泥棒役者のレビュー・感想・評価
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スケール感の小ささが良い
せまーい中でドタバタやる感じが良かったです。
前半は結構退屈だったのですが、中盤〜後半にかけて味が出て来る感じでした。
素直に感動もしたし笑いもありました。
彼女さんが良い性格してて好きになったな(*^_^*)
それとお隣さんは別にいらない気がする…。
これはレンタルの方が
いい意味で……
周りを気にせず大笑いする所はしたかったかな。
やはり、こういう映画は、周りの方の笑いのツボが違っていて、またそこも面白いのだが、自分のツボで周りを気にせず笑うには、レンタルの方が気が楽である。邦画は久々に観たが、丸山くんのまだまだ、原石っぽい演技も周りの演者の方との相乗効果で良くなってる気がした。まぁ、個人的には、大笑いしたい時にまた、レンタルします。映画館で再度とは、思わないが、なんだか頑張ろう!って気持ちになれたことは、事実。
舞台劇。
これはやっぱり舞台で見るべきだなー。
セリフ回しと出入りの妙と。グッとくるセリフも多々あり。
主役の演技はどうあれ周りがしっかりしてるからすっかり引き込まれました。
エンドロール後の監督の過去作品のおまけも嬉しかった。
疲れた人にこそ観てほしい
ちょっと嫌なことがあったり傷ついたり、誰もが楽しいばっかりの毎日ではありません。しんどいなーと感じたときにこの映画を観ると心がほっこりあったかい気持ちになれます。
豪華な俳優さんがたくさん出てるわけでもないしお色気シーンもないしドンパチやり合うような派手な演出もありません。だからこそ老若男女どなたにでも安心して楽しんでいただけると思います。観終わったときにじわーっときます。
笑えるし、ホロリともするし。
上質なお笑いネタをシナリオにしたような。劇場、笑いの波がジワジワと押し寄せる感じで、でも最後にはホロッとしたり、考えたり、おもろかった〜見てよかった〜って気持ちになりました。
ジャニーズ効果だけじゃない!
予告から、軽いコメディだとおもって見に行ったら、
痛烈なカウンターパンチを食らいました。
冒頭は、どうやってばれるんだろう?
という好奇心から見ていましたが、
ばれてからは
「どうやって問題を解決するんだろう?」
に変わって行き、
それぞれが抱えた問題が上手く解決して大団円。
素晴らしい構成だったと思います。
主役の人がジャニーズなので、
正直ジャニーズ効果はあると思いますが、
私はそういった前情報を見ずに行ったので、
普通に若手の俳優と思ってみていました。
それほど演技は上手、というか違和感なくはまっていて、
レビューの評価が高めなのも納得という感じです。
エンディングで流れる主題歌も、
すごく映画とマッチしていて、
それだけでも感動してしまいました。
ちなみに、笑いの部分は若干他の方とポイントがずれていたのか、
私としてはそこまで笑えませんでしたが、
すごく感動しましたよ。
絶妙なバランスの面白さと切なさのある映画
長まわしでのワンカットが多く、メインで出てくるお屋敷のほぼワンシチュエーションの密室劇。
そこで次々と登場人物達の取り巻く状況、人生が進んでいく様は『映画』なんだけれど、原作でもある『舞台』の空気感がしっかりと残っている作品でした。
役者同士の掛け合いは絶妙な間で、舞台観劇好きの方にもオススメしたいです。
コミカルなシーンもある中で垣間見える、様々な年齢、性別の登場人物達が抱える悩みや葛藤が、会うはずの無い人達との偶然の出会いから、少しずつ希望へと変化するグラデーションがとても自然で良かったです。
感情移入をして没入してしまう映画というより、見た人の心に寄り添ってくれる暖かみのある映画だと思いました。
暖かい映画だけでは終わらず、色味の派手なセットや衣装、少しずつ掛け違えてズレていく絶妙な面白みのある会話など、知らずに見入ってしまう良い映画でした。
気楽に笑える拾いもの映画!
あまり期待せずに観てみたらライトに笑える楽しい映画でした。
結構小ネタギャグ満載の内容に加えて
関ジャニの丸山くん主演だけあって、二十歳前後の女の子が多く
女の子達の可愛い笑い声に引っ張られて、
昔、女の子だったこちらも何だか楽しくなってくる。
一緒に観る客層は大事ですね(笑)
最後のオチは少々希望的ファンタジーですが、
リアルだけが映画では無いので
正しいことを直球できちんと言う映画があっていい!!
やっぱ、市村正親さんは流石に変幻自在だし、
ユースケ・サンタマリアは、ほぼそのまんまのキャラで
ウザ面白い(笑)
久しぶりに映画館に行ってみよう!という人には十分楽しめます。
で、月に10本ほど映画館で映画を見る中途半端な映画好きとしては
あらすじを読んで、出演、市村正親という文字を見て
これはヤバイ!!「三谷幸喜」的無理矢理映画かも??
と、大きな危機感を感じて観てみました。
前半は、アッチャ〜〜、地雷踏んだ!!と思いましたが
後半だんだんとちゃんと整理整頓されて納得できる話になって
おお、悪く無いじゃん〜〜と思いはじめ、
ラストは結構良い映画!と普通に思えました。
尺も114分!まだ、我慢できるかな〜
もうちょっと切っても良いかも〜〜(←あんた何様だよ!!(笑)
慌てて席を立たず、
カメオ出演の〇〇さんとかXXさんとかを見逃さないでね〜〜
★もう一度観るなら?地上波なら絶対観る!
今年のジャニーズ系出演映画でいちばんマトモに楽しめる
"関ジャニ∞"の丸山隆平の単独初主演(グループで「エイトレンジャー」がある)。本作は、2006年に西田征史監督自身が作・演出した舞台演劇を映画化したシチュエーションコメディである。
西田監督は、ドラマの脚本業がメインだが、平均視聴率22.8%だった「とと姉ちゃん」(2016年NHK連続テレビ小説)で有名になった。映画の脚本は、小説やマンガなど原作のある脚色のキャリアが多く、昨年も「嫌な女」や「信長協奏曲(ノブナガコンツェルト)」などが映画化されている。人気アニメ「TIGER & BUNNY」(2012/2013)のシリーズ構成も西田の企みである。
一方で監督作は、「小野寺の弟・小野寺の姉」(2013)以来、2本目。やはりオリジナル脚本なので、三谷幸喜のようなオリジナルの書ける監督スタイルである。
主人公・大貫(丸山隆平)は、金庫破りの泥棒だったが、いまは足を洗ってマジメに働きながら、恋人の美沙(高畑充希)と同棲生活を送っていた。しかし、かつての泥棒仲間に過去をバラすと脅され、しぶしぶ泥棒を手伝う羽目に。
ところが忍び込んだ豪邸で、その主人や訪問者らの勘違いに、泥棒であることをゴマかしつつ、いろんな人物になりきることで、その場を切り抜けていくというシチュエーションコメディである。
綿密に設計されたセリフのやり取りでオチが構成されていて、"笑うべきところ"で見事に"笑わされる"。とてもスマートでよくできたコメディだ。とにかく楽しい。
監督の指示は"アドリブNG"だったそうで、セリフ以外の演技力(表情やジェスチャー、タイミング)を試されるわけだが、もともとジャニーズでも"お笑い系グループ"に所属する丸山隆平の自然体の演技は好感が持てる。
ミュージカル界の大ベテラン・市村正親(篠原涼子のダンナ)の意図的で大げさな絡みが、作品全体のテンションを引っ張りあげていて、その流れに、ユースケ・サンタマリアや宮川大輔らが乗っかっていくイメージだ。
美沙役の高畑充希は、ストーリー上は重要ではなく、おそらく「とと姉ちゃん」つなかりでの特別出演に近い。けれど、"かわいい恋人であること"がキモ。光希ファンにはたまらない。
舞台版で主演だった片桐仁も、隣人ユーチューバー役で出演している。また、西田監督の「小野寺の弟・小野寺の姉」で主演した、向井理と片桐はいりが、小野寺進・小野寺より子の姉弟役そのままでカメオ出演しているので見逃さないように。
(2017/11/18 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ)
確かにクスッと笑わせる小ネタ満載で確かに面白かったのですが、全体的...
確かにクスッと笑わせる小ネタ満載で確かに面白かったのですが、全体的に薄いと感じました。
脚本の掛け合いの妙と、脇を固める役者さんに助けられてる感が否めない。
評価が高いことにびっくりした。
元が舞台なだけに、出てくる空間が一軒家のみで見ていて飽きる。舞台なら面白いと思った。
最後、ハッピーエンドで終わるけれど、正直、編集者もあのままの考え方ではうまくいかないだろうし、セールスマンもセールスではうまくいかないだろうし。
主人公もずるずる……と犯罪に荷担していたことには変わらないし、、
どたばた劇に笑って面白かったのは確かなのですが、なんとなくぱっとしく、大絶賛というような映画ではなかったです。
映画館で声を出して笑ったのは久し振りでした
西田征史監督が脚本・監督を手掛けた映画はこの作品で2作目。元々舞台化されていたものをリメイクして作られています。
監督のご両親が「最近映画館で声を出して笑える作品ってないよね」と嘆いていたのを受けて50代・60代でも笑える、全ての世代の人に観て貰える作品を目指してこの作品を作ったのだそう。
映画の内容はとてもシンプル。登場人物も少ないので良い意味で変に頭を使わずに見れます。
市村正親演じる「絵本作家」と丸山隆平演じる「元泥棒」の掛け合いが本当に面白いので恥ずかしがらずに声を出して笑う事をお勧めします。
登場人物は皆んな個性的、だけど憎めない。舞台版ではあまり描かれていなかったそれぞれのバックボーンがこの映画の中では分かりやすく描かれています。
この映画の中で、過激なシーンはひとつもありません。自分たちの日常に似ている。でもそれでも登場人物は少しずつ前を向いていきます。それを感じ取ったときに自然と涙が溢れてきます。
誰しもが、今の自分で、このままで良いのかと心のどこかで悩んでいる。それをこの映画の主人公である、丸山隆平演じる元泥棒と出会う事で登場人物たちが自己を固定できるようになっていく姿を見て、見終わるときに「では、私はどうなんだろう?」とふと考えるキッカケになりました。
刺激的な映像や、非日常的なストーリーを好む人にこの作品は合わないと思います。
ただ心が疲れてしまって、癒されたいなぁと思っている人には是非観て欲しい。どハマりする作品だと感じました。
映画館という閉鎖的な空間で観ることにとても価値のある作品です。
自分の人生まだまだこれから!!と明日から前を向いていこうと思える、そっと優しく背中を押してくれる素晴らしい映画ですよ
コメディのテンポを崩さないコンパクトさが必要
キサラギ、12人の優しい日本人など舞台仕立ての1シチュエーションコメディは好みの作品が多いのでこの作品にも期待して観に行ったが
脚本自体はよく練られており、勘違いから生まれるドタバタコメディの応酬は役者の力量もありテンポよく楽しめるものではあった。
ただそこにヒューマンペーソスを織り交ぜる時おそらく見せたいエピソードが多かったのだろうが
あれもこれも盛り込み過ぎてせっかくのコメディとサスペンスの緩急に散漫な印象を与えてしまっていたのが残念。
結果全体的に綺麗にまとまってはいるものの観覧後の余韻はなく
劇場を出る頃にはさっぱり忘れてしまえるような軽い仕上がりになっている。
笑って忘れて後腐れない、そういう物語もそれはそれで悪くないが最後の落とし所をもう少し余韻ある形で終わらせれば前述の名作に並ぶ逸品にもなっただろうにと惜しまれた。
上映中に色んな所から笑い声が
面白い!笑える!そんな話でした。
丸山隆平さんが面白いし、ちょっとかわいい!また、市村正親さんもかわいい!ニヤニヤしました。
劇場でみんなで気兼ねなく笑えます!
とにかく笑える、楽しく心が豊かになる映画でした。まるちゃん演じる前科のある青年が一生懸命まじめに生きている中、再犯へ引きずり込まれてしまう現実的な展開からストーリーが始まり、数多くのだましだまされのテンポの良いコミカルなシーンを経て、そこで仲間となれた人たちから得た信頼が、青年を強く正しい心の持ち主に育てた。その結果、自分の過去へ向き合う姿勢が180度変わる。皆が信頼し、認め合う楽しくハッピーなストーリー展開!
あたかも、舞台を観ているかのようなカメラワーク、市村さんを筆頭に全員が演技巧者である役者たちの掛け合いと見事な演技。どれをとっても秀逸な作品であると感じました。何度も観て、違う角度から楽しむことができると思います。監督、役者の皆さん、スタッフの皆さん良い作品が出来上がりましたね!おめでとうございます!そしてありがとうございます。
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