「【戦中から戦後の混乱期、幼き子供達を笑顔で守り育てた夫婦の尊崇な物語】」いつまた、君と 何日君再来(ホーリージュンザイライ) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【戦中から戦後の混乱期、幼き子供達を笑顔で守り育てた夫婦の尊崇な物語】
俳優、向井理さんの祖母、芦村朋子さんの半生記を、向井自身が企画に携わり映画化した作品。
向井理自ら演じた芦村吾郎と尾野真千子が演じた朋子夫妻の1940年の出会いから戦中の上海、戦後は愛媛、茨城、福島、大阪を転々としながらも明るく健気に生き、子供達を育てあげる姿に感銘を受けた作品。
そして、現代パートで朋子を演じた故、野際陽子さんのお元気だった姿も忘れ難い作品。
歌の名は知らねど、そのメロディを聞けば有る年代以上の方は懐かしさを覚える(と言われる:私は何故か知っていた・・)”何日君再来”の異国感ある、歌いまわしが美しい。
<戦中、戦後を苦労しながらも生き抜いた多くの先達の方々あっての現在の繁栄があるという事を改めて思い出せてくれた作品でもある>
<2017年6月30日 劇場にて鑑賞>
コメントする