
堺さんも高畑さんも。
堺さんの殺陣で蛮幽鬼を思い出しました。
まさか、敵役が新感線の屋台骨の人とは気がつきませんでした。(修羅天魔-髑髏城の七人 Season極 落選したよ!)
正直、「探偵はBARにいる3」の倍以上楽しめました。
期待はずれ以下!見る価値なし!
この映画は「鎌倉」がテーマ。大きなものです。原作もそうでした。自分が知らないような鎌倉の魅力がたくさん紹介されていました。しかし、鎌倉だけではなく、人間の汚い心も描いていました。そうです、主役は「人間」です。欲望、憎しみ、羨望、金銭欲、恨み、悲しみ、そのような人間の姿もみせてくれました。創作において、欠かせないテーマです。
この映画は「悪いのは全部魔物のせい」そして「信じていれば必ず叶う」という幼稚な正義だけの映画にように思えました。
各ポータルサイトの映画レビューではこの映画に「感動した!」「夫婦の愛が伝わりました」「涙がとまりません!」みたいな評価が溢れていました。
なんて安い感動なんだろう。だから僕は、はっきりいいます。
「期待はずれ以下!!見る価値なし!!」
頑張ってる感は伝わるけど
CGすごく頑張ってます感が強すぎるというか。
内容はよく考えられてあるけど、妖怪たちがイマイチすぎる。子供向けなのでしょうか?中途半端。
役者陣は流石でした。ただ、CGにもってかれてる感が。
最後のシーンの妖怪のヘンテコ具合にがっかりきました。。
今年一番がっかりした映画です。
予告編通りで芝居がきつい
あえてやってるのだろうけど、みんなオーバーアクトできつい。ほとんどみんなイッちゃってる。
そんな中、黄泉の国というかファンタジーの造作はどこか観たことのある感じで、見終えてすぐに忘れそう
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