T2 トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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不老不死
ヘロイン依存性の様に集う悪友の背後に映る破滅も、ノンストップで走り続ける悪態も、拭えぬ罪も、行き詰まりの人生も、憎しみや殺意でさえもが彼等を構成する大切な要素であり、だからこそ可視化されぬ彼等の友情は不滅なのである。
帰ってきたクズ供!
20年経とうが、変わらない人生。 真理はそんなものなのかもしれない。フランクジュニアがChoose Lifeの象徴だったか。 レントン、スパッド、サイモン、ベグビー最高なくらいのクズ達。 そして出し抜く人生を選んだヴェロニカ。 残る選択をしたスパッドが超絶カッコいい。 ロバートカーライルはマッチョになり過ぎて、前作のニヒル感の方が狂気が出ている。 もう少し絞って出演して欲しかったが、刑務所で鍛えたってことなんだろう。 音楽のセンスは前作同様で映画館でステップ踏みたくなるのはさすが!
1作目を見てからの方がいい
金曜夜ピカデリーで観賞。 これは前作を見てないと所々で置いてけぼり感を食らうと思う。 ドーンの事とか、部屋が無限に伸びていくのとか、トミーって誰?とか、わからないことが多すぎるんじゃないかと思いながら見ていた。前作の印象的なシーンやカット、小道具などが出てくるし、フラッシュバックもある。 劇場には恐らく初見であろう若いカップルが多かったけど、これはデートで、しかも前作を見ずに行くと怪我するね。たぶんつまらない(現に上映前は元気だった両隣のカップルが終わったあとは無言で席を立っていった)。 反対に前作を見て好きであれば、レントンたち4人の20年後の姿を見れるのでおすすめ。まあ相変わらずクソ最低な人生を送っているんだけど。 ベグビーのイカれっぷりも健在で気持ちいい。特に立体駐車場のシーンは音楽もマッチしていてよかった。そして終盤でスパッドが大きく成長する。ベグビーからの脱出?初めての自立?受け取り方はいろいろあるが、あのあとはきっと薬も止めれたと信じたい。
みんな変わってなくて安心したよ
20年会ってない友達に久しぶりに会ったような映画だった! 良かった。 みんな変わってなかったよ レントンもスパッドもシックボーイもベグビーも、みんな相変わらずバカでジャンキーだった(笑) 安心したよ(笑) これは、20年が経っても人間成長なんかしやしないってことを描いたすごい映画だった 観ている私も含めて、まだまだ発展途上中なんだなー(笑)
愛すべき四人のキャラ
前作はカルチャー的に重要だし90年代を代表する傑作でもある。 テンポ良く展開するストーリーに斬新な映像に音楽や若々しい躍動感のあるキャスト陣に全てがスタイリッシュだった。 そんな中での続編を誰が期待していたのか?待ちに待った作品でもない訳で。 前作は登場人物同士の葛藤やぶつかり合いが無かった印象だが本作はお互いのやり合いの描写が多く人間ドラマとして深くなっている。 前作を興奮して観た当時があるからこそ続編での登場人物のキャラに愛着を持てるし特にスパッドに物凄く哀愁を感じてしまう。 ビニール袋で自殺をしようとしてから嘔吐のインパクトは前作を凌駕しているし年老いて体型が丸くなったベグビーがスコセッシの描くJ・ペシに見えて凶暴さはパワーアップ!? 若かった頃と年老いた今の状況が何ら変わらない何もなし得ていないが取り戻せない時間がある今現在の救いようのなさが怖いし哀しい。
ボーンスリーピー
前作はかなり前に見たので内容はうろ覚えで鑑賞。 でもスパッドとベグビーのキャラは覚えてた。 ベグビーは大分ルックスは様変わり。でもスパッドは感動ものの20年後のルックスを維持してる。 前作のイメージって音楽映画の印象が強かったのだが、それもこれもボーンスリーピーが良すぎて、この曲掛かると鳥肌症候群になってしまったほど 今作でも掛かりそうで掛からないOTZ 寸止めしないで掛けてくれよ〜 ラストのイギーポップの曲で終わりは最高です。 でもね、ストーリーが薄味でね。単品で見たら弱いのかなと思わないでもない。 アラフィフのラリったおっさん達の日常を描こうとした題材は良かったけどね ちょっと前作オマージュ表現に頼りすぎかな
観る人を選ぶ映画
20年振りの続編ということで期待して観ました。次の何れかに一つでも当てはまる方はオススメです。①前作を(少しでも)覚えている②ロバート・カーライルのキレた演技が好き③多少残酷、またはオエっとくるシーンにも耐えられる、またはそういう映画が好き④90年代の音楽、UnderworldやIggy pop、FGTHなどを良く聴いていた、ストーリーは訳分かりませんし客入りもサッパリでしたが私は楽しめました。
監督からの映画ファンへの信頼が嬉しい
たぶんこの映画の醸し出す、ただならぬ雰囲気や伝説的な評判に好奇心を持つような方の想像力をもってすれば、前作を観ていなくても充分面白さを堪能できる仕上がりです。 荒々しい疾走感を抑え気味にして、緻密な計算に基づく回想シーンの挿入や若いブルガリア人女性の視点からの会話などをみると、これだけでもT2の面白さが分かるはずだ、という監督からの映画ファンに対する信頼を感じました。観ていてそこが一番嬉しかったです。 前作からの流れのままに作品世界に浸っても、意外と厄介なテーマを扱ってるのかなと観ても、楽しめることは間違いありません。 前作の嫌悪感さえ抱かせるほどのハチャメチャさが丸くなってしまったことが不満なファンもいるかもしれませんが、今のスコットランドやイギリスやEUを取り巻く状況の中で、無軌道な若者(オジサンになってはいますが)の視点だけと思われる映画を作ることを、今の監督が〝選択〟しなかった結果なのかもしれないですね。 9.11や東日本大震災や熊本地震などを経験したアーティストが以降の作品作りや活動に於いて、少なからぬ影響を受けたのと同じように、スコットランド独立を問う国民投票とか、EU離脱というのも、日本人には想像できないほど大きなことなのだろうと思いました。
20年ぶりのトレインスポッティング。 役者がみんな残ってるのも凄い...
20年ぶりのトレインスポッティング。 役者がみんな残ってるのも凄い。 スコットランドの闇が相変わらず救いない感じでした。主人公は20年何をchoose life してきたんやろね? そんなテーマでした。エンディングでやっとイギーポップのlust for lifeがかかり溜飲ものした。
前作見てなくても面白い
前作を観た人とそうでない人で笑いの回数がちょっと違うみたいで、前作を観てみたいと思った。 音楽がいいし、映像が楽しいので寝る暇がない映画 途中眠かったけど落ちることはなかった。 最初はつながりがわからなかったが、見ているうちに腑に落ちるようになり、なかなか良くできたストーリーだった。 前作を見てもう少し深く理解してみたいと思った映画
原作よりもちゃんとした続編
俺等の世代では、ちょうど1作目が二十代で、 この世代では社会現象というくらい流行った作品。 続編の原作「ポルノ」が発売された辺りから、映画続編の噂があったが、 この頃、監督ダニー・ボイルが、映画「ザ・ビーチ」にユアンを使わず、 製作会社のいいなりに主演をディカプリオにした事で、 約10年間の仲違いになっていたので、製作が叶わなかったが、 最近仲直りをし、ついに続編製作が実現! 正直、ファンの為の映画になるだろうなぁ、と、 あまり期待をしていなかったのですが、 意外や意外!ちゃんとした続編映画になっていて、 しかも出来がかなり高い! しかしやはり1作目のテンションには敵わず、 所々で1作目のシーンが出て来るのだけど、 やはりそのシーンで、 かなりテンションが上がってしまう自分がいました。 ツッコミどころは多々ありますが、 (ベグビーが脱走して、王道どうり家族の家に戻ってくるのですが、 何故か警察は探しにも来ない。地元に滞在しているのに、 1度も警察が探しにこない。警察はバカなの?(苦笑)) それさえ気にしなければ、凄く良く出来ています。 もし1作目を観ていて、観るのを悩んでいる人がいるなら、 迷わず観る事をお薦めします! しかしベグビー役のロバート・カーライル、凄くいい役者なのに、 皮肉にもユアンが出れなかった映画「ザ・ビーチ」に出演したのに、 この映画がラジー賞にノミネートされる程、アメリカでは大失敗をし、 ハリウッド進出失敗になってしまった・・・勿体ない!
20年
役作りもあるだろうけど映画冒頭のロバートカーライルの加齢具合に唖然。 2の前に再度前作を見ていったからこそかも知れない。 クソッタレしかいなかった前作だけど今作は少しだけ希望や未来や優しさを垣間見れた瞬間があった。 時間は嘘をつかないし、20年分の自分の歴史も感じれた。仲間は大切にしよう!
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