「怖かったけど楽しかった!と満足できるはず。」ザ・マミー 呪われた砂漠の王女 しんばさんの映画レビュー(感想・評価)
怖かったけど楽しかった!と満足できるはず。
ハムナプトラが中身を一新し、帰ってくる?しかも主演はトム・クルーズでダークユニバースという、いわばアベンジャーズのモンスター版⁉…とかなり気になる映画でしたので早速映画館へ。
ハムナプトラ1作目は、むせかえるような砂煙や暑さといったエジプトにあたかもいるような雰囲気が魅力的だったわけですが、今回のザ・マミーはもっとブラッシュアップされた、まさにエンターテイメントってかんじの映画です。そこは少しさびしいなと思ったりしたわけですが、しかしながら思う存分楽しめるストーリーとなっています。
今回のトム・クルーズは、ちょっと頭の軽い、ジャンプの主人公みたいな役柄です。だからか、呪われた砂漠の王女と対決するときも、浮気がばれた彼氏さんみたいで、緊張感がありあまるかんじではありません。それはソフィア・ブテラ演じる王女が、モンスターなのに可愛すぎるせいかも。瞳がふたつあっても、包帯まいた姿でもかわいい。だから、思わず早く復活しろ〜と応援してしまいました。
ただ、モンスター自体はあまり怖くなくても、それ以外のところでけっこう驚かせてきます。不気味な空気感、緊張感はいやというほど味わえますので、しっかり涼を覚えることができるはずです。一緒に行った友達は、指の間から画面を観て、ものすごいビクッとなってました。
映画館で観て損はない、エンターテイメント超大作です。次のダークユニバースが楽しみです。