「ハラハラドキドキ」ジュラシック・ワールド 炎の王国 erieeさんの映画レビュー(感想・評価)
ハラハラドキドキ
冒頭からハラハラドキドキで期待度が上がる。
ジュラシック・ワールド閉鎖後3年の時が過ぎ島の中で生きる恐竜達に火山噴火の危機が迫る。
恐竜の生存に関し自然に任せる方向で検討される中、恐竜保護団体のクレアの元に恐竜を救出しようと力を貸す人物が現れた。
クレア達はオーウェンと共に島へ向かいヴェロキラプトルのブルーを探す。
人とコミュニケーションが取れる恐竜のブルーをウー博士は兵器として利用しようと目論む。
島は溶岩が流れたちまち火山は噴火した。
次々と救出されて行く恐竜達だったが、島に取り残され船を見送る首長恐竜の哀しそうな鳴き声が切ない。
恐竜の救出や保護は全部嘘で恐竜オークションの為に運び込んだことを知り何とか阻止を試みるオーウェンとクレア。
恐竜兵器とも言えるハイブリッド恐竜までもがオークションで売買された。
ロックウッド邸の地下から脱走した恐竜がオークション会場で暴れ、ついにハイブリッド恐竜の檻が開く。
オーウェンとクレアはロックウッドの孫娘メイジーと一緒に恐竜から逃げる。
家の屋根に恐竜が…追い詰められたオーウェン達。
するとブルーがハイブリッド恐竜に飛び掛かりオーウェン達を助けてくれた。
研究所は水素ガスが発生し危険な状況。
クレアは恐竜達の檻を解錠したが施設の扉は解錠を断念した。
やはり見殺しか…と思った時、扉が開き恐竜達が一斉に走り出した。
扉を開けたのはメイジーだった。
ロックウッド氏の娘のクローンのメイジーは自分と同じ境遇の恐竜達にも命があると言い逃したのだ。
ブルーに一緒に行かないかと誘ってみたがブルーは森の中へ姿を消した。
恐竜達は世界中に散らばり最早共存するしか道は無いと言うラスト。
人類は愚かな生き物で、遺伝子操作や原子力、細菌兵器、環境汚染などなど自ら招いた災いを受け入れる他に生きる道は無い事に要約気づくのだ。