グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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ミュージカル映画らしい
ストーリーを2時間に凝縮したミュージカル映画らしい構成が良かった。
確かに歌の歌詞に乗せて演じてしまえば、30分かかりそうな話も5分ぐらいで伝えられるし…
かと言って、感動が薄まることもなく、2時間の映画でも、3時間以上の大作を見たような感じでした。
ただ、ストーリーとしてはよくある単純な話。
アニメ映画のSINGの実写版かと思う部分も多々ありましたが、まぁそこは目を瞑るしかないのかな?
子役の女の子たちが可愛いらしく、バレエができるはずなのに、最初にあえてバレエシューズに慣れないそぶりを見せるシーンがとても良かった。
フリーク・ショウ
ミュージカルとしては絶品です
捨て曲なし!
ミュージカル映画は50年代に黄金期を迎えるが、現代まで徐々に衰退の一途をたどった。しかしここ数年、鬼才デイミアン・チャゼルによるジャズ・ミュージカル映画の復活宣言がなされた。ミュージカル映画は今再び日の目を見ようとしている。
チャゼル監督は黄金期のMGMのような古典をリスペクトした非常に良質で艶やかな作品を完成させたが、多様性はあってもいい。
本作は『ラ・ラ・ランド』の制作チームが『レミゼラブル』のジャックマンとタッグを組んだ作品であるが、魅力はそれだけではない。私はこの作品の見所は、曲のクオリティが著しく高いところであると感じた。どの曲もキャッチーかつ泣ける。曲を中心に演者によるダンスが画面一杯に回転し、我々をもその渦に呑み込む。オープニングの"The Greatest Show"は一気に我々をショウの世界に引き摺り込むし、ハイライトは"Never Enough""This is Me""Rewrite the Stars"の3曲だろうか。("This is Me"がピークであることは自明。)他の曲も全く捨て曲がない。曲の素晴らしさでいえばミュージカル最高傑作の1つと言っても全く言い過ぎではないだろう。
ストーリーの『SING』的なチープさはあるが、ミュージカル映画とはフレッド・アステアの頃からそういうものとして受け入れられてきた。それが気にならぬほどの曲の素晴らしさがあるのである。
ダンスに関しては『ラ・ラ・ランド』とどうしても比較してしまい、惜しさも感じてしまう。
それでも、ヒュー・ジャックマンの『LOGAN』からの本作への変わりようは流石大スターである。カーライル役のザック・エフロン、『きみに読む物語』に出ていた気がして調べると全くの別人だったのも印象的。
まさに、ザ・グレイテスト・ショー!
凝縮されています。
楽しく観ることができました。
無駄な部分は削ぎ落とされており、話の展開が早いです。
たっぷりとミュージカルを味わうことができました。
成功をつかむまでが早かったので、あら?このまま賑やかなショーを見ておしまいなのかな?と思っていたら、ちゃんとそこからの起伏が用意されていました。
主人公のこと、一度ちゃんと嫌いになるし。
その辺りは上手いなぁと思いました。
「マイノリティ」な人たちに対し、全然好奇な目で見る角度がなかったし、むしろすごい人たちだという感じにスポットライトが当たっていて、気持ちがいいくらい元気がもらえる映画だったと思います。
天使のような歌声には、本当にしびれました。
サントラを買ってみたいなと思いました。
全ての人を勇気付ける映画
日比谷、通常上映に行ってきました💕
ショーは最高
ミュージカル映画ならではの良さは満載です。出演者の歌は言わずもがな素晴らしいし、引き込まれるメロディーでした。
映像もキレイだし、冒頭シーンから想像力の世界に引き込まれます。
ただ、ちょっとストーリーがご都合主義すぎるかなぁと。。確かに、色んな事情を抱える人たちにスポットライトを当て、ショーを始めた主人公は人望あるのでしょうが、成功を収めてから転落まで、一言サイテーでしょ笑
素晴らしい歌手に魅了され、唯一の本物だとか言って他の仲間は置いてけぼり。何なら閉め出し。
それなのに何故ザックエフロンは信じてついていくねん。。貯金してたお金出すねん。。。アンに惚れたからですかね笑
という、イマイチ主人公を愛せなかったので星は3つ。ヒュージャックマンの歌は素晴らしいですよー!
普通です
ハリウッドに求めてるのはコレだよ、コレ
やっぱりアメリカのエンターテイメントの一番の魅力は、こうした圧倒的にポジティブで肯定感溢るる作品に対して全力投球して、何のてらいもなく提示してくるところ。これ、そうそう真似できない。ステロタイプと言われようが、やっぱりアメリカという国は良くも悪くも、根アカでポジティブで強欲でストレートなのだと思う。
この映画のテーマは多様性=diversity。それを一つも捨て曲がないミュージカルで描く。
中でもKealaの歌う”This Is Me”はパワフルなメッセージを伝える。アナ雪の”Let It Go”や、LadyGagaの”Born This Way”とも通底する、「(あなたは)ありのままでいい」というメッセージ。こうした曲が繰り返しストレートに訴えかけるのを見るたび、日本も全く他人事ではないのだが、アメリカ社会ではどれだけ言葉の刃が日々、日常の場で飛び交っているのかと想像する。多様性に対して非寛容に向かっているように見えるアメリカ社会の現在とも無関係ではないだろう。
ヒュー・ジャックマンはじめキャストはみな好演しているが、中でも個人的に一番の発見はゼンデイヤの魅力。
主人公も、ゼンデイヤが演じるアンも、あなたにはわからないと言う。生まれつき恵まれている人間には、生まれによって、人から蔑まれる視線に晒されてきたつらさはわからないと。これは実際その通りで、映画で彼らの視点に立つことで観客はその視線を疑似体験するけれど、そのつらさをわかりきれるかと言えばもちろんそうじゃない。あらゆる局面でそうなんだけど、やっぱり相互理解の根底は「わかりきれない」ことを認識した上で、理解する/知るための努力をお互いに止めないこと。
VFXを多用しているせいか、映像の質感は好みじゃないんだが、これほどの歌と踊りの前ではまあ瑣末なことです。サントラは売れるだろうけど、やはり映像とセットで楽しみたいなぁ。
”This Is Me”はこのバージョンも素晴らしいので映画観た方はこっちも是非。→ https://youtu.be/XLFEvHWD_NE?t=59s
笑いもあるけど終始見てて泣ける今年高評価の映画です
先にサントラ盤を購入その後に試写会と開演日に見に行きました、簡単な言葉でいうと、凄いの観ました!というしかないです。
ありがちに見えるストーリーの中で、偏見に立ち向かう、立ち向かえる強い信念を心に持ってる人々とその人たちが歌う強い歌。それだけでなく、人間の脆さとか、本来の素直さとか。ユニークな人たち”は「親から、社会から、“隠された”こと」に傷ついてる人たちだったわけで。彼らは自ら“バーナムの博物館”に見世物になりにやってきた。 「たとえ見世物になったとしても、障害者が自分の仕事に誇りを持ってそれをしているならそれを奪う権利は誰にもない。
外野が「差別だ」とその仕事を奪ってはならない」
様々な人間らしさが詰まった、感動しないわけない作品でした。
最後に「貴方は居場所を家族をくれた」の言葉ですごい泣きました。
ミュージカルとしてもすごいし、人間としての成長模様とか、少しの恋愛模様。それらがバランスよく噛み合っていって、何回も見たくなりました。
特に歌が、頭から離れない…はっきり言って中毒性あります(´∀`)見ててスキャットマンジョンを思い出してしまいました、亡きスキャットマンジョンに捧げたい映画です
心が躍る。
No.1ミュージカル映画!!
評価:★★★★★ 100点
予告編を観た時点で、傑作であることは間違いないと思っていたが、全編を鑑賞後、私は立ち上がって拍手を贈りたくなるほどの神の領域の作品であった。
この時代に、この年齢で、そして映画館でこの作品に出会えたことを心から感謝したい。
この作品を通して感じたこと
①魅了される音楽の力
まず冒頭の「The Greatest Show」が流れ出す瞬間から、心を鷲掴みにされ、監督、そして主演ヒュー・ジャックマンの映画という名のショーに引き込まれる。
この作品全ての流れる音楽がとても魅力的だ。それもそのはず『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞歌曲賞を受賞したコンビが曲を担当しているのだ。
個人的にお気に入りは、子どもから大人へと成長する「A Million Dreams」、酒場でヒューとザックコンビで歌う「The Other Side」、涙腺が崩壊した「Never Enough」、そして「This is Me」である。
②役者達の圧倒的な演技力
ヒュー・ジャックマンの偉大さを改めて感じる作品である。彼の芯のある歌声のかっこ良さに鳥肌が立ち続けていた。
もちろん演技力もヒューがレベッカ・ファーガソンの本物のショーに魅力され、上流階級・批評家に認められた瞬間の顔が本当に忘れられない。
そしてヒューを支える妻役のミシェル・ウィリアムズは女性の美しさを見事に体現化し、家族を愛し、包み込んでいて、彼女の一つ一つ言葉が凄く心に刻まれた。
たくさんの役者さん達が素晴らしくて、ここまで一人一人をベタ褒め出来る映画って正直ほかにない。
③物語の構成
物語は王道的なストーリーで、時間も105分と短く、テンポも良い。びっくりした点はショーの練習シーンを一切映していないこと。それは鑑賞者達にこの映画というショーを楽しんでもらう為ではないかと感じて、監督がより好きになった。努力している姿を見せないからこそ、カッコよく、そして美しいのだ。
キャラクターの心情も凄く上手く描けていて、主役のヒューと仕事パートナーザックの人生対比の描き方は見事。ヒューは底辺からの成り上がりだからこそ、上流階級が提示する本物のショーに惹かれ、そして溺れ、ザックは上流階級育ちだが、底辺の偽物といわれるが個性的で笑顔になるショーに惹かれていく。ラストの冒頭との繋がり、そして入れ替わりの歌唱は私の涙腺を崩壊させた。
この映画は1から話すと1時間以上話せてしまうので、
総評とし、改めて音楽の力の偉大さに気付く、私の中のNo.1ミュージカル映画である。
本国アメリカでは評論家から酷評されているようだが、それこそがこの作品の真骨頂。この映画はぜひ大きなスクリーンで観て欲しい、私はあと4回は観るであろう。
2018年映画はまだ1本しか観ていないが、すでにトップは決まった。オススメです。
音楽はずっと心に残る。けど、ストーリーは・・・
終始、音楽、ダンスはすごく引き込まれる。
映画が終わった後もずっと繰り返し聞いて、頭の中でそれぞれの場面を思い出す。
聞いていると体が動き出す!(踊れないけど 笑)
ただ、ストーリーはそこまで引き込まれなかった。
宣伝では「オンリーワンだから、一人一人が輝くんだ」って言うから、登場人物それぞれのネガティブな過去が掘り下げられ、そこから周りに認められていくようなものかと思ったらそんなことはない。
バーナムに見初められるがバーナムがもっと上の地位を欲して彼らはほっとかれる、むしろ粗末に扱われる。だけど、なんやかんやあって、凹むバーナムを彼らが受け入れる。
彼らの心の広さにちょっと感動。
まぁ実話を基にした話だからこんなものなのかもしれないけど、ストーリーの深みがもっと欲しかった。
ショーに出る彼らにもう少しスポットライトを当てて欲しかった。
ただ、歌とダンスはすごく好きなのでブルーレイが出たら買いたいかなー?
最高のショー
実在人物の光の部分を切り出してうまく仕上げてる
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