T2 トレインスポッティングのレビュー・感想・評価
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まさかスパッドにそんな才能が!
20年経っても全キャストが無事に出演出来ている事だけでもう凄いんやろうけど、それにしてもうまくまとめた続編。小説によりまた1に戻る無限ループの楽しさ。
色鮮やか。ヘロイン注射するからR指定なのか。汚い便器もチラッと、スパッドのビニール袋ゲロがエグい。
ラストシーンが良かっただけにそれに続くエンディングに違和感、お洒落過ぎるというか。
エディンバラゆかりの人は堪らないのでは。
これぞ、同窓会映画
昔のダチに会って、キャッキャと騒いで、遊んで、過去を懐かしむ。映画を観る側の心境はそうだけど、作品内容自体もそんなカンジ。
昔ヤンチャしていたヤツらは、現在は酷い生活をしている、という点は反面教師的なメッセージがあり、とても良い。
前作程のインパクトはないけど、まあまあ楽しかった。
なるようになる!
ケセラセラ的思想で、人生を笑い飛ばす痛快なコメディ
全編に渡って何度も声出して笑った
相応に4人とも老いているけど、それぞれの気質や哲学は全く変わってなかった
ベグビーのクレイジーさは相変わらずで、その恐ろしさに笑ってしまう
今作ではスパッドがストーリーのキーとなって前作以上に魅力が増していた
無軌道に衝動的に欲のまま 非常識にやり続ける悲惨な中年なのに 陰湿に感じさせないのは、本作の主題が底辺層の社会問題をフォーカスするものでは決してないからだろう
因果はさておき、無茶苦茶にやり続けたからこそ
スパッドとベロニカの未来が開ける感があった、そう捉えた希望の作品
T1を見てから!
ずっと楽しみにしていたT2。
成長しているところと、変わっていないところ。
ストーリーも最高。レントンの現代の生きるということ、選ぶということに対しての長台詞もいい。しょうもないやつらのしょうもない話だけど、でも自分にも身に覚えのある。そんな話。
前作を彷彿させるシーンの数々、エディンバラが変わっていっているという描写。
ベグビーの過去。スパッドの才能。レントンの不妊。シックボーイのしたたかさ。
T1を観たのは大学時代で自分の時間も20年が経った。 リアルに比較...
T1を観たのは大学時代で自分の時間も20年が経った。
リアルに比較すると、やはりあの頃は若さゆえに欲望に忠実だったことが日々を輝かしくも愚かしくもしていた。
誇りも後悔もいっぱいだ。
また20年後の彼らを少しだけ観たい。
狂ってばかりもいられないってやつ
1作目の勢いと発狂度は失っているが、4人がしっかりと歳を取った事実は確かに在る。彼らがイヤ~に落ち着いているから。でも過去に引きずられ、大人にもなりきれない。
人は変わるが本質は簡単には変えられない。そんな重みをひしひしと感じられる映画だった。(シック・ボーイがハゲた以外は実はルックスはそんなに老いた感じがしないけどね)
1作目では何にもストップが掛かる事なくやりたい事を是非問わずに何でもやり、都合の悪い事はコカインで目を背けてきた。大人になりドラッグを断つと、否応なく過去の後悔と向き合ったり、今の自分の生き方に悩む時間が生まれる。過去作の映像が要所に挟まれる事により、前作の汚らしさとクレイジーさがこれまた輝く。
ただ、1作目を殆ど忘れた状態で観たり、知らずに本作だけを鑑賞したら絶対に楽しくもなんともない映画だと思う。映画としてそれってどうなの、とも思う。
“彼ら”の20年が詰まった作品
前作から20年、すっかりオッサンになった“彼ら”の「こんなハズでは…」が詰まってて、面白いけど胸が痛む。
前作とは少しシチュエーションを変えながら、同じ構図で見せる印象的なカットは単なるファンへの目配せではなく、「前作の彼ら」が投げたブーメランが戻ってきている構成になっている。
それでも、ただの同窓会でも懐古主義でもなく、彼らにほんの小さな希望が残る感じが良かった。
前作見ないと面白さが分からないと思う
Trainspottingの続編!?
レンタルDVD店で見た瞬間即座に手にしました。
前作は、のっけから「模範的社会人の生活」の言葉を羅列していきます。
前作のキャラ達はそれとは、真逆に位置する人々の話だったのですが・・・
本作は、その対極に位置した「Trainspotter」達の後日談です。
前作同様、英国ならではのシニカルな社会的批判が盛り込まれている作品となっています。
その内容は、ユアン・マクレガーの作中での発言にも見られます。
ただ、前作で登場したキャラが勢揃いしているので、人間関係の相関図が分からないと本作は楽しめないかと思います。
ちなみに、最後はIggy Popの「Lust for Life」で締めたのが個人的には良かった!
トレインスポッティング同窓会
90年代のミニシアター作品の代表作で、監督ダニー・ボイルやユアン・マクレガーら第一線で活躍する英国勢の出世作でもある『トレインスポッティング』。
今尚日本でも熱狂的な人気作ではあるが、どうもヤク中の若者たちの話は性に合わず、音楽以外当時から乗れないでいた。確か当時も見たのは2回くらいで、以来全く見ていない。
しかし、主要スタッフ・キャストがカムバックして20年振りに続編を作るとなれば、さすがに興味惹かれる。
前作も超久々に再見して(やっぱり乗れなかったけど)、鑑賞。
率直な感想としては、全力疾走なヤク中若者物語だった前作より何だか落ち着いた印象と言うか、見易かった。
ま、一応彼らも大人になった訳だし。
若い頃の自堕落な日々が祟ってか、大人になってもパッとしない日々のかつての仲間たち。
シック・ボーイは恐喝や売春業で生計を立て、スパッドは職ナシ家族ナシに。ベグビーに至ってはムショに入ったまま。
そんな時、20年前に仲間を裏切って大金を持ち逃げしたレントンがエディンバラに帰郷して…。
にしても、この20年という歳月!
ユアンはジェダイ・マスターとなり、ロバート・カーライルは何だかハーヴェイ・カイテルそっくりに(笑)
ダニー・ボイルなんてオスカー監督になっちゃった!
変わったのは見た目だけで、中身の方は…。
さすがに若い頃のようなはっちゃけ勢いは歳を取って衰えたにしても、やってる事は同じ。
ヤク、犯罪、騒動…。
おまけに、レントンに恨みを持つベグビーが脱獄して…。
因果応報。
生き方は変えられない。
若い頃からバカばかりやってきた自分の人生。
でもこれが、選んだ未来、選んだ人生。
自分なりに生きろ。
中年に差し掛かったかつての若者たちの変わらぬ生き方を、生き生きと、ユーモアと哀愁散りばめて綴る。
若い頃から中年間近へ、そしてまた20年後に初老に差し掛かった彼らを見るのも面白そう。
でも、全く変わってなかったら…ちょっと洒落にならないかな?(^^;
歳を取るという事。
素晴らしかった。
期待してなかったから、最初の音楽が流れ出したところから持ってかれた。
全作のようにスピーディーに無謀な事を繰り返すのではなく、世界が広がるでもなく、うちうちの問題に終始して、全作のラストを引きずって小さい世界で許す許さないをやってる様がリアルで見たかった20年後って感じで、
年取ったなりの、やんちゃさや根本の変わってないところ、おっさんなのにガキっぽいところ、変わってしまった外見、あの頃に戻りたくても戻れない切なさ全てが良かった。
やはり全作は衝撃的だったので、僕が観たのは18年くらい前だったけどあの頃を思い出した。彼らと一緒に僕も年取ったなぁと感慨深かった。
無謀で無茶でキラキラしてた20代を引きずって僕も生きてるので、彼らのもどかしさがスゴく分かった。
ラストとオチも良かったなぁ。
ダニーボイル流のブロマンス映画?!
レントンとシック・ボーイの仲良し自撮りシーンを観て、これはダニーボイル流のブロマンス映画なのかも?と思いました。
DIYでサウナを作るシーンで流れるブロンディの「ドリーミング」が印象的。
"夢を見るのよ 少しだけの間でも
暇な時間を夢で満たすの
夢を見るのは自由でしょ
夢を見るのはタダだから"
2の方が好き
1と比べるとやはり20年経っただけあって、みんな少し落ち着いてる気がした(一部を除いては)。
前の様なとにかく若者がヤクに溺れながらも突っ走っていく独特の疾走感みたいな物はなかったが、この20年紆余曲折あってみんな多少なり変わってしまったが、根底には地元で暮らしてきた昔の自分が残っていて、それを受けとめて大人になっている様に感じた。
社会的にはお世辞にも良いとは言える人達では無いけどあんな裏切りをした友人をなんやかんや言いつつも結局仲直りしちゃうあの人達をどうしても嫌いにはなれない笑。
期待しすぎたかも
トレインスポッティングはかなり大好きで2がやるときいて嬉しくてしかたなかったんですが、初代は超えれなかったかなと個人的にはおもいます!
音楽は相変わらず最高なんですが、内容などは期待してたものだったのですが、思ったよりも内容や馬鹿さが弱かった!
個人的には今年1番期待してたのに、そこまででした!
前作の狂気じみた妄想は半減し、年老いた若輩の坊が如何に現実に向かっ...
前作の狂気じみた妄想は半減し、年老いた若輩の坊が如何に現実に向かっているかが現れているのでは。
しかし舞台はかつて悪名高きリース。隠し扉の向こうの栽培やオビワン・ケノービよろしくなパブでのアクションもまた一興。
ある意味、過去に勝っている
20年たって多少はダンディーさ身につけた大人の男の犯罪映画になるのかな?と思いきや、全然落ち着かずオッサンがドタバタすることによりドーショモナイ感がパワーアップ、これを観たことにより前作の若く汚れた時がとても美しく輝いてきます(笑)
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