「素敵でした」海辺の生と死 りんさんの映画レビュー(感想・評価)
素敵でした
映画のタイトル通り「生と死」が主な伝えたい内容であったと思う。
想像していたよりも涙を誘う物ではなく、彼等があの時代に感じた「生きたい」や「貴方の為なら死んでもいい」が緻密に描かれていて、現代の私たちが軽々しく言ってしまっているような「死」の言葉がどれほど軽率なものかを痛感した。
見終わった後何かしこりのようなものがこびりついて抜けなかった。
普段生活する中で「生と死」について考える機会はそう無いが、改めて考えさせてくれるようなそんな作品であった。
奄美の美しさも見れたし、何より満島ひかりの島唄は心惹かれるものであった。毎回彼女に感動を与えてもらっている。
永山絢斗もまたこんな演技ができるのかと新しい発見ができた。
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