グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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歌劇好きな偽善者にオススメ
歌はカッコいい。説明や場面転換の手際もよい。
ただ話がおわってる。
「多様性を認めない社会への不満」が行動原理ではなく「成り上がるために奇抜なモノを」って気持ち一心で、障害者集めて見世物にし、儲かったら見捨てて、見た目の良いオペラ歌手と不倫して、バレて、組織の金スッて、ボンボンの部下に立て替えさせて、街から逃げて、サーカスまかせて隠居する主人公にイライラ。これで差別云々がテーマだなんて、差別する側の偽善者じゃなきゃ言えない。
そして恋愛シーンが邪魔。百歩譲ってやるとしても、この作品で「美人に一目惚れ」は絶対にダメでしょ。
どうせなら、不遇な人々深堀して、主人公も彼らに金儲けの道具以上の理解を示し、ラスト最高のショー1発で嫁の親や街の人々をはじめとする社会を見返す。
ってやつを見たかった。
曲に誤魔化されて、思考停止してる人多すぎませんか。
心鷲掴み!活力が湧いてくる作品!!
うーん
評価も高く、ララランドのスタッフ、レミゼのヒュージャックマンさんなので期待してみたのですがあまり自分の好みではなかったです。
音楽は素晴らしかったし、映画の始まりでいきなり歌い出したのは引き込まれたしワクワクしました。
ですが人種差別は良くないよ、とかみんな違ってみんな良い、とかそういうのが含まれてた気がして、自分はやるのであれば深くまで扱って欲しいかったので当たり障りのない展開にだんだんと冷めてしまいました。
とはいえ面白かったので見てよかったとは思います。
人にはオススメはわざわざしませんが。
凡作
音楽はとにかく素晴らしかった!
サントラも欲しくなる魅力たっぷりの楽曲ばかりだった!
OPから始まるミュージカル、これは凄い!楽しみ!という導入のテンション作りは上手い。
その後幼少期の出来事を曲になぞらえながら早送り。これもミュージカル映画としては良くあるしまぁわかり易くてよい。
問題はその後サーカスを作りはじめた以降から期待外れ度が加速。
主人公がフリークと呼ばれる人達と交流する場面は待てども待てども来ないし挙句には結局差別して閉め出し。しかもそれを恥じないし謝罪もない。あとほんとにとにかくSING実写版を見ているようだった。
SINGとストーリーの流れも殆ど一緒で会場が火事→野外でやろう!うーん、知ってた!って感じ
SINGも同じ人物をモデルにしているのかもしれないが似すぎていたしこっちの方が下手に人種差別を入れたから話も重たくて共感しづらい。
何よりラスト、ヒュージャックマンのあとすぐザック・エフロンが歌うとどうしても物足りなさがあって残念。しかも主人公はサーカスを人に預けて自分は引退?虫が良すぎるのでは?
なんだかモヤモヤ みんなほんとにこれでいいの?という作品
That’s an American dream!!!
どこかで見たことある内容、各登場人物に深くスポットを当てるわけでもなく、先が見え過ぎるほど分かりやすい展開ですが、いいんです、これで!
ララランドのほろ苦いエンディングは若者には分かりにくかったようですが、こっちこそ若い人達に見てほしい映画でした。
今まで移民モノとか、LGBTモノとか、人種差別モノとか、様々な名作を観てきたけど、結局テーマは「みんな違って、みんないい」でしょ?右へ倣えの日本人こそ、実は自分と違う人達に対して排他的だったりするから、若いうちからこういう感性を育てる必要があると思ってます。
泣きのポイントは色々あるけど、やっぱり曲そのものが持つ圧倒的なパワーに、心が震え続けた100分でした。
それにしても、最近コリン・ファースやヒュー・グラントとか、イケオジにハマりまくり(笑)。ヒュー・ジャックマンもちっとも三次元感がありませんでした。あー、眼福、眼福♡
素敵なミュージカル!
観た後の高揚感が気持ちのいい映画
映画が始まる瞬間から一気にテンションが上がった!事前にサントラを買い曲を聴き込んでいたのもあって、ミュージカル部分が始まると鳥肌が立ちました笑
話はわかりやすく悪く言えばありきたりな内容。
でもミュージカルパートではついつい手拍子や一緒に声をあげたくなる感じで本当に楽しい。
突っ込みどころも沢山あるし、深みが無いなどの批判も分からなくは無いけれど、個人的にはミュージカルは楽しい気分で気持ちよく終わる方が好き。
最も崇高な芸術は、人を幸せにすることだ
これを地でいってる映画だと思います。
なんと言っても音楽が素晴らしい
物語だけに着目してしまうと物足りないけれど、そこに曲が加わることでショーの華やかさが際立つ。ミュージカルらしさが前面に出ていたのではないかと思う。
物語としては、ザック・エフロン演じるフィリップ・カーライルは社会的マイノリティについて、ヒュー・ジャックマン演じるP.T.バーナムは幸せについてと二つの側面から描いていたのだと思う。言い方は悪いけど、バーナムにとっては地位確率のため、自分の幸せのために、あのショーを開いたに過ぎなかった。だから、最後は自分が見つけた本当の幸せに帰っていった。フィリップは社会的マイノリティの人々を無碍にできない優しさとそこで愛する人を持ったから地位を捨てた。その他にもリンドやバーナムの妻、劇の評論家、野次を飛ばした町人たち。
それぞれが自分の大切にしたい価値観のために強く生きた話なのかもしれないなと感じた。
その中で、随所に表せる音楽はどれも良くて、サントラ買いました。The Other Sideがとても好き。
十把一絡げなマイノリティー。
エンターテイメント
歌と躍りと映像と、非常に気持ちの上がる映画でした。
冒頭からヒュー・ジャックマンの魅力が発揮されてました。
所々に泣けるところも配されてましたが、こういうの見ると差別って根深いなとも感じさせられる。
今回はそういう差別を主題としたヒューマンドラマではないので、徹底したエンターテイメント性が秀逸。
ミュージカルにこんなに心揺さぶられるってのは最近になって知った自分の一面。
と同時に今あるエンターテイメントの極致、シルク・ドゥ・ソレイユなんかにも興味が湧いてきた。
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