「SAN値がピンチ」結城友奈は勇者である 鷲尾須美の章 第3章「やくそく」 Geso_de_Nyoroさんの映画レビュー(感想・評価)
SAN値がピンチ
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結論から言えば、全3章綺麗に仕上がっていたと思います。
第2章からの続きで、今作最終章の序盤にて相当キツイ展開から始まります。進むに連れ徐々に落ち着きを取り戻したかと思ったら、ココで例のアレが登場、落ち着いた日常は今回に限りワリと短く、最後にはまたビターンと地に叩きつけられるものの、オチのシーンで救いの光が見える、という感じの流れです。上げたり落としたりのジェットコースターは今話も健在です。
懸案と言えば、サスガに銀の死は痛々しくまだ小学女子には残酷極まりないけど、使命を背負わされても成せる事をなそうと健気に頑張る上で、気持ちの整理を付けていく流れも綺麗にまとまっていたと思います。
本編・結城友奈は勇者である(ゆゆゆ)につながるその他のアレコレも今作で色々と登場、ラストシーンでそちらへ繋がっていきます。
欠点は2つ。必殺技『満開』の件の説明が全然なかった。これは上記ゆゆゆを既に視聴してる方なら解りきってると思ったのでしょうか。小一時間にまとめる上でやむを得なかったのかも知れません。
もう1つはその満開を伴う決戦の展開が、若干バタつき気味だったことでしょうか。物語序盤から相当手強くなった敵との死闘を、もう少し濃度・密度が上がってれば良かったと思われます。
鷲尾須美→東郷美森がイヤにサラッと流されたのも、ゆゆゆ既視聴者には周知だからなのかな? 何かシーンが欲しかったですね、病院の名札や両親と神職の会談だけってのも物足りなかったかな。。。
ともあれ本作および全3章、いい感じに出来上がっていたと思います。秋からのゆゆゆ二期が楽しみです。
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