夜明け告げるルーのうたのレビュー・感想・評価
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海の造形
これは感性で観る作品
グニョグニョが良い
Eテレ録画.2
ご都合主義のファンタジーでついていけん〜 ガキの青春!成長過程!み...
思いの外よかった、感動した。 河童のクゥのように、悲しい結末のよう...
思いの外よかった、感動した。
河童のクゥのように、悲しい結末のようになってほしくなかったけど結局。
これはハッピーエンドで終わらせてくれよと思った。
一部の人間がすごく残酷に描かれているけど実際ああいう人間はいる。
何でも商売、お金、すぐ敵対視するような。
人ってやっぱ残酷なんだなと少し痛感させられた。
夜は短しと同じように独特な世界観でイラストも個性的でとても面白かった。
他の湯浅監督の作品も全て観たい。
河童のクゥにすごく近い。
ラストのカイが唄うシーン、泣けた。
子ども用
リアルに音楽の道を追求してきた身内がいると、最近はやりのバンドで夢を!とか芸能での成功を求める系が好きじゃない。という気分の出だしから始まり、、、
に加えて なんかポニョ感丸出しのルーも既視感。
田舎の漁協って 私が知ってる漁村は まったくこういう感じとはかけ離れてる。
リアルなのか非リアルなのかよくわからない。
突然のミュージカル感は、なんだ?
つまり、どういう世界観だと思って見ればいいのかよくわからない 統一感のなさ。
曲もなんか誰かの聞いた事あるようななんだっけ?
と思ったら
エンディングでやっぱり斉藤和義だった。
歌う声でなんとまあ 違う事よ。
正月のNHKでやってたので 家事の片手間に視聴。
ここで探したら出て来たので映画だったんだと判明。
感想では 絶賛してる人も多く また なんかに似てると言ってる人も多い。
絵の雰囲気は 爺さんが母親の死の瞬間を描いたタッチで全編 違うストーリーにするというのは どうかな、なんて言って見たり。
背景の描写は素晴らしい。
寂れた昼間の魚市場や 海辺 船
魚の匂いがして来そう。
主人公(?)とは言え、ルーが出て来ない方が話として上質になったような気もする。
情緒が、もう……
湯浅監督の作品!
何故ウクレレでライトハンド奏法?しかもピンクの鱗ピックの意味がない!
ポニョっぽいキャラとポニョっぽい画風なのですが、それよりも人魚のルーは京楽のキャラクターである“玉ちゃん”に見えてしょうがなかった。京楽のどんな機種にもプレミアムとして登場する玉ちゃん。拝むことが出来れば確変確定です!がんばれ、がんばれ!
と、パチンコネタはさておき、このアニメ作品は打ち込みをやってる音楽好きにもたまらないシーンが満載。冒頭からいきなり動画投稿で登場するのですが、ベースの遊歩とギターの国夫とともにDTMでバンドに参加するというのは珍しく、画期的なバンド描写だと感じました。しかもいきなり生楽器と合わせるという至難の業を楽々クリアしています。海辺の町で弦楽器を弾いていたらすぐに錆びそうだなぁ~などと余計なことまで考えてしまいました。
お陰岩とか人魚の町とか人魚ランドとか、とにかく最初から最後までファンタジー色をごり押ししてくる内容でしたが、キャラ設定においても、祖父さんが貸しボート屋を営みながら傘職人という異色さもあり、遊歩が地域の大きなえびな水産の一人娘。国夫は宮司の御曹司であるのも面白い。エンドクレジットによれば京都府伊根町に取材とあり、ここには人魚伝説ならぬ浦島太郎伝説があるそうな。また、「弁当忘れても傘忘れるな」は金沢の有名な言葉なのですが、同じ日本海側の広範囲に渡って使われており、京都府北部でも言われるらしいです。まぁ、この傘=日傘が重要な伏線にもなっています。
さらに人魚伝説では人魚に殺されるといったテーマもあったのですが、実は平和を愛する人魚のルー。ルーの父ちゃんも巨大で恐ろしい風貌でありながら、トトロみたいな容貌へと変化して優しさを強調しています。これじゃ『崖の上のポニョ』と『トトロ』を足して2で割ったような作品?と感じたのですが、後半になると、いや、咬んだら人魚になるってゾンビだろ!と感じ、人魚伝説なのかゾンビ伝説なのかもわからなくなります。
音楽を聴くと踊りだすという設定も、昨年は『ダンスウィズミー』もありましたけど、やっぱりここは『いなかっぺ大将』の風大左衛門を推したい。太陽や強い光を浴びると燃え出してしまうバンパイアもあり、クライマックスの浸水被害の対策とか、色んなことを想起させられる映画でもありました。最も新しい設定だな~と感じたのは、犬たちが皆人魚化してしまったことでしょうか。タコにまで尾びれがついてたし、もう何でもかんでも人魚化しちゃえ~~と、やけくそになってしまうかもしれません。
そんな中、ルーとずっと一緒に行動していたワンちゃんが可愛いので名前を知りたかったのですが、その答えが最後に登場します。ソラン!しかも学校の先生が捨てた犬。遠泳では生徒たちをしごいていたのに、実は泳げなかったことも判明します。また、カイの爺ちゃん、タコ婆、それぞれが失った大切な人のために辛い日々を送っていたのに、人魚はそんな悪い種族じゃなかったのね。もう憎むことはやめて人を好きになりましょうよ・・・ゾンビだけど。
ルーの「好き💛好き💛好き💛」という萌え声によって面白さ倍増だったのですが、テルオ父さんの経緯だとか町内放送の姉さんだとか、さらにアワビの密漁の件だとか、伏線がかなり回収されている中で置いてけぼりになったキャラがいることが残念でした。
爽快なジュブナイルファンタジー、けどちょっと主題歌の意味合いが弱い
少年期特有の悩みや葛藤と、その克服過程を
ファンタジーに載せて描いていてとても楽しめた
町中を巻き込むダンスシーンは面白いし愉快な気分になれる
けれども、
「歌うたいのバラッド」とストーリーとの相関が薄くて、
ラストの大団円への捲りも弱くて迫力に欠ける印象
カイの心情と決意を表現している楽曲なのは分かるけど、
そこに至る過程と変化があんまりリンクしてなくて納得感も薄く、
「あ、そうなのね」と軽く思う程度、これが本作の難点かなと思う
アウトサイダーにおける「StayGold」や、
ベイビー・ドライバーにおける「easy」は作品の象徴として見事に機能してたけど、
本作における「歌うたいのバラッド」は名曲の無駄遣いな印象さえあった
一方で、
じいさんが作る「傘」が日傘にもなるっていう説明の下りを
ストーリー序盤に降ろして、
その伏線をしっかりと回収する展開は面白いし、
真実を知ることで、
じいさんやタコ婆の怒りと悲しみが溶解する様はスカッとして
溜飲がさがったあたりは良くできた作品だなって感じた次第
ストーリーの荒削り感は否めないものの、気づいたら泣いているというす...
ストーリーの荒削り感は否めないものの、気づいたら泣いているというすばらしさ
色々なところにメタファーが隠されており、絵柄といい流石の湯浅クオリティ
ただ湯浅監督の描き方に慣れていないと置いていかれるのは前回の夜は短し歩けよ乙女で学習済み
映像的には面白い
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