「媒体ですぎないこと」パーソナル・ショッパー 素子さんの映画レビュー(感想・評価)
媒体ですぎないこと
劇中に出てくる medium という媒体を意味するワード。
セレブのために買い物をし、セレブに憧れるが、殺人事件が起き・所詮自分は自分自身だと改めて気付かされた。全編を通じて孤独に描かれたヒロイン、兄との霊媒、セレブの媒体、最後に恋人に会いに行った地で兄との交流を通じて本当の自分を見つけたのだと思う。非常に異色ではありながら、ヒロインの濃厚な人物描写をK・スチュアートが見事に演じたと思う。
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