「シリーズ最大の駄作」ジュラシック・ワールド 炎の王国 ともっち大先生さんの映画レビュー(感想・評価)
シリーズ最大の駄作
東南アジアの映画館で一足先に鑑賞してきました。
残念ながら、「駄作」と言わざるを得ない出来かと。
なんじゃこりゃ。あまりにもつまらない。
とはいえ、良かったところもあったので、以下箇条書きで・・・
★良かったところ
・前半のイスラ・ヌブラル島崩壊シーン
手に汗握る迫力。恐竜から逃げる&迫り来る溶岩から逃げるというフレッシュな見せ方に唸らされました。ブラキオサウルスが煙に包まれていくシーンでは思わず涙が・・・これは泣かずにはいられない。
★悪かったところ
・後半部分のストーリーがグダグダすぎ
「ロスト・ワールド」との差別化を図りたかったのかもしれませんが・・・中盤から後半にかけては、人間同士の争い、新キャラの掘り下げなどが中心となり、恐竜はほぼ蚊帳の外。まあ、テンポが悪いのなんの。
クローン人間の新キャラをめぐるくだりは、心底どうでもよかった。
恐竜をもっと見せてくれよ・・・!
・スケールがしょぼい
後半部分は、ほぼ屋敷内でのドタバタになります。追いかけっこを狭い空間でやってる感じ。スケール感に乏しいことこの上ない。
追いかけっこは広い方が面白いに決まってるだろ!(怒)
1作目のラプトル襲撃シーンの拡大版をやりたかったのかもしれませんが・・・
・恐竜の描き方がもはやギャグ
今回の目玉であるインド・ラプトルがやたらと人間臭い・・というか、ほとんどギャグです。
「ウェッヘッヘ、これからお前達を食っちゃるぞ!」
みたいなニヤリとした表情もするし、妙にコミカルな描き方をされています。
・・・これ、怖いかなあ?
少なくとも僕にはルーニー・テューンズにおけるワイリー・コヨーテのように見えたぞ・・・
・ラストであるキャラが起こすある行動が理解不能すぎる
これはもう本当に擁護のしようがない酷すぎる行動。これからどうすんの?コイツ責任とれんの?
・・・総じて、とても残念な出来になってしまったと思います。
シリーズのファンだったのに、ガッカリだよ!
頼むから、コリン・トレボロウは次回作には関わらないで・・・
と思ったら、次回作の監督トレボロウがやるんかーい!(笑)
同感ポイント多いです
なんてガッカリなジュラシックシリーズなんでしょうか。
恐竜という絶対に合間見れないワクワク感と、それを超越する巨大生物の恐ろしさ そんなものは本作からは全く感じなかった
というかジュラシックワールドになってから恐竜がやたら人間臭い
どんな作品でも称賛もあれば批判もあるものだが、このサイトのレビューは批判に対して幼稚な侮辱で一斉に攻撃する傾向がありますね。気味が悪い。これならレビューに対するコメント欄なんか無いほうが良いと思います。
本作は日本vsポーランド戦のようなもので、ニワカが理解できるような作品ではないと思いますが、ファンからすると最終章につなげるためのベストな仕上がりになっているのは観たら分かります。特に最後のクローン女の選択なんて最高です。バイオハザード5のような終わり方。しかし、バイオハザードは最終章でミスった。ジュラシック・ワールドはそうならないように、いや、むしろベストを叩き出して欲しい。ゾンビの放たれた世界ではなく、恐竜の放たれた世界ですが。
おっしゃるとおりです。確かに大作映画としてはとても面白い傑作映画ですが、B級おバカアクション映画としては駄作過ぎますね。 私は普通に観たので楽しめましたが、おバカ映画しか興味のない人には辛いと思います。ご愁傷様でした。