バイバイマンのレビュー・感想・評価
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センスの悪いネーミングとキャラデザインの魅力の無さが問題
有名どころだと『エルム街の悪夢』『キャンディマン』『リング』と言った、都市伝説や呪い系ホラーの系譜で、人々の噂や意識がその存在の力を増幅させると言うパターン。今作もそうした過去作に則ったよくある内容で、残念ながらストーリー展開や設定には何の工夫もオリジナリティも無い凡作。
<< ↓以下、ネタバレビューです。未見の方は注意。↓ >>
「バイバイマン」の事を考えたり話したりしたらダメで、その存在を抹消するには知っている人間が死ぬしかなく、記者の過去の事件は調べて分かっても、バイバイマンの過去や素性についてほとんど何も分からないため、後半以降は「どうしたら助かるのか」とか「どうしたらバイバイマンを倒せるのか」と試行錯誤する謎解き要素がほとんど無い。伏線っぽい列車やコインも何だったのかよく分からず仕舞いだし、そもそも死ぬ以外の解決法が無いっぽい。
また「幻覚を見せて混乱させる」なんて特殊能力も陳腐で、今やその辺の能力バトル漫画のキャラにも一人や二人はいる定番能力ですし(笑)、この能力設定ひとつで今時の目の肥えた視聴者を相手に怖がらせたり感心させたりするには余程の工夫が必要でしょう。やはりこうした能力のアイデアひとつ取っても、もう少し設定の掘り下げや演出面での工夫が足りてない。
あと致命的なのは、この「バイバイマン」と言うネーミングセンスの悪さと、何の特徴も無いキャラデザイン(笑)。ここまで特徴が無いキャラも逆に珍しいのでは?普通はもっと殺された時の姿などが"呪い"を表す象徴的なデザインになっていたりするのに、何ともぼんやりとした外見で印象が薄く、ホラーキャラクターとしての魅力がまったく無い。また、これと言った意味も無く安っぽいCGの犬?を連れてるのも謎。これでフレディやキャンディマンくらいキャラが立っていたらまだ見れたのですが…。
テクニカルな霊障
都市伝説系スラッシャーホラー?
中々テクニカルな幻覚使いでうまいな〜!と膝を叩いていました。主人公の視点で見ているとそらそうやろ〜!と理解できるけど同時に刑事さんやお兄ちゃんの心境もわかるのでままならね〜!バイバイマンうまいな〜!結構限られた能力なのに上手く立ち回るな、と。ただ感染力と致死力と死亡期間の短さが仇になっている不遇さ。犬と飼い主の関係の曰くありげ感も良かったけどもうちょっと説明してくれてもよかったな…
次に書く言葉を口にしちゃダメだよ💦言った人も聞いた人も呪われちゃうよ😖
なんて書いたら誰もこのレビュー覗かなくなるだろうなw
(ネタバレでも無いのに敢えてボタン発動。ドS人間なのでご了承ください🙇♂️)
1969年、ウィスコンシン州マディソンにて不可解な事件が発生。その十数年後、大学生カップルとその友達が寮を出て古い立派な家を借りる事に。その家の不可解な場所にある言葉が、、、。
その言葉を発した事でその場に居た4人に不幸が訪れる。
「オキュラス 怨霊鏡」を作った製作陣らしく、幻覚を見せどんどん主人公達を追い詰めて行く所はさすが。
しかし、残虐シーンをかなり抑えめにしている為、もう少し弾けても良かったのでは?と思います。
散弾銃で虐殺シーンとか。
ダグ・ジョーンズって色々な怪人やっているんですね💦
知らなかった〜。
あと、アリスは名子役www
尺的には少し淡白かな。
話変わりますが、久しぶりにキャリー=アン・モス見ました😂「トリニティー⤴︎‼️」
続編あるんでしょうか?トリニティ観れるんでしょうか⁉️
期待はしますよw
発想はよし
名前を知っただけで死んでしまう。だから、それを広めてはならない。
最近「イット・フォローズ」のような、正体のない何かに襲われるホラーが流行っているけど、オリジナリティがあってよかったと思う。
ただ、話としてはどこにでもある二流ホラーと同じになってしまっていたので、もったいないと感じた。いかにも続きそうな終わりだったけど、続編つくってももっと人殺すだけしか展開のしようがないので、2ができたら確実におもしろくないと思う。
てか、列車の幻覚はなんだったんだ?キムが死ぬ理由なのだとしたら、他の人には見えないんじゃないのか?
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自宅にて鑑賞。全米でスマッシュヒットを記録した都市伝説系ホラー。しっかり驚かし、怖がらせようとした作りだが、ゴア描写はほぼ見当たらず、血飛沫も殆ど登場しない──銃で撃たれても流血等は最小限度に抑えられている。全体にマイルド目で中途半端ではあるが、幻覚と現実が交錯するバランスが小気味良かった。肝心の“バイバイマン”自身の事が殆ど触れられず、伴っている猟犬や再三インサートされる列車の映像の意味等、謎が謎の儘放置され幕となる。ホラーマニアには少々物足りないだろうが、怖いのが苦手な人でも愉しめる。65/100点。
・原作はR.D.シュネックが'05年に上梓した『大統領の吸血鬼:アメリカ合衆国の奇妙だが本当にあった話(原題:"The President’s Vampire: Strange-but-True Tales of the United States of America")』内に収録された短篇『ボディ・アイランドへの橋(原題:"The Bridge to Body Island")』である。
この原作によると、“バイバイマン”とは'12年ニューオーリンズに生まれ、孤児院を飛び出した後、駅舎や線路脇を転々と棲み処とした。やがて盲目になってしまったが、その頃からハサミを凶器に殺人を重ねるようになる。彼は犠牲者の眼と舌を刳り貫いた後、縫い合わせ、恐らく呪術的な意味合いで常に持ち歩いていたとされ、時としてこの“持ち物”が猟犬の役割を果たし、彼の狩りを手助けしたと云う。これらはウイジャー・ボード(こっくりさんの様な一種の交霊術)にて聴き出され、R.D.シュネックが書き止め、出版した。
名前を口にしたり、考えただけで、不幸が訪れると云われ、著者のR.D.シュネックは常にイニシャルの“BBM”としか呼ばなかったと云う──原作を読むと、ハサミや列車、猟犬等、本篇内に登場したアイテムやモチーフの一部が鏤められているのが判る。
・“レドモン”婦人役で大御所のF.ダナウェイが出ていたが、'69年当時の彼女を演じたK.ウッデルが若かりしF.ダナウェイそっくりだった。彼女の夫で事件の鍵を握る記者“ラリー・レドモン”のL.ワネル、これ迄のイメージと違い、随分恰幅が良い体型になっており、驚いた。“バイバイマン”を演じたD.ジョーンズは、G.デル・トロ監督組では常連であり、このテの作品では欠かせない売れっ子、本作でもしっかりその存在感を刻み込んだ。
・スタッフロール時に流れるザ・ニュートン・ブラザーズによるナンバー、何だか気味が悪く居心地も悪い上、不穏な余韻が残り、本篇によくマッチしていると感じた。
・本篇に登場するウィスコンシン州マディソン郡に位置する架空の"Buchanan Williams"大学は、オハイオ州ベリアの"Baldwin Wallace"大学でロケが行われた。'15年11月~12月で全撮影が終了したが、何等かの事情で'17年1月迄、公開される事はなかった。
・鑑賞日:2018年1月7日(日)
王道のB級
普通ですね。バイバイマンそのものは出てこない方がフッテージっぽくてよかったかもしれません。最近流行りの物系ホラーという感じです。しかも結局バッドエンドなので恋人と見る感じでもないですね。
その名を口にしたら最後…
古い家屋を借りた 仲良し大学生3人が、正体不明の“存在”に追い詰められていく…。
まぁまぁ面白かったかな。
ただ、謎が多過ぎて不完全燃焼。
続編ありきって感じです。
「バイバイマン」。その名を知った者の心理を突き、幻聴や幻覚を見せて弱らせ、疑心暗鬼に陥らせることで追い込み 死に至らしめる。
幻覚とか幻聴って、本当にそうでしか感じないから、そこからは逃れようがないから 目をつけられたら最後…なんだろうな。
そういう心理戦(疑心暗鬼合戦(笑))みたいなのは面白いと思う。
ただ、「バイバイマン」の正体も、連れているワンコも、列車やコインについても、全く回収されていなく…全てが謎に包まれたまま終了~~~。
主人公も 恐怖心に打ち勝つことが、悪夢を終わらせることなんだと気付きながらも、結局は踊らされただけで何も解決出来ず、頑なに その名を口にしないことしか出来なかった。
最後も、この呪いは続いていく…
でエンド。
キャリー=アン・モスが端役だったのは、上手くいったら次作に出るってことかな?
後、フェイ・ダナウェイの顔が怖かった(笑)
上唇ら辺なんて全く動かなくてモゴモゴしてたし。
ララ・フリンボイルのモゴモゴに通じるものがありました(笑)
容赦なし
ハラハラするホラー映画!
名前を知る=死の運命という容赦なさ!
つまり名前を知ると
幻覚幻聴体調不良
そして
幻覚を見せられ死に導かれる
幻覚によって狂った他の名前を知る人に殺される
この負の連鎖を止めるために立ち上がった者に殺される(本人も自殺)
とまあ確実に逃げられないという展開が素晴らしい
ヤツもほぼ終盤まで姿を見せず(こうなりゃ最後まで見せなくても良かったんじゃない?)またほぼヤツは直接手を下すわけでもなく、幻覚を見せて殺すまたは殺し合わせるというのも今までのホラー映画ではあまり無かったかも。呪いを逃れる手段が一切出てこなかったこともいい点とも言えるし悪い点とも言えるか…
結局ヤツは何者なのか、コインや電車はなんなのかなど謎も多くあり、続編を作る気かな?(こういうホラー映画は犠牲者さえ増やせばいくらでも作れる)
なかなかハラハラドキドキさせてくれる容赦なしのホラー映画!
もう一工夫ほしい
ほんとにビックリする場面の連続で寿命が縮んだ気がしました。身体の弱いかたは注意ですね
幻覚の設定や不気味な文字列、ダークな殺人鬼と猟犬など、どこかで見たような作風をアレンジした感じでもう少し新しい恐怖を見てみたかった感じです
恐怖、希望、絶望・・・
なかなか面白かった。恐怖、希望、絶望・・・へとストーリーは良かった。
気になるのは、列車、コイン、犬の伏線回収がされてない(と思う)ところだ。
恐らく、列車事故、三角関係、ウジもこの伏線と絡んでくるのだろう。
最初から3部構成くらいで企画していて、1作目がヒットすれば続編を作るオプション契約なのだろう。
言うな考えるな
派手な恐怖は無いけど心理的にジワジワくる。
言うな考えるなって切羽詰まれば詰まるほど頭の中を占めていく名前に、根本的な対抗方法がほぼゼロなのが面白かった。
幻覚に対して堂々としてるか死ぬかの二択って極端すぎ!
バイバイマンと連れの血塗れ猟犬のビジュアルは結構好みなのでもうちょっと映して欲しかったかも。
特に死体を喰らう猟犬はガッツリ観たかった。
バイバイマンの作用が幻覚幻聴くらいしかなかったのは少し残念。
見えてるものの何が本物なのか分からない怖さは分かるけど、恐怖シーンも観てる側からするとなんだ幻覚かって興醒めしてしまう。
冒頭の記者のラリー、連鎖を止めるため何人も殺して自分も死んだっていうのに、なんでテーブルの底に名前書いちゃったんだろうなーっていう腑に落ちない点もある…
まあそれが無いとこの映画何も始まらないから良いんだけどね。
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