ジュラシック・ワールド 炎の王国のレビュー・感想・評価
全651件中、441~460件目を表示
単なる娯楽作ではない。(ネタバレあり!)
明らかに、次の話の為に本作がある。普段の人間世界がジュラシックパークになってしまうという次の段階のための本作の設定であり、むしろ、よくここまで引っ張ってきてくれたことにこのシリーズのファンとして製作陣、スタッフには感謝します。いよいよこれからですね!
凶暴なインドラプトルの知性については、シリーズの最初から、恐竜は、とてつもなく素早く動き、人間の知性ほどではないにしろ、仲間内で感情を共有し、危険を察知したりする能力もあったはずだという設定になっていますので、この見た目も恐ろしいインドラプトルが、さらに知性を身につけてゆくと「猿の惑星」並みの人間社会を恐怖に陥れるジュラシックワールドが展開するに決まっています。(^^)
遺伝子工学というのは、つねに危険と隣り合わせであり、人間にとって有用な種を作ろうとしていても、どこかしらでコントロールできないことがつきまとっています。
しかし、人口知能の進歩も、アンドロイドの進歩も、遺伝子工学の進歩ももはや誰にも止められない段階に来ています。だからこそ、ゆっくりと、着実に物事を進める必要があります。
自分がクローンだと知らされ、肉親?や親しい乳母と次々に別れることになってしまったメイジーがとった行動も仕方のないことです。そこにボタンがあれば、押されてしまうのはドラマツルギー上ありうべきことなのです。
もっとも、あまりに簡単に押されてしまったことには、憤慨してもいいでしょう。パスワード入れるとか、指紋認証するとか。笑
メイジーがとった行動は、イーライへの反抗もあったと思いますが、イーライは、単に恐竜たちを金に替えようとしていただけで、その危険性はほぼ考えていなかった。考えていたとしても、むしろ金に換算して喜んでいた。金の亡者である。
これからの資産家は、単に金儲けだけではなく、包括的な環境問題と、テクノロジーが環境や社会や人体に及ぼす影響についてしっかり考えていかねばなりません。全てがつながっていることを自覚しなければ。
期待が大きすぎたのかな…
全体的にわざとらしいというかなんというか…一応今までのお約束は踏襲してる、もうピンチ!ってタイミングでRexyが乱入して助かるとことか。でも、なんか今回はやたら人間模様にスポットがあたって、恐竜映画が観たいわたしには中だるみに思えた。ホラー映画的脅かし方を恐竜でやる必要があるのかなぁ。あとロングウット家の設定が私にはバイオハザート5のスペンサー邸に見える
ドリフのコントのような恐竜映画です!
溶岩流れてくるし、火砕流はくるわ、ドッカンドッカン火は降ってくるわ、そん中で恐竜がワンサカ追ってくる。
まるでコントのようなドタバタ劇(笑) 尚且つ泣きまでもってくる。
うん、笑った。しかも泣いた。
心の底から「お前馬鹿じゃないのっ!バッカじゃないの~」と何度もツッコミ(笑)
楽しいです!
映画をただ何も考えずに楽しみたい人は駄作って言うんだろうな。。 で...
映画をただ何も考えずに楽しみたい人は駄作って言うんだろうな。。
でも、ただ楽しむ見方ももちろん正解だけど、今作もスピルバーグらしさ満載で、いつも通りちゃんとメッセージ性があったし、いろんな楽しみ方があったから駄作だと思うのは本当にもったいないよ。
最高だったよー。
とにかく恐竜みんなかわいかったし。
島に取り残された恐竜たちみるのが辛かったな。
面白かった~❗
3D吹替版を、観ました!テレビで前作を見ていたので、流れがスムーズに入ってきてより身近に、面白く観ました~!迫力あってすごく怖い場面も有りました。前作から主人公の味方になって助けてくれる恐竜もいてこれからも、シリーズ化しそうな感じです。
普通に面白かった
今作は前後半でテイストが変わってて、どちらも違う面白さがあり楽しめた。ディズニー版スターウォーズもそうだけど、1作目は万人受けする感じで、2作目(今作)をチャレンジングな内容にしていて賛否両論ありそうだけど自分的には良かった。
ヒドい脚本
退屈というより、内容を外しているというべきか。
●前評判が芳しくなかったので期待はしてなかった。しかし映画前半はサスペンスフルな演出やキャラクターの自然な芝居など、前作より格段に良かった。ジュラシックシリーズらしいアドベンチャーな展開に引き込まれ、これは前評判と違って面白い作品なのかと期待したけど、早々にトーンダウンしてしまった。
●中盤からは恐竜たちは檻に入れられ、ろくに活躍しない。人間だけしか話を進行していない。後半はただ1匹の恐竜と追いかけっこをするだけで話が全く広がらず退屈なだけだった。様々な強竜が出て、個性的な特性を見せるのがシリーズの醍醐味では?
●上記をふまえるとクライマックスが前半にきているような印象。
構成を逆にした方が良かったんじゃないか?火山が噴火する島から恐竜たちを救い、脱出するスペクタクルは後半に持ってくる方が盛り上がると思うし、悪人が画策し、恐竜をオークションする場面は前半でも組み替えが出来る気がする。
●舞台を島から金持ちの屋敷にしたのも内容を収縮させる原因だ。森や草原、滝や湖。大自然の中でこそ恐竜たちは大暴れ出来るし、様々な展開を生み出せる。今までにない発想にするため舞台を変えたのかもしれないが他に考えはなかったか?
●前作にも登場したが遺伝子操作による新種の恐竜は必要なのか?観客が求めるのは見たことのない恐竜なのであって、おとぎ話のドラゴンやグレムリンではないと思うが。
●クローンの少女は全く意味のない設定だ。話の内容に全く貢献していない。遺伝子操作技術への啓発という面をこのシリーズは含んでいるが、あくまでジュラシックシリーズはアドベンチャー映画だ。
考え方を外しているとしか思えない。
そもそも毎回子供を登場させるのは、子供たちの恐竜への夢や憧憬を表現するため。子供キャラの使い方を間違えている。
●後味のよくないラスト。スター・ウォーズのようなシリーズ連続した人間ドラマを誰も求めていない。流行りのダークな娯楽は似合わない。一本一本、スカッとハッピーエンドにして欲しい。
前作はパークが開園したという設定でシリーズに新しい発想をもたらした。しかしパークが閉園してしまい、またも発想は振り出しに戻ってしまった。目を引く新しい内容を作るのは至難だと思う。
それでもラストで恐竜が逃げ出し世界中に散らばるのを予感させる先に、猿の惑星みたいな映画になったら目も当てられない。
つまらん
私が若かったからか、かつてのジュラシックパークは
ハラハラドキドキして食い入るように見た。で、その続編というので期待して行ったのだが、残念😣
恐竜をあの子たちと呼ぶ感覚、そして、その恐竜を
生かそうとする愚かさ、爆発する火山マグマから走って逃れる様、いやはや、見てられん。
主人公に、ちっとも感情移入出来ない。返して、映画代。
大人向けのジュラシック
初期のジュラシックパークから比べたらだいぶ大人向けになった気がします。でも、恐竜のかっこよさや自然の脅威的なものは新作の方がはるかに上回ってます。
ハラハラドキドキ楽しめます。
人間の欲によって蘇らせた生物を人間がコントロールすることについては凄く考えさせられました。
ロスト・ダイナソー ハイブリッド・ワールド
今年は第1作目が公開されてから25周年。
衰えぬ人気を見せ付けメガヒットとなった『ジュラシック・ワールド』待望の続編で、シリーズ通算5作目。
再び、恐竜の世界へ!
今回かなり賛否両論になってるようだが、今回も上々。
と言うか、このシリーズの面白さ/楽しさはもう安定。
大スクリーンで見るティラノや恐竜たちへのワクワクは永遠。
そんな恐竜たちが襲い来るスリル。
映画史上屈指のエンターテイメント・シリーズ。
夏、劇場大スクリーンで見るにぴったり。
今回の話題の一つは、恐竜たちが棲む島の噴火。オーウェンやクレアらは恐竜たちを助けようと奔走する。
恐竜パニック×ディザスター・パニックという、まるで映画2本分!
迫り来る噴煙や溶岩のハラハラ、噴火の迫力は申し分ナシ。
『インポッシブル』で恐ろしいまでの津波のディザスター描写を見せてくれたJ・A・バヨナが手腕を奮う。
第1作目を彷彿させるシーンや演出も。
登場する恐竜の種類はシリーズ最多。
また、ジェフ・ゴールドブラムの当たり役、マルコム博士の復帰。
今回も話題や見所は尽きない。
楽しめたのは楽しめたのだが…、正直、前作ほどではなかったかなと。
前作は久し振りのシリーズ最新作という期待値の高さもあったし、それに今回は難点もちと多かった。
最初に上々と言っときながら不満点の方が多くなりそうだが、順々に。
えっと、まず、復帰が嬉しかったマルコム博士だが、出番は最初と最後だけ。もっと話に絡むのかと思ってた。
新たな登場人物の一人に、ある女の子。
この娘の母親は…? と同時に、少女の秘密。
確かにショッキングではあったが、何だか肩透かし。てっきりシリーズ縁の人物の娘、例えばハモンドの孫娘の子供と思ったら…。
一番の難点は、すでに多くの方が指摘してる通り、前半と後半の落差と言うか、作風の違い。
前半はスケールもスペクタクルも充分。
ところが、後半は…。
いや、後半だって悪くはない。
シリーズ永遠のテーマである人間の傲慢や過ちにより深く踏み込んでいるし、ある場所でのサスペンスはまるでホラーのように濃厚。
でも、前半と比べるとエンタメ性やスケールは格段にダウン。
この前半部分だけで一本の映画に出来る。
そして、それに拍車をかけるハイブリッド恐竜。
ハイブリッド恐竜はもういいよ…。
前作では久し振りのシリーズ最新作の目玉としてアリだったが、今回はもう完全な二番煎じ。
さらに致命的な事に、今回のハイブリッド新恐竜=インドラプトル、前作のインドミナス・レックスのDNAにヴェロキラプトルのブルーの知能を併せたより最凶な筈なのに、体格も小さくなってインドミナスのような暴れっぷりもあまり無くて、明らかにインパクトダウン。
最後はお決まりのようにこのハイブリッド恐竜が襲いかかるパターン化。
ハイブリッド恐竜の存在が、何だか恐竜映画というよりモンスター映画のよう。
これまで散々モンスター映画好きと言ってきながら今回否定するような事言ってるようだが、モンスター映画にはモンスター映画の魅力や醍醐味があり、恐竜映画には恐竜映画の魅力や醍醐味がある。
劇中の人間の過ちさながら、それらを混合してはならない。
ドラマ部分は弱い点となかなか悪くない点が見受けられた。
噴火から恐竜を助けようと主人公たちに協力する財団に裏がある事なんて、子供でもすぐ分かる。
放棄され自然に返った島、恐竜狩り、恐竜の本土上陸などは『ロスト・ワールド』を彷彿させ、展開が何となく読めてしまう。
その一方、
オーウェンたちは再び島へ。あんなにワクワクするようなテーマパークだった島が荒れ放題に。パーク時代同様、変わらぬ惨事の歴史の繰り返し。
噴火から恐竜たちを助け出す。助けたいという気持ちは確かに分かる。
でも、果たしてそれは本当に正しいのか…?
恐竜たちはかつて自然の寿命を全うし、絶滅した。今また恐竜たちが絶滅しようとしている。
酷な言い方かもしれないが、生きるも死ぬも、自然の手に委ねるべきではないのか。
蘇った恐竜たちにもう一度、絶滅の苦しみを強いるのか。島に取り残されたブラキオサウルスが噴煙に呑み込まれるシーンに胸が痛くなった。
人間が勝手に恐竜を蘇らせ、そこにまた人間の手が加えられたら、それこそ人間の傲慢だ。
だから、恐竜で金儲けや生物兵器利用を目論む人間の醜いエゴがいつまでも続く。
第1作目で、印象的な名台詞がある。
「神は恐竜を創り、恐竜を滅ぼし、人間を創った。
人間は神を滅ぼし、恐竜を創った」
今回これに付け加えるなら、
「そして人間は尽きぬ欲にまみれ、同じ過ちを繰り返し、禁断の扉を開いた」
ラストは人によっては恐竜たちが新たな道へ歩み出したとも感じるが、個人的には、とんでもない事をしでかしたと思った。
本当にあれで良かったのか…?
禁断の扉を開け、解き放れた“恐竜の世界”は…?
…という訳で、2021年公開予定の第3作へ物語は続く。
何と言うか、話を散らかしてしまったと言うか、次でちゃんと話の収拾を付けてくれるのだろうか。
また更なる最凶ハイブリッド恐竜が登場して(しかも今度は翼竜のDNAで空を飛び、怪光線まで吐き)、オーウェンやブルーやT-レックスらが立ち向かうなんて話にまたなったら、もういいや…。
次は原点回帰、純粋に恐竜たちの魅力や恐竜たちへの感動、あのラストの後の恐竜たちの命運を描いて欲しいと切に求む。
ノリノリの前作より落ち着いた作り
前作「ジュラッシックワールド」第1弾は恐竜のテーマパークの華やかな賑わいと、人間の驕りからもたらされる壮絶な展開の対比が見事でした。今作は火山島からの救出という大スペクタクルはありましたが、全体的に落ち着いた印象でハラハラドキドキは抑えられているように思います。その分オーウェンをキーマンとして人間と恐竜との関りを良くも悪くもより深く描いています。恐竜に高い利用価値を見出して競売にかけてしまうのも人間なら、恐竜に深い愛情と尊敬を持って交流しようとするのも人間です。恐竜が人間社会に飛び出してしまったことで、どんな展開を見せてくれるのか次回作が楽しみです。
本来の怖さがある
前回の作品よりお話がしっかり続いていて、それなりに楽しめます。
ある意味、本来の本作品の怖い「ジュラシック」シリーズとなっているのかな・・・
ま、別の角度からみれば、好都合にお話が進んでいきますが、しっかり続編が出来るように終わっているし、色々と考えて作られています。
クリス・プラットも、スピルバーク、マーベルと忙しいね・・・・
ま、夏の娯楽大作として、子供向けとしてはいいのではないかな・・・
大人の人が見るとひまひとつスパイスが足りない気がするけどね。
ジュラシックワールド 炎の王国
面白くではあったが…
テーマであろう『生命に対する人間のおごり』は前作の方が深く描かれていたと思うし、わかりやすかったと思いますが、本作はそのあたりがイマイチ“ピン”とこなかった気がしました。
それにしても人間のお金に対する欲望ってあそこまで暴走するものなのでしょうか…
全651件中、441~460件目を表示