「クリステン・スチュワートに😍で★おまけ」パーソナル・ショッパー toshijpさんの映画レビュー(感想・評価)
クリステン・スチュワートに😍で★おまけ
スピリチュアルな世界を描いた作品で、主人公モウリーンはパーソナル・
ショッパーとして生計を立てているが霊媒師でもあるという設定。
双子の兄がいて二人とも霊媒師、そして心臓疾患があるという共通点が
あった。数か月前に兄が亡くなるが、生前、「どちらかが先に他界したら
何らかの形でサインを送る」という約束をしていた。
兄からのサインが届くのか?サインがあるとしたらどんな形で?あるいは
人は死後無になるのであって霊は存在しないのかもしれない。
霊媒師でありながら兄とは違って霊の存在に確信が持てないモウリーン。
超常現象を体験しながらもそれが兄によるものなのかがわからない。
そんなもやもやが最後まで続く。
●ックス・センスやア●ーズだと最後に”実は××でした”と明かして
くれるけれど、今作ではそれがない。最後まで鑑賞してももやもやが残る。
自分が得意ではない、鑑賞者に解釈をゆだねる作品。
映像で描かれる事のすべてが本当なら兄がサインを送ってきたという
事になるのに、モウリーンが「違うかもしれない」と疑ってしまうから
ややこしい。
兄の霊が存在してほしいと願う彼女の心が見た幻覚なのだろう?という
解釈も成り立つ。製作者はあえてそんな混乱を狙ったのか?面倒くさいな。
彼女の行動が全部お見通しになっているショートメールはどこから?とか
彼女の雇い主が関係の冷めた浮気相手に殺められる事件は物語の中で
どんな役割があった?とか自分がヒントを見落としていたのかもしれないが
わからないまま終わってしまった。
殺めた男がショートメールの主で濡れ衣を着せるために彼女を陥れたという
仮説は立つが、モウリーンがバイクに乗って移動したりロンドンまで買い出し
に行ったりでしょっちゅう移動しているのに、本人に気付かれないで監視
しながらメールするとかは非現実的だ。
人の姿が見えないのに開閉するエレベーターや自動ドアも謎。
誰かすっきりする解釈を教えてくれないかな。
クリステン・スチュワートを愛でる映画としては彼女の美しい姿を見られる
ので合格なのだが物語の満足度は低かった。
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余談
クリステン・スチュワートの裸体が美しくて眼福。今年スクリーンで見た
中で一番。「ANORA アノーラ」「秘顔 ひがん」を抑えて堂々の一位。
(個人の感想)
① 心エコー検査の場面。検査のため上半身裸。CKBの色が美しい。
② 雇い主の服を、本当は禁じられているのにメールにそそのかされて
着てしまう。一旦自分の服を全部脱ぎ捨て、パンイチになる。
後ろ姿ではなく堂々と映し出される体の線が本当に惚れ惚れする。
ぎりぎり物語の中で必然性があるとも言えるけれど、ぶっちゃけこれは
サービスショットだな。自分はSKB爺なので歓迎だ。
服は脱ぐけど、誰かと組体操をするわけではない。検査も着替えも日常的な
ことだ。だからレイティングG(年齢制限なし)なのだろう。
読んで不快に感じた方、申し訳ありません。
ごめんなさいついでに。他作品だがフローレンス・ピューは好みではなくて、
裸体や誰かと組体操をするのを見てもなんとも思わなかった。
「俺ではない炎上」の阿部寛のパンイチ、あれもサービスショット?
クリスティアン、初めて見たのですがオーラのある人ですね。普段着では普通なのに、雇い主から禁じられていた試着のシーンは素敵でした!とりわけ着るのが面倒くさそうなランジェリーから始まり、着てもジャラジャラして冷たそうなドレス、そして靴!その後のシーンも説得力あってよかったです


