グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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Tihs is me!!!!
追い求めるのは、光か、幸せか?
さいごは満面の笑みになれる最高の1本!
「これがわたし」と言い切れるほどの居場所が彼ら彼女らにはあったからこそ、社交界の洗礼も、差別主義者も、乗り越えることができた。
かつて親子ともども絶望の底にいたバーナムが、光を追い求めるのは仕方ないものがあるなぁと思った。
バーナム効果という言葉は
まさに、P Tバーナムの言葉「好みは違えど、誰にとってもいいと思われるものがここにはある(we've got something for everyone)」に由来しているらしい。
占い師が誰にでも当てはまることを言って信じ込ませる的なやつである。
たしかにサーカスで繰り広げられたショーは偽物かもしれないが、全霊を賭して魅せるパフォーマンスは、「人類の祝祭」と言うに素晴らしいものだと思う。
「屋上で娘たちに見せたくるくる回る明かり」
こそ、あの小さな小さなシーツで囲まれた世界にこそ、幸せが眠っていたのだ。
ほんとに観てよかった。ラ・ラ・ランドも観ます。
追記
くるくる回る明かりは ローディングランプ、ローディングランタンと呼ばれてるみたいです。
実在するショーマンの人生をヒュー・ジャックマンが鮮やかに演じるミュージカル
劇場初公開時には、映画.comとはご縁がありませんでした。
最近テレビ公開されたのをきっかけに、ようやくレビューが書けました。
キアラ・セトル中心で歌う「ディス・イズ・ミー」など、名曲満載ですが、
個人的に印象に残っているのは、「ミリオン・ドリームズ」。
主人公バーナムと、妻となる人との出会いから結婚までを、二人が歌いながら一気に見せます。
ザック・エフロンも、重要な役で出ています。映画「ヘアスプレー」の、憧れのスター役で出ていた人とは当初気がつかず、もったいないことをしました。
劇場初公開時には、応援上映の回も
ありました。サイリウムライトが配られ、バーナムの扮装をした前説の方が、場を盛り上げて下さっていたのを思い出します。
近くの席で、歌だけでなく決め台詞も覚えていて一緒に叫んでいる方がいらっしゃり、感心してしまいました。「この人は、何回劇場に足を運ばれたんだろう?」と。
その後、「ボヘミアンラプソディー」などで応援上映が定着しかけた頃、コロナ禍となり、一気になくなってしまいました。
また復活、当たり前になっているのは、うれしい限りです。
なにより歌のパワーがすごい。 オープニングからグッと心掴まれる感じ...
なにより歌のパワーがすごい。
オープニングからグッと心掴まれる感じ。
一応実在したオッサンの話らしいが映像と音楽に圧倒されて現実味がまったくない。
階級差別が根強く残る窮屈な世界で、紆余曲折あった末のエンディングは爽快そのもので活力に満ちあふれている。
バーで歌い踊る2シーンが好き。
ザック・エフロンかっこよかった。
ミュージカル映画音楽部門最高傑作
ミュージカル映画というのは退屈で面白くないものというイメージをひっくり返す。圧倒的音楽のクォリティ。是非劇場で音響設備の良い環境で観てほしい。
この映画を見る前まではミュージカル映画というのは一曲いい曲があればいいかなという認識で見ていた。ミュージカル映画に含めていいのかは分からないが、例えばディズニーのアナと雪の女王はLet it go、ララランドはsome one in the groundとAnother day of sun、レミゼラブルの民衆の歌、夢破れて(個人的には1日の終わりが好きだが)のような代表的な曲を除けば、他はそこまでクオリティの高くない。作曲者には申し訳ないが平凡な曲が多い。
だから、私もこの映画はグレイテストショーマンという曲がメインで他はまぁありきたりな曲なんだろうなと思い、グレイテストショーマンを聴きに映画館へ向かった
ここからストーリーのネタバレはないが、音楽の雰囲気のネタバレは入ってしまうので先に注意をしておく。
さっそくグレイテストショーマンが流れて、あぁここで聴きたいの終わっちゃたなぁいい曲だなぁ。と思って次の曲が流れる。A million Dreams というピアノをメインに管弦楽器をしっかり使った名曲だ。ここでも余韻に浸りながら、次に流れるのはCome arriveという雰囲気が一転した曲だ。前半は電子音を違和感なく使い後半はギターベースを使った現代的な音楽であり、これまた別種の名曲だ。
この辺りでこの映画いい曲多いなぁと気分が良くなるが、次に流れる曲で完全に心を掴まれる。
The other side ギターが映える爽やかな名曲だ。アメリカというよりは英国的な音楽にも聞こえる爽やかなメロディーと共にキレキレのバーデンダーのダンスに心奪われる。
ここから先もThis is Me やFrom now onなど名曲が数多くあるが割愛する。
そうこの映画どの曲も非常にクオリティが高い。曲が良いから見入ってしまうし、何より楽しいのである。
ストーリーは正直陳腐なところはあるが、それを圧倒的音楽性でカバーしているので気にならない。次の曲を期待できる映画というのは中々見たことがなく、新感覚であり個人的に映画史に残るミュージカル映画であると思う。
演出に酔えれば最高
心が震える
私的史上最高ミュージカルエンターテインメントムービー
2019年に配信で鑑賞して以来、よもや劇場で鑑賞できる機会おとずれるとは
思ってもみませんでした。
今、宮崎市で公演をしている木下大サーカスとのコラボレーション企画として
セントラルシネマ宮崎で上映してくれていて、大感激です。
2019年は個人的に、様々な変化がおとずれた年でもあり、
相当なプレッシャーに苛まれていたところ、本作に出会い鑑賞したのですが、
猛烈に感動し前に進む勇気と元気をもらうことができました。
今でも大舞台に出る前は「From Now On」を聴いて自分を奮い立たせています。
今日はストーリーも全部わかっている中での鑑賞でしたが、
冒頭から涙が止まりませんでした。
やはりベンジ・パセックとジャスティン・ポールによる楽曲、
加えて大スクリーンでの生き生きとした描写、大音量を体全体で浴びるように聴く環境、
すべてが素晴らしく、フィジカルにもメンタルにもエンターテインする作品でした。
細かいことを言い出せばキリがなく、とにかく全てが素晴らしいのですが、
私がもっとも好きなシーンは、やはりラスト近くの酒場で「From Now On」をみんなで
歌い踊るところです。ここは鳥肌が立つ&号泣するレベルで猛烈に感動してしまいます。
またこういう作品に出会いたいです。
5年ぶりに鑑賞して本当に良かったです。生きる活力をもらいました。
ありがとう『グレイテスト・ショーマン』。
いつのまにか
Amazon Prime Videoにて字幕で鑑賞。
いつのまにか 妊娠したり、いつのまにか 二人の娘がいたりと、最初からテンポが良いミュージカル映画。
テンポが良いからなのか、此方の想像力が自動的に働いた。おかげで細かいことは氣にならなかった。
いつのまにか ユニーク団は歌もダンスも上手になっている。
いつのまにか 作った劇中歌。
バーナム(ヒュー・ジャックマン)が 楽曲づくり兼プロデュース&踊り も考えているという設定だとしたら、バーナム天才。
俳優陣の 演技力と歌唱力が すばらしい。
ジェニーが歌う『Never Enough』が好き。
フィリップ・カーライル(ザック・エフロン)&アン・ウィーラー(ゼンデイヤ)の身分違いの恋の歌『Rewrite The Stars』が最高。
エンドロール中の 油絵風の紙芝居的な演出 も味わい深い。
華やかなショーの幕開け!
私たち日本人が思うアメリカらしさ
Emotional songs and dances!
タイトルのとおり。私にとってはこれが全て。
本作の楽曲をラ・ラ・ランドのコンビが手がけているので、本題に入る前にミュージカル映画の音楽について少しだけ。
音楽配信サービスで「映画音楽 洋楽編」というプレイリストを作っている(邦楽編もあるよ)。レビューを書くにあたって、プレイリストを見直してみると、Dancing Queen、Another Day of Sun、Seasons of Loveなどのミュージカル映画の楽曲が結構入っていたりする。ラ・ラ・ランドのレビューで書いたように、ミュージカルは苦手なのに、だ。実は好きなんじゃないか・・・
本作の楽曲もこのプレイリストに勿論入っている。This Is Me、Never Enough、From Now Onの3曲。トップガンの2曲を上回って1つの映画では最多曲数。
私にとって、音楽という観点では今のところNo.1の映画がこの作品だ。
好きな曲を3曲挙げたが、それ以外の楽曲もどれも素晴らしい。そして楽曲に合わせて繰り広げられるダンスシーンも。
この作品の代名詞といっても過言ではないThis Is Me。キアラ・セトルを先頭にメンバー達が躍動するシーンはEmotionalという言葉しか浮かばない。
キアラが映画製作前のワークショップセッションで歌う動画がある。この動画を観れば、この曲が大ヒットした理由と、どうしてこんなシーンが撮れたのかがわかると思う。
ただ、個人的には、この映画のテーマ曲はThis Is Meではなく、From Now Onだと思っている。歌詞に注目してみよう。この曲にこの作品のエッセンスが凝縮されている。
ヒュー・ジャックマンの演技と歌唱は流石の一言。キアラ・セトル、ザック・エフロンも。そして、レベッカ・ファーガソンの裏でNever Enoughを歌ったローレン・オルレッドも忘れてはならない影のキャスト。
登場する異形・異能の者たち(この表現自体も適切かどうか問われそうだが)の扱いや描き方、ストーリーについて賛否両論が巻き起こった。ストーリーについては、確かにどうかと思うところがある。私自身、そこだけ捉えてレビューを書けば点数は確実に下がるだろう。
人々の関心が高い映画ほど、その映画に求めるもののハードルは上がる。私たちは、1つの映画に色んなものを求め過ぎなのかもしれない。どう観るかは、作り手が決めるものでも、高名な評論家が決めるものでもない。観たい人が、観たいように観る。観客にとって、映画とはそういうものとシンプルに考えた方がいいかもしれない。
冒頭に書いたとおり、私は、音楽とダンスに圧倒された。それだけで十分だ。十分すぎるくらいだ。
これからも、プレイリストを流すたび、この映画の数々のシーンを思い出すだろう。
Thanks for a great time!
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