「テンションは学園祭の出し物。ツッコミは野暮な痛快なホラー。」ヴァンパイア ナイト 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
テンションは学園祭の出し物。ツッコミは野暮な痛快なホラー。
【賛否両論チェック】
賛:主人公達が、迫り来るヴァンパイアとの死闘を繰り広げる様が、問答無用に痛快。ホラーが苦手でも、深く考えずに楽しめる。
否:荒唐無稽な設定や、B級感がありすぎる描写の数々等、ツッコミどころは満載。
良くも悪くも、雰囲気は“学園祭の出し物”といった感じでしょうか。そもそもの設定や、B級感満載の描写等、ツッコミ出すと勿論キリはありませんが、それを言うのは野暮というもの。
謎めいた山奥の温泉宿を舞台に、心に傷を負った姉妹が、いわくありげな親子やヴァンパイアハンターの男に導かれながら、襲い来るヴァンパイアとの壮絶な戦いに挑む様子が、痛快に描かれていきます。
急に驚かせるシーンも少ないので、ホラーが苦手な人でも楽しめそうです。気になった方は是非。
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