グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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テーマはちょっと苦手。ダンスミュージカルとしては素晴らしい
「ムーラン・ルージュ」(2001)や、「マンマ・ミーア!」(2008)のように既存曲を使った"ジュークボックス・ミュージカル"と違い、使用曲を書下ろしで勝負する新作"オリジナル・ミュージカル"となると、それ相応の実力あるソングライターでないと務まらない。
本作は、「ラ・ラ・ランド」(2017)の楽曲をを作曲した、ベンジ・パセック&ジャスティン・ポールの書下ろしの9曲が楽しめる。楽曲のアベレージは高く、それだけで心の満足度メーターは振り切ってしまう。
ダンスミュージカルが好きなら間違いない。流れるような楽曲のつながりは、ストーリー展開のテンポのよさとともに駆け抜け、105分という尺はコンパクトでちょうどいい。
「ラ・ラ・ランド」のほうがオープニング2曲が派手で素晴らしい。しかしバラード楽曲は渋くて、エモーショナルという点ではイマイチだった。美男美女のライアン・ゴズリングとエマ・ストーンは、やはり演技の人であり、ミュージカルの歌はそこそこ。及第点どまりだったことが見えてきてしまう。
その点「グレイテスト・ショーマン」は、ザック・エフロンやゼンデイヤを始め、話題のキアラ・セトルなど、出演者に本格的なミュージカル畑、またはミュージシャンで俳優を固めているのが違う。
ヒュー・ジャックマンは、つくづくミュージカルを演りたい人なんだな、と感じる。「レ・ミゼラブル」(2012)のジャン・バルジャン役も主人公だが、気持ちよく踊ったり歌い上げる楽曲は少ない。その点、今回は楽しくてしょうがないだろう。しかし張りきって動くと、どうしても"ウルヴァリン"の影がちらつくのは仕方ない(笑)。
ストーリーは、ちょっとやっかいだ。(少し苦手)
実在した19世紀アメリカの興行師P・T・バーナムの半生を描いている。確かに伝説の人ではあるものの、ある意味で、"奇人・変人ショー"、"見世物小屋"の創始であり、どんなに取り繕っても商売である。また今となっては旧式なサーカス様式なのだが、ゾウやライオンをはじめとする動物の曲芸は、現代では"虐待ショー"とも言われかねない。
当時はそれほど斬新なものだったわけだが、本作では、それを"個性(多様性)の容認"という見方で、すり替えているように感じる。
なので、それは置いておいて、ダンスミュージカルとして楽しみたい。
(2018/2/16 /ユナイテッドシネマ豊洲/シネスコ/字幕:石田泰子)
グレイテストショーマン
楽しかったー!
映画館で観て良かった。
曲がいい。オペラの人の時、スタンディングオベーションの時、俺も立ちたくなった。
冒頭が良い。ララランドと一緒で心がつかまれる。
見た目にハンディキャップを持った人たちが輝いてる姿はいいな。
奥さんが聖人すぎる。ほんといい人。奥さんと結婚するまでで1つ映画作れそうな感じすらある。子供たちも可愛い。
気になった所は、
オペラの人とのその後が無かった。
最後のサーカスでライオンとか象とか出てきたけど結構突然な感じあったかな。あと、ラストの象でお迎えは賛否分かれそう。笑
ブランコ兄妹の兄との絡みが少ない。
奥さんの両親との和解欲しかったな。
ヒュージャックマンは相変わらず歌が上手い。レ・ミゼラブルも良かったけどこっちもいい。
奥さん役の人可愛い。
ブラビッシモ!
溢れるサービス精神
なぜ減点か。ラストのザックのダンス…ヒューのダンスの上手さが際立つ結果になりました。その前に、ヒューがウルバリン走りで現実に戻されてました。
でも、骨の髄までショーに浸かれますし、
自分が大事にしなくちゃいけないものは何かを考えながら見るのもよく、
基本的には人に薦めたい映画です。
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