「多重人格者と心に傷ある女の子の話」スプリット 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
多重人格者と心に傷ある女の子の話
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今夜(2025/01/18)観ました。
スリリングな世界観に、独特のユーモアがまぶされている作品です。
本作の功労者は、ジェームズ・マカヴォイに違いありませんが、シャマラン映画にしばしば登場する『有能な老齢女性』が個人的には大好きです。本作ならカレン・フレッチャー医師を演じたベティ・バックリーですね。かっこいいおばあちゃんがあのような最期でとても哀しかったです。
幼少期から性加害を受け、心に傷を持った女の子はアニャ・テイラー・ジョイ。彼女の窮地に機転を効かせる表情などに驚かされました。
少ないキャストながら、スリリングで面白い時間を堪能できました。
難点は、尺の長さとクライマックスで“ビースト”が登場した辺りから、少々マンガライクで冷めてしまいました。
エンドロール直前のあの人の登場は👍です。
『アンブレイカブル』『スプリット』『ミスター・ガラス』は、3部作ともなかなか面白いので、機会があればご覧になってください‼️
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