グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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見応えありのミュージカル映画
貧しい生まれをものともせず夢を追い続ける主人公や、ハンディキャップをあえて武器に奮闘する団員の逞しさに感動した。努力し続け、夢を掴むアメリカンドリーム的思想はアメリカ映画らしいなと感じた。
夢を追っていくうちに身近にある大切なものを見失ってしまう主人公。遠くを見る余り、周りのものが見えづらくなってしまう時こそ、自分が本当に大切にしているものの再確認が大切なのだと感じた。
曲数も多く、どの曲も素晴らしい。スクリーンで聴く音声には圧巻。見応えがある。私は「ハイスクールミュージカル」を見て育ったので、大人になったザック・エフロンには感動した。流石の歌のうまさ。
マイナス点としては、周りの人がいい人すぎるあまり、主人公に対する理解が良すぎる印象を受けた。140分映画にして、サーカスを軽視している主人公と1揉め、2揉めあっても良かったのでは。
最高のミュージカル映画
マジョリティ派の喜ぶマイノリティ
評価も高くて凄く期待して見たのですが、私にはバーナム氏の自信家で刺激的な要素を好む性格がどうにも違和感が後に付いてしまってストーリーがやや薄っぺらく感じました。
ただ、「This is me」は涙が出るほど素敵な曲だった。あの曲を主テーマにしていたらこんなに荒さが目立つ内容にはならなかったと思うと残念でならない…
バーナム氏はあの生まれで他に何も失う怖さを知らないからこそ、一度きりのチャンスを次々とモノにしていくのはとても勇敢で妻子にも恵まれて良い人生を踏み出したにも関わらず、今の幸せを奪われたくない怖さに気づくのが遅過ぎたな〜というのと挫折したのにそのくらいで直ぐ持ち直しちゃうの?ってくらい軽くて性格がとっ散らかっていて感情移入が困難でした。
それに、りんごをくれた過去の恩人を思い出しフリークと呼ばれる人達を使おう!とアイデアが浮かんだってことでいいのかな?恩人だったのにそんな自分のアイデアとして消費しようとするなんて凄く怖い人だ…
バーナム氏がジェニーリンドに夢中になり、ほぼ捨てられた状態になってしまった団員達も何か訴えがあってもいいはずなのに、あろうことか団員達から手を差し伸べてバーナム氏を歓迎するのもなんでそうなっちゃうのかな〜って違和感ありまくりで、彼らのこれまでは酷いものでもプライドくらいは見せて欲しかったな。
やはり、マイノリティ派の主張を作品に取り込むのが如何に難しく繊細なことなのかがこの作品を通して分かった気がします。
マイノリティ派の意見は本当に主張しても世間に届かないんです。そしてこの作品はマジョリティ側が満足する様なマイノリティありきの作品でした。バーナム氏が楽しく刺激的な要素を好む様に消費していったマイノリティ側を好むマジョリティ派に私たちもなっているのかもしれない、そういう部分に気付ける人がどれくらいいるか。
本音>建前
映画観ててご機嫌でした。
期待通りのショー
感動はしたけど…
当時のアメリカについて学んでからみるべき。
初日に見ました。ペーパームーンという映画でも歌われる バーナム&ベイリーワールドの世界を再現していて、大人気だったショーを楽しめるのが良いです。
映画の中の曲もダンスも秀逸。特にテーマであるThis is me. (これが私)が後世に残るほどの名曲。
アメリカ人はこの作品の時代について知っている為なのかほぼ解説がありませんが、奴隷解放前の時代から話が始まります。
そうしたアメリカの時代背景を少し調べてから行くと世間の風当たりや反応についてより理解できると思います。
この時代に、登場人物たちにいる場所を作ることだけでなく、幸せに生きていけるようにしてみせたこと、とても意義があると思います。
ただし脚本自体は⭐️は2.5くらいかもしれません。
面白かったです。
ミュージカル映画は苦手ですが
主人公の人間性を肯定できなかった
とても話題で評価も高かったため見てきました。
レティと歌姫の歌声は素敵でしたが、主人公やストーリーがイマイチ。
主人公が貧しく苦労した少年時代や、フリークスたちの描写をもっと丁寧につくってほしかった。
何より、私は最後まで主人公を肯定できませんでした。主人公の人間性がたまらなく不快だった。
金儲けのためにフリークスを集め見世物にしたあげく、ある程度金を得たらフリークスたちを差別。「みんなに愛される」や「みんなが君に敬礼する」というような文句で、コンプレックスを抱えるフリークス達をその気にさせるけど、そんな言葉は本心でもなんでもなく口車に乗せただけ。クズな詐欺師にしかみえなかった。人の心をなんだと思ってるんだ。ゼロから始めたメンバーや家族をおざなりにするあたりも不快。歌姫に迫られても家族を愛して踏みとどまったところだけは評価できる。
良い人では成り上がっていけないのだろうと思うと、ある意味この主人公はとても現実的ではあるけれど、最終的に周囲が彼を肯定しているのは非現実的。フリークスはもっと怒っていいし、あの上流階級出身の相棒が見出した誇りを持てる仕事に出会えた喜びとやらも描写が雑。酷評してた記者も何故慰めにきたのか。違和感があった。
まぁそもそも私は人の誠実さを重視するタイプなので、主人公が失業後に家族がいるのにまともに働かず奇想天外なことを始めた時点で「コイツはだめだ」と思ってしまっていました。とにかく感情移入は無理でした。誠実で真面目であることが大切だ、地道に努力することが大切だ、と思っている人にはオススメできません。
乱文失礼しました! 。
ララランドが大好きで…
ララランドが大好きなので、ララランド スタッフが贈るという予告を見たものの、何か違和感覚えていた。きっと歌はいいに違いない。と思い、劇場に行った。
何故バーナムに焦点を当てた?まるで感情移入できない。もっと劇団員達に焦点を当てて欲しかった。アン達のロマンスは良かったが物足りない。
100分程では少し詰め込み過ぎではないかという感じ。もう少し丁寧に時間をかけて描いてくれればより良かったかも。音楽も出演者のパフォーマンスいいのに勿体ないという思い。
スゴイ感動〰️した‼️
圧巻の音楽
口八丁に手八丁に相手を抱え込み、どんどん自分のペースに無理やり乗せ...
口八丁に手八丁に相手を抱え込み、どんどん自分のペースに無理やり乗せて”夢”への光に上り詰めていく。芸術?倫理性?んなもん知らんわ、観客が楽しんでるだろ?なら関係ないんだよ
この映画はまさしく劇中のP.T.バーナムの如くミュージカルの恩恵を120パーセント受け、最初から最後までクライマックスで駆け抜けていきます
散々言われているフリークスの扱いですが、この映画に出てくる登場人物の人物の「あなたがペテン師だと分かっていたけど〜」の部分で十分、P.T.バーナムは自分勝手に周りの人物を巻き込んでは振り回りしていく暴虐な人物として描かれているし、まぁこの映画がそういう批判性を含んだ映画ではないと察しがつくので、ここは身を任せてひたすらミュージカルのエンターテイメントを浴びるというのがいかがか?
だってシナリオはガバガバだけど、音楽がとても良かったのは事実ではあるんだし
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