劇場公開日 2017年12月9日

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「鎌倉の魅力と山崎監督の素晴らしさ」DESTINY 鎌倉ものがたり Kさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5鎌倉の魅力と山崎監督の素晴らしさ

2017年12月19日
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鑑賞方法:映画館

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鎌倉のレトロな町並に、時代は現代なのにそれに合わすかのような服装や車。それに加えて黄泉の国の立体感、迫力。山崎監督の監督としての能力の高さや、VFX技術の素晴らしさが窺える作品だ。黄泉の国の世界観が素晴らしかった。

この作品は、見事に配役が合っており、脇役でも豪華な顔ぶれで素晴らしかった。黄泉の国のように想像が色々でき、何回でも様々な角度から観られる作品だなと感じた。想像して創造するといった、普段の何気ないことが作家として何気なくでき、黄泉の国の冒険を面白くしているのだと思った。山崎監督、素晴らしい作品でした。タイトル通り、『DESTINY』=「運命」のように、鎌倉での生活感が滲み溢れる作品であった。そして、不思議でレトロな雰囲気である"鎌倉"を、妖怪、魔物、幽霊など、歴史ある町を、様々な文化が入り交じり、過ごしているといった鎌倉らしさが表れていた。
終盤の貧乏神のくれた茶碗で黄泉の国を駆け抜ける場面、とても爽快でした!気持ち良い!
個人的には死神さんのキャラが好きでした。死神さんと本田さん(堤真一)のキャラとても良い感じで物語に入っていた。死神さん面白いです!

Ks