グレイテスト・ショーマンのレビュー・感想・評価
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素晴らしいエンターテイメント!
最近はすっかり「X-MEN」色が濃くなっていたヒュー・ジャックマンだが、否が応でも名作「レ・ミゼラブル」を思い出させられました。
その素晴らしい歌唱力、すっかり忘れていましたね。
ショウビズの色鮮やかな世界にある光と影、物語としてはよくあるサクセスストーリーなんです。
しかしその予想がつく展開なはずなのに、次の瞬間瞬間にとても目を奪われてしまうのです。
正に綱渡りのような世界をとてもうまく表現しており、次のカットには今見ている幸せが壊れているのでは無いかと、観ていて気が気でないのですね。
ここら辺は脚本の妙で、駆け抜けるような半生を描く為、あえて落ち着いて考える隙を作らなかったのではないでしょうか。
最初から最後までずっとスピードを落とさない展開、その中でもしっかりとある緩急、見事としかいえない演出とカメラワーク、そして何より一つ一つ魅了する楽曲、「心踊る」とは正にこの事でしょう。
観ていてこれ程ワクワクしていた作品はいつ以来でしょう、ミュージカル作品としてエンタメとしてこれ程完成された作品はそうない事と思います。
私には素晴らしいとしか言いようがありませんでした、この夢のような時間を是非劇場で体感してみてください。
人類の祝祭
心踊るミュージカル
最高です
見れば良さがわかる
感情があふれてきて、演技では収まり切れなくなって歌い踊りだす。そんなミュージカルの醍醐味みたいなものをストレートにぶつけられた気がする。ミュージカルの一番の見せ場は歌と踊りの場面だが、そのどれもが素晴らしい。ある時は力強く、ある時は優しく、夢や決意を歌い上げる。どの曲もまた聞きたいと思わせるほど良かったが、圧巻はキアラ・セトルの「This is Me」であろう。この曲のエモーショナルな力強さは特別である。
正直な所、差別などをテーマにしたストーリーにはあまり共感することはなかった。「ラ・ラ・ランド」の方が、個人的にはグッとくる内容であった。ただこの映画は、1曲1曲が圧倒的に魅力的である。ストーリーは別にしても何回も見たいと思わせる映画になっている。
色んな立場の人が共感できる構成
開始15分で泣いた笑
見た目、容姿がおかしいと言われる人たちがショーに立つところが…なんてかっこいいんだと思った。ワンピースの仲間集めのようなね。
そして主役はナポレオンの一生だけども、最後はハッピーエンドで締める。間違いもあったけれども知らぬ間に人を救っていたその情熱。
虐げられて生きてきた者、上流階級たち、夢を追い続けた男、妻、子供。
沢山のセオリーをしっっかりと描き、音楽とダンスで高揚させる。
企画力、構成がちゃんとしすぎてもうスゴイ。
日本の芝居を観て悩む事があるけど、これだよ!っていう王道を教えてくれた作品。ひねるなら王道を観て、ひねるべし。でも超王道。かっこいい。
ヒューのミュージカル最高!
構想年月が長いだけあって大人から子供まで、凄く楽しめる作品でした。ザックの歌声は久々に聞けて嬉しかったです。(ハイスクールミュージカル以来、ではなくヘアスプレー以来‼笑)
現在、やっとダイバーシティとか言われる世の中になってきたけれど、バーナム氏はサーカスを作り上げて、最先端いってたんだな~。
(単なる陰気な見世物小屋とは全く異なる)
日本人ダンサーも出ているらしいけれど、パンフレットにも取り上げられてなく、残念。
また、あの歌声ききたいから、サントラ買いたいと思います。
どこか、マイケル・ジャクソンやクイーンやレディガガを思わせる音楽とダンスシーン、ヒュージャックマンが凄くカッコ良かったです。
ミュージカル映画嫌いでもイケる!
グレイテストショーマン観ました。序盤の空想、ヒューのキラキラ輝く目...
ストーリーではなく歌とダンスメイン
もともとミュージカル映画は好きでたくさんみているほうですが、このタイプの純粋に細かいことを考えずに楽しく見られるタイプです!
去年公開されたララランドのようにすこしチクッとする感じのお話展開ではなく、ただただ煌びやかで、明るくて、人を楽しませる!魅せる!ということを第一にしてる映画だと思うので、ストーリー性や、その時代背景に合わせたり、実在したP・T・バーナムという人物の人生を忠実に再現したかと言われるとそうではありません。
意見は別れますが、ストーリーに重点を置かず歌やダンスを楽しむといいと思います!
歌やダンスは本当に1級品だと思います。豪華絢爛で本当に画面から飛び出してきそう!!映画の最中に拍手したくなるくらいです(笑)
個人的にはザック・エフロンとゼンデイヤの歌のシーンはうっとりしてしまいました。
スパイダーマンホームカミングのゼンデイヤとはイメージ違いすぎて驚きました(笑)
映画が始まる1秒目で惹き付けられると思います。
最初から最後まで飽きずにただただ圧巻でした。私にとっては忘れられない作品になりそうだし、何回でも見たいですね!!
偉大なるショーマン!
実在した伝説の興行師、P.T.バーナムが仕掛けた「偉大なるショー」の映画化作品。豪華なセットやド派手なパフォーマンス、見事な歌唱と構成力で、全く飽きることなく鑑賞できました。やはりヒュー・ジャックマンの魅力が炸裂!躍動感のある演技と踊り、迫力のある歌唱など、見事に才能を発揮していました。個性的なキャラクター達のパフォーマンスも素晴らしかった。ヒューと最後に交代したザックは比較されてるようで可哀そうでしたが、しっかりと好感の持てる演技でした。個人的にはミュージカルって苦手で、「ララランド」も好きじゃなかったんですが、今作は素晴らしかったです。
アメリカの批評家たちは、今作に好意的な意見が少ないみたいですね。P.T.バーナムの史実と違うとか、人物描写が薄いとか...そんな否定的な意見を吹き飛ばす様な観客動員と興業収入、そしてサウンドトラックのヒットが、観客の素直な感動を感じさせて、痛快でした。批評といい、アカデミー賞にも楽曲しかノミネートされていない事実といい、ちょっと違和感がありますね。実際、授賞式では歌のパフォーマンス(これだってオールキャストでやらせてあげてもいいと思うのだが)があって、賞獲りか!?と思わせておいて逃すし。何らかの悪意を感じてしまう...。
宣伝文句の「ララランド」のスタッフが...っていうのは無用。個人的には、こちらの方が断然楽しめました。ただ、「ララランド」の音楽制作チームが手掛けたオリジナル音楽は非常に良かったですね。時代背景を踏まえたオールド・タイマーなものではなく、現代的な曲やアレンジが見事な抑揚を生み出していました。それってある意味、定石破りなのかも知れないが、非常に良かった。サントラ、すぐに聴きたくなったもの。
今年度最高に楽しめるエンターテイメント作品です。
主人公の物語ではなかった!
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